ダイソン初の口腔ケア領域の新製品「Camera Jet」。撮影:Business Insider Japan
高価格帯のハイエンド家電で知られるダイソンが、初めて口腔ケア領域に新参入する。
9月1日(現地時間)、ダイソンはフランス・パリにてプレスイベントを開き、歯ブラシとデンタルフロスの効果を同時に実現する新製品「Camera Jet」を発表した。
すでにオンライン注文を開始しており、北米価格は699ドル(約11万2000円)。日本でも9月2日に都内で発表イベントを予定していることから、国内発売もされる見込みだ。
2026年9月2日11時17分追記:日本でも正式発表され、直販価格は7万9800円(税込)。
現地取材では、高価な電動歯ブラシである一方、まだどのメーカーも実現していないような、イノベーションと言える技術を盛り込んだ製品であることが見えてきた。
ブラシ部分にカメラ搭載、歯のプラークを「飛ばす」
プレスイベントでスピーチする創業者のジェームズ・ダイソン氏。撮影:Business Insider Japan
「『CameraJet』は、カメラを搭載した初の歯ブラシであり、ジェットを備えた初めての歯ブラシであり、歯と歯の隙間を見つけ出し、磨きながらフロスができる初の歯ブラシだ」(ダイソン氏)
午前11時半、パリ市内のイベント会場に登壇した創業者のジェームズ・ダイソン氏は片手に歯ブラシを掲げ、歯磨きをしながら新製品を披露した。1947年生まれ、今年79歳とは思えないほどエネルギーにあふれた声で、単独のプレゼンテーションが進んだ。
歯磨きをしながらステージに現れたダイソン氏。撮影:Business Insider Japan
CameraJetは前例のない電動歯ブラシで、プレゼンテーションで説明されただけでも、さまざまなテクノロジーが詰め込まれている。
ユニークなポイントをまとめると、以下の6つがある。
電動歯ブラシ自体に、マクロカメラとライトを搭載AI画像認識を使って「歯の隙間」を認識充填されたマウスウォッシュ液を、「歯の隙間だけ」に精密に噴射する特殊な構造をした独自の「アンチグラビティタンク」によって、歯ブラシをどの方向にしても噴射できるカメラを通して、リアルタイムの口腔内の様子を見ることも可能洗浄液の再充填は専用充電器で可能
ダイソン関係者によると、参加者は約600人。各国のジャーナリストのほか、インフルエンサーも数多く招待されている。
会場には非常に多くの各国のインフルエンサーが参加していた。撮影:Business Insider Japan
会場にはインフルエンサー向けの撮影ブース(写真)も用意するなど、動画SNSネイティブなコミュニケーションを意識したイベント運営も興味深い。
技術的なユニークさはいくらでも掘ることはできるが、何より気になるのが実機の印象だ。現地ハンズオンでは短時間、触れることができた。
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ジェットの「パワー」に驚いたハンズオン
