震源の浅さが被害拡大の要因と専門家 ベネズエラ地震で188人死亡 死者1万人超の可能性も
英ダラム大学地球科学科のマーク・アレン学科長は25日、ベネズエラで発生した地震は震源が「比較的浅かった」ことが、甚大な被害につながった要因だとの見方を示した。首都カラカスとその周辺では2度の強い地震が発生し、多数の死者が出たとみられている。 ベネズエラの首都カラカス西方で24日相次いで発生した強い地震では、これまでに少なくとも188人の死亡が確認された。建物が倒壊して多くの人々が下敷きになるなど被害の全容は明らかになっておらず、数千人が死亡した恐れがある。今回のM7.5の地震は同国で1900年以来の規模となった。 ロドリゲス暫定大統領の兄弟であるホルヘ・ロドリゲス国民議会議長は、少なくとも188人の死亡が確認され、200人が下敷きになっていると述べた。負傷者は1520人、損壊または倒壊した建物は少なくとも250棟に上るという。 米地質調査所(USGS)は、予測モデルに基づく死者数の推計について、死者は数千人規模に達する可能性が高く、1万人を超える可能性も相当あるとしている。 行方不明者を追跡するために開設され、多くが国外にいる野党指導者がXに投稿したウェブサイトでは、日本時間26日午前2時30分時点で3万5000人超が消息不明として挙げられている。ロイターは全ての情報の真偽を確認できていない。 アレン氏は、今後数週間から数カ月にわたり余震が続く見通しだと警告した。
