日経平均2,342円高・イビデンはストップ高|「ストップ高」って何?【けいざいノート】
2026年8月5日の東京株式市場は、日経平均が前日比2,342円高と大きく上げました。
主役はAI・半導体で、イビデンは値幅制限いっぱいのストップ高。何が起きたのかを、
「ストップ高」という言葉の意味とあわせて約2分で整理します。
▼日経平均株価(8月5日)
・終値 66,300円44銭(前日比 2,342円91銭高、3.66%高)の大幅続伸
・一時2,300円を超える上げ幅となる場面がありました
▼きっかけは前日の米国市場(8月4日 現地時間)
・NYダウ 54,085.88ドル(前日比 907.47ドル高、1.71%高)
・ナスダック総合 26,585.0(前日比 2.59%高)
・SOX指数(フィラデルフィア半導体株指数) 12,179.3(前日比 6.55%高)
データ分析のパランティアなど、AI関連の好決算が相次いだことが背景と報じられています。
▼東京でもAI・半導体関連が軒並み高(8月5日 終値)
・イビデン(4062) 20,330円(前日比 4,000円高、24.49%高)=ストップ高
・ソフトバンクグループ(9984) 5,958円(13.96%高)
・アドバンテスト(6857) 33,720円(8.77%高)=この1銘柄で日経平均を約500円押し上げ
・東京エレクトロン(8035) 58,550円(3.26%高)
▼イビデンが急騰した理由
前日8月4日の15時40分(引け後)に発表した決算が、市場予想を大きく上回りました。
・4〜6月期の営業利益 269億円(前年同期比52.4%増。市場予想の約210億円を上回る)
・4〜6月期の純利益 179億円(前年同期比40.8%増)
・2027年3月期通期の営業利益予想を900億円から1,270億円へ上方修正(前期比ほぼ2倍)
・純利益予想は840億円へ引き上げ
生成AIサーバー向けのICパッケージ基板の受注が想定を上回って伸びています。
あわせて、9月30日を基準日とする株式の2分割(1株→2株)も発表しました。
▼この回のことば:ストップ高
東京証券取引所には、株価が1日に動ける幅の上限・下限(値幅制限)があります。
値幅は前日終値の水準で決まり、イビデンの場合(前日終値16,330円)は上下4,000円。
8月5日はその上限の20,330円まで買われて取引を終えました。これがストップ高です。
行きすぎた急変動から投資家を守るための、取引所のルールです。
▼数字の読み方
・追い風:AIへの投資の拡大が、日本と米国の決算の数字で裏づけられたこと
・注意点:1日で2,300円を超える上げはかなりの急ピッチで、揺り戻しには注意も必要です
出典:東京証券取引所の市場データ(2026年8月5日 大引け)、米市場データ(2026年8月4日 現地時間)、
イビデン「2027年3月期 第1四半期決算短信」および業績予想の修正に関する適時開示(2026年8月4日)。
株価は Yahoo Finance のチャートAPI(大引け確定値)で確認。
※いずれも2026年8月5日時点の実績値・会社予想であり、相場の予想ではありません。
※数値は概数を含み、時期により変動します。
※特定の投資・売買をすすめるものではありません。投資の判断はご自身で。
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