日経平均先物 SQ前後の急騰急落はこうして起きる
こちらは7月12日SQ当日が終了した 時点の日経平均の日足ですこの青い線で 囲っているところがSQの週の部分になり ます7月の8日から9日10日11日 そして金曜日12日という足になってい ます7月の9日に3月の高値を抜きまして そして10日11日と最高値を3連続で 更新そしてここでSQになりましてその ままその日下がって終わったという結果に なりましたこのようにSQの前後で大きな 急と急落が起きるという場面だったわけ ですけれどもどうしてこういうことが 起きるのか考えてみたいと思います こんにちは先物トレード研究所ですこの 動画では徹底解説としましてSQ後の頭 急落はなぜ起きるのかということを考えて いきますこちら左側の図毎日の解説動画で もえ使っているものですけれども日経 225のオプション7月切りの縦玉残高で 7月10日時点のものです7月10日と 言いますとこちら先ほどの日経平均の日足 の図の拡大したものですけれどもここの 部分になります高値を更新して2日目のの 高値更新をした日の縦玉残高の結果がこれ になっていますここでまず注目はコール オプションの状況です盛にコール オプションが決済されているということが 分かりますこの赤い線が前日の縦玉で グレーの棒グラフが当日の縦玉ということ で赤い線が飛び出てるところは決済された ということを意味していますつまりこの日 相場がドンと上がってしまいましてコール コールのオプションがえあちこち決済され たということが分かっていますここで コールオプションの決済というのはどう いうことか考えてみますコールオプション はこちら縦玉ですので買ポジションと売り ポジションどちらも存在していますコール ポジションの決済のうち買ポジションを 決済した人というのはイザマネーのコール オプションの買ポジションの決済というの は利益になっいますので利益確定をした人 たちがたくさんいたということになります ところが売りポジションを決済した人も 同じ数だけいることになります売り ポジションを決済した人はどういうことに なったかと言いますとそれは損切りをした ということになりますここまで相場が 上がってきてコールを売ったまま持って いることが耐えられなくなって損切りした ということになります損切りしてしまった 人たちはもうそのと相場に影響を与える ことはまそのポジション自体はなくなって しまってますのでないんですけれども注目 は残ったポジションですこちらえコール オプションがまだ大量に残っていますこれ は買ポジションだけが残っているのでは なくて売りポジションも同数残っています なぜ売りポジションがこんなに残ったまま になっているのかということですけれども それは損切りしたくてもできなかったその まま損が増えても構わないと思ったなど 色々あるとは思いますけれどもイザマネー のオプションというのはなかなか決済が できないという状況になりますそれはどう いうことかと言いますとコールオプション を買って持っている人は相場が上がって いる時にわざわざ決済する必要はないん ですね買ポジションの人が決済しない間は 売りのポジションは残りますので売り ポジション を買決済してもらと思ってもそんな高い コールオプションを買ってくれる人は なかなかいないという状況になりますので 決済そのものが難しいという背景があり ますコールを売っている人が相場が上がっ てきていてもうすぐSQだという時に何が できるでしょうかということを考えてみ ますまずやりたいのは決済ですですけれど もこれは板が薄いと言いますかイザマネー のコールオプションを買ってくれる人と いうのはなかなかいないんですねという ことで決済は実際には難しいという状況 ですそして2つ目ですけれどもコールを 買ってしまえばいいかとま実どこのコール を買うかというのはありますけれどもただ コールオプションを買うと言っても値動き はなかなかオプション激しいですし本当に それでうまいこと損切りができるかと言う とちょっと怪しくなりますそして3番目の のやり方としては先物を買うということが ありますこれは確実にほぼ確実に損切りが できることになりますそれ以上相場が 上がっても先物を買ってあれば全然問題が ありませんということでこれらのコール オプションを売っている人たちはあまりに 相場が上がってきてこのままSQだとなっ た時には先物を買うことでコル売りの 手当てをしますつまり損切りのようなこと を行います先物を買いますので先物が 上がります先物が上がりますとコール オプションを売ってる人はさらに耐えられ なくなりますのでまた先物を買います先物 を買うと先物が高騰しますこちらは日経 平均先物の値動きを示したものです7月 10日こちらはこの右下にあるのは先ほど 見た日足の日経平均の日足ですけれども これは昼間でえ動きが止まってしまいます ここから翌日まで根が飛んでいます窓を 開けるということになっていますけれども 実際にはこの間先物が動いているという ことです7月10日の16時半から先物が 動き出しますご覧のように先物はどんどん 上がっていきますこれは私がそう思って いるということなんですがコールを売っ てる人たちが先物を買うしかなくなって いるという状況だと思いますそして実際に 値段がどんどん上がっていきましてえ7月 11日の朝 4万2300円ぐらいこの辺りでしょうか でえスタートしましてま結果的にこのよう な陰線の足ができたとというように先物が 高騰したというのがその夜間の動きになっ たわけですけれどもそしてその翌日SQを 迎えることになりますSQの当日というの はオプションは全決済されてしまいます これはこのSQの全決済そのものは実際の 市場の値動きには影響しませんその価格 そのもので売買が行われてしまいますそう しますとここで買った先物というのは残っ てしまいますのでSQと同同に決済して しまわないと話が合わないと言いますか そのためのものですのでSQの時に手当て として買った先物は決済をする動きが発生 しますまそこは自由意思なんですけれども 決済したくなると言いますかこの オプションの追として先物を買いましたの でそのオプションがなくなってしまったん であればそのために買った先物は決済して おかなければならないといういうことに なりますその結果そのSQの日に先物相場 を含めて現物相場も一緒に下落したという のがこの時起きたストーリーだと思います こういう動きが起きたと思っています けれどもここでご注意ですSQ前後で急等 急落が必ず起きるということを言っている わけではありませんこちらが先ほど示した SQの週ですけれどもじゃあ他の以前の SQの時はどうだったかというのを見てみ たいと思いますここが6月のSQの週です ここが5月のSQ4月のSQ州え3月の SQ州ということになっていましてこれに 見合ったような九頭急落というのは特に 起きていませんもうちょっと遡ってみます こちらが2月のSQこの時は確かに上がっ ているんですですけれどもSQの後に 落っこちていないんですねこちらが1月の SQの週ですここもSQに向けて思いきり 上がったんですが窓を2つ開けて上がった んですけれどもその後落っこちませんでし たもう少し遡って12月ですこの時はSQ に向けて下がって翌週に上がったという 動きをしていますこちらは11月そして 10月のSQということでここのところ そんなにSQで上がって落ちるまたは落ち て上がるここどえ落ちて上がるが1回あっ たようですけれどもあんまり特徴的な動き というのはありませんというようにむしろ SQ前後での筒急落が起きないケースの方 が最近は多い感じになっています今回の ケースは分配金演出で大量の売りが出る から下がるといういう予想が大方のところ での踏み上げ相場になりましたのでより 大きな特徴的な動きになったんだという風 に考えていますつまり分配金年始で大量の 売りが出るこれは盛に言われたことでえ いろんなプロの方がおっしゃってました けれどもそ皆がそう言っている時は実は 危ないということかもしれないなと思って いますただしSQ前後で相場がありやすい という印象は確かに私はそういう印象を 持っていますSQ前後で荒れた時は イメージに残りやすいということなのかも しれませんけれどもSQアノマリーという 情報を持っていますので過去実績を確認し てみることにしましたこちらは当 チャンネルで独自に調べました過去20年 分のデータの調査の結果ですSQの費用 中心に持ってきましてその全何日の時に どんな動きをするのかという調べ方をした ものですこれによりますとこの緑の矢印を つけたところですがSQの週の月曜日それ からSQの当日そしてSQの翌日つまり 翌週の月曜日ここは確かにボラティリティ が高くなるという傾向が見られますこちら は反転するかどうかを見たものですSQの 当時というのは対前日で反転する確率が 高くなっていますこの反転というのは引用 の反転を意味しています陰線陽線の反転と いうことですま簡単に言えばSQの当日は 前日に比べて前日まで上がってたら下がる とか前日まで下がっていたら上がるという ような意味合いで見てもいいと思います SQ当日は何か起点になるというような 傾向が統計上はやはりあります先ほど日足 で約半年分ぐらいを確認した通りここの ところ最近のSQ前後ではあまり顕著な 動きはなかったんですけれども久しぶりに 特徴的な動きが出たということになったと いうことだと思います以上SQ前後での急 と急落の仕組みについて解説してみました この内容は私はそう思っているという レベルのものですご参考になれば幸いです この動画が面白い役に立つかもと思った方 は是非チャンネル登録高評価をお願いし ますそれではまた次の動画でお会いし ましょう最後までご視聴ありがとうござい ました
2024年7月12日のSQ前後に起きた相場急騰急落について解説します。
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2 Comments
いつもありがとうございます。最近は先物主導で日経が大きく動きますね。GPIF、日銀、NISA、自社株買いとマーケットに流通している株が減少しているのでしょうか。
説明内容の明瞭さは勿論のこと、説明技術の高さ（動画資料のわかりやすさ）にも、敬服します。引き続きのご解説を、お待ちします。