<みちのくコカ・コーラボトリング × OMNIX GOLF プレゼンツ みちのくコカ・コーラレディース(1日競技)◇2日◇メイプルカントリークラブ(6,295ヤード・パー72)>
ネクヒロ優勝経験者の竹原美悠が今季出場5試合目にして初のトップ10入りとなる単独2位に食い込んだ。9ホールの短縮競技となるなか、2勝目には届かなかったものの、目標のひとつである「マイナビネクストヒロインゴルフツアーファイナル」進出には大きく前進。プロテストの悔しさをぶつけて、今後も上位進出を狙う。
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濃霧でスタート時間が変更になり「練習してから時間が経っていたので、最初は大丈夫かなという感じでした」。不安を抱えながらのスタートだったが、意外にもショットは好調。9ホールで4バーディ(2ボギー)を奪いながら「もう2つぐらいはチャンスがあったのでもったいなかった」と振り返るほどだった。
そんななかで悔いが残ったのが最終の9番パー4。「バーディでも優勝には届かないと思ってはいたんですけど、狙いにいって力みました」。2打目は狙いから大きく右に逸れ、バーディパットは14メートル。ここから3パットでボギーとした。
今年のプロテストは思いがけない結果に終わった。プロテスト1次予選の3日間で30オーバー、通過ラインとは27打も差があった。「(プロテストに対す)拒否反応出まくりですね。OBが出ても1回は大丈夫だと思っていたんですけど、次も同じ球が出て、次のホールもどうやっても同じ球で…」。曲がらないことが持ち味のはずのティショットでOBを連発。初日からゴルフは大荒れで、最後まで立て直しが効かなかった。
現在はいつも練習を見守ってくれる母の指摘で、アドレスの際、ボールに近づいて立つようになった。竹原が「これぐらい」と手に示した幅は15センチほど。「最初は全く打てなかったんですけど、だんだん慣れてきました、母はゴルフをするわけではないし、あまり言うことを聞きたくなかったんですけど、いつも練習も見ていて“遠いよ”と言われたので」。家族の力が来年のプロテストを見据える竹原を支えている。
父の転勤で5月に地元の熊本から広島に引っ越したばかり。それだけに熊本地震には心を痛めた。「事故があったイオンは休みの日に買い物に行っていた場所。いないからこそ辛かったです。水が出ないとかはあるみたいだけど、親せきや友人は無事でした」。プロテスト敗退直後に飛び込んできたショッキングなニュースだった。
残るシーズンでの目標には「優勝とツアーファイナル進出」を掲げる。最終戦に出場できるのはマイナビポイントランキング30位以内。今大会前の時点で竹原は91位だったが、今回の単独2位でジャンプアップは確実。プロテストで発揮し切れなかった実力を、この秋はネクヒロで披露する。
※マイナビ ネクストヒロインゴルフツアー(共催:株式会社マイナビ、株式会社ALBA、株式会社ALBA TV)は「将来有望な若手女子ゴルファーに真剣勝負の機会を提供して大きく羽ばたいてもらいたい」という思いから2019年に開始。26年は過去最多の18試合を予定。出場選手はポイントランキング、前回大会成績上位者、主催者推薦、QTランク、ファン投票などにより決められる。
