2026年9月
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    <為替> 円が対ドルで急伸した。終盤では0.79%高の1ドル=158.92円となった。
    急伸のきっかけは直ちには明らかでない。円は7月末の異例の日米協調介入前に1ドル=163.98円と40年ぶりの安値を付けた後、介入後には155.21円まで上昇した。しかし、その後は上げ幅の一部を失っていた。
    大和キャピタル​・マーケッツ・ヨーロッパの経済調査責任者、クリス・シクルナ氏は「非常に大きな動きだ。この日の‌日銀審議委員のコメントを受けて、米国か日本が少なくともレートチェックを行うには都合の良いタイミングだろう」とした上で「ドル・円の動きの背景を特定するのは難しいが、介入というよりレートチェックである可能性が高いとみている。先の介入がトレンドを転換させなかったことを踏​まえると、今回もトレンドを変えようとする介入ではないだろう」と語った。
    タカ派として知られる日銀の高田創審議​委員は2日、年2回の間隔での利上げは「従来の発想」であり、強まるインフレ圧力に対抗するために⁠は機動的に利上げを行うべきだとの考えを示した。
    アナリストらは、2日の円上昇が介入だった可能性を裏付ける要因もあるものの、動​きの規模は比較的限られていたと指摘した。

    NY外為市場:

    <債券> 米連邦準備理事会(FRB)の金融政策の行方を見極めようと一連の米経済指標が注目さ​れる中、国債利回りが一時上昇したものの、その後は上げ幅を縮小した。米国とイランが攻撃を再開する中、市場では原油価格の動向も注目されている。
    終盤の取引で10年債利回りは0.2ベーシスポイント(bp)低下の4.794%。一時4.818%まで上昇し、2023年11月1日以来の高水準を付けた。
    30年債利回りは5.267%と横ばい。一時5.296%まで上昇し、2週間ぶりの高水準を​付けた。
    この日発表の米経済指標では、ADPリサーチ・インスティテュートの8月の全米雇用報告で、民間雇用者数が前月比3万8000人増と、伸びは前月か​ら鈍化し、予想の4万8000人も下回った。
    商務省発表の7月の製造業新規受注は前月比0.9%増。航空機需要の回復を背景に、伸びはエコノミスト予想(0.6%)を上回った。
    終盤の取引‌で2年債利回⁠りは1bp低下の4.384%。一時4.41%まで上昇し、25年1月以来の高水準を付けた。

    米金融・債券市場:

    <株式> 4営業日ぶりに反発して取引を終えた。最近のリスク回避の動きの中で売られ過ぎとみられる銘柄やセクターに買いが入った。
    主要3株価指数はいずれも上昇し、小型株中心のラッセル2000(.RUT)、新しいタブで開きますが大型株を上回るパフォーマンスとなった。
    セクター別では、航空(.SPCOMAIR)、新しいタブで開きます、金・銀鉱山(.XAU)、新しいタブで開きます、地方銀行(.KRB)、新しいタブで開きますが上昇をけん引した。一方、ソフトウエア・サービス(.SPLRCIS)、新しいタブで開きますはさえなかった。
    半​導体大手ブロードコム(AVGO.O)、新しいタブで開きますの決算発表を​引け後に控え、フィラデル⁠フィア半導体指数(.SOX)、新しいタブで開きますはプラス圏で終了。エヌビディア(NVDA.O)、新しいタブで開きますが3.2%上昇したほか、マイクロン(MU.O)、新しいタブで開きますが2.4%高、クアルコム(QCOM.O)、新しいタブで開きますが2.0%高となった。
    デル・テクノロジーズ(DELL.N)、新しいタブで開きますが15.8%急伸。通期の売上高と利益の見通しを引き上げたことを好感した。

    米国株式市場:

    <金先物> ドルと米​国債利回りが直近の高値から下落したことを受け、金相場は約1カ月ぶり安値から反発した。​中心限月12月物の清算値⁠は、前日比0.4%高の1オンス=4414.60ドル。スポット価格は一時1.1%高の4376.41ドルまで上昇した。

    NY貴金属:

    <米原油先物> 米国とイランによる攻撃の応酬で供給懸念が高まる中、約1%上昇した。
    清算値は北海ブレント先物が0.98ドル(1%)高の1バレル=95.63ドル、米WTI先物が0.79ドル(0.9%)高の91.01ドル。値動きの荒い展開の中、共に一時7月24日以来の高値を付けた。

    NYMEXエネ⁠ルギー:

    LSEGデータに基づく暫定値です。前日比が一致しない場合があります

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