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    防災気象情報 山村武彦所長「避難のポイントは」線状降水帯の直前予測も【熊本】 (26/05/28 19:00)

    大幅に刷新された気象庁の防災気象情報について、28日は防災システム研究所の
    山村 武彦所長に取るべき避難行動について聞きました。また、線状降水帯の直前予測も新たにスタートします。

    【防災システム研究所 山村武彦 所長】
    「今までちょっと分かりにくかった5段階の警戒レベルを、より直感的に、迷わず
    行動できるようにしよう、そして、逃げ遅れを防ごう、というのが狙い」

    今回、大幅に刷新された防災気象情報では、これまで〈あるもの〉と〈ないもの〉があった『警戒レベル4』を『危険警報』という名称で統一。さらに情報そのものにレベルの数字を付けて発表されます。

    【防災システム研究所 山村武彦 所長】
    「注目されるのは『レベル4・危険警報』の新設。日本の気象警報の中で初めて
    〈危険〉という言葉を使った新語」「短時間に猛烈な雨が集中的に局所的に降るという状況が起こりやすい。(災害の)危険度が高まってきている」

    『レベル4・危険警報』のポイントについて山村所長は…。

    【防災システム研究所 山村武彦 所長】
    「避難指示発表の有無にかかわらず、住民自らが判断して危険な箇所からの全員避難を促すもの」

    取るべき避難行動については『レベル4・危険警報』までに避難を完了すること。

    「避難に時間のかかる高齢者などは『レベル3・警報』の段階での早めの避難が重要」と指摘します。

    また、線状降水帯の『直前予測』の発表も29日から始まります。

    気象庁はこれまで、線状降水帯が発生する半日程度前に予測情報を出していました。

    今回、観測と予測の強化により確度の高い直前予測を追加で提供。

    具体的には、線状降水帯が発生する2時間から3時間前を目標に予測情報を出します。

    これを、線状降水帯が発生した去年8月10日の状況に当てはめると、線状降水帯が発生した午後10時の1時間40分前、午後8時20分ごろには『直前予測情報』が
    発表できるとしています。

    【熊本地方気象台 格内 達雄防災気象官】
    「実際に線状降水帯が発生すると急激に災害危険度が高まり、外出が危険な場合があるので、周囲の状況を確認して適切な防災行動をとってほしい」

    線状降水帯の『直前予測』情報を〈避難行動のトリガー〉にして早めの避難を心がけましょう。

    こちらが今回、新しくなった防災気象情報と取るべき避難行動をまとめたものです。
    『レベル3』の警報が出されたら、高齢者などの避難に時間がかかる方は危険な場所からの避難を開始。『レベル4』の危険警報が出されたら、全員が危険な場所から
    避難してください。

    気象庁は、28日午後、システムの切り替え作業が完了したことを受け、新しい防災気象情報の提供を開始したと発表しました。

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