レギュラーガソリン「182円」も… 全国平均「+7円」、約9か月ぶり高値に客は悲鳴「車ないと無理なのにキツい…」
高知県内のガソリン価格が高騰している中、8月1日から多くのガソリンスタンドで、さらに値上がりしています。レギュラーガソリンの価格が1リットルあたり「180円」を超えたスタンドもあり、利用客からは、生活への影響を心配する声が聞かれています。
(リポート 京面龍太郎 アナウンサー)
「こちらのスタンドでは、きょうから、レギュラーガソリンの価格が1リットルあたり180円を超えました。私たちにとっては、また『痛い値上げ』となりそうです」
石油価格の調査などを行う「石油情報センター」によりますと、県内の今週のレギュラーガソリンの平均価格は、1リットルあたり「179.1円」となっていて、8月に入った1日からは、多くのガソリンスタンドでさらに値上がりしています。
高知市北本町のこちらのガソリンスタンドでは、レギュラーガソリンの価格が7月31日から3円値上がりし、8月1日から1リットルあたり「182円」となっています。
店や石油の運送業者によりますと、値上げ前の7月31日は大勢の客が“駆け込み”で給油に訪れたため、高知市内の多くのガソリンスタンドで地下タンク内のガソリンが無くなり、タンクローリーで補充する光景がみられたということです。
値上がりした8月1日、利用客からは、生活への影響を心配する声が聞かれました。
(利用客)
「大変ですね。家庭にも仕事にも影響しますわね、ガソリン(価格)が上がるということは」
Q.車のガソリンの種類は?
「ハイオクです…(笑)」
Q.ハイオクだったら、余計…
「キツいですね、本当に思います…」
(利用客)
「私が持っている車が大きいので、(燃料タンクが大きく)“普通より痛い”というか、(価格が)上がれば上がるほど痛いので、止まってほしいですね、値上げは。(車は)絶対に使わんといかん物なので、そこ(ガソリン価格)を上げられたら、しんどいですよね。(車が)無いと無理なので、高知は」
県内のレギュラーガソリンの平均価格は、2023年10月下旬以降「179円台」が続いていましたが、今回の値上げで、およそ9か月ぶりに「180円」を超えることになります。