Appleの発表イベント「Surprise and shine.」は数日後に迫っている。新しい「Apple Watch」や、同社初の折りたたみ式「iPhone」など、発表が見込まれる新製品についてさまざまなうわさが飛び交っており、折りたたみ式iPhoneの名称は「iPhone Ultra」となる可能性がある。
iPhoneについて1つだけ変えられるなら何を変えたいかを米CNETが読者に尋ねたところ、16%が「価格を下げてほしい」と回答した。しかし、これは実現しそうにない。むしろ、新モデルは大幅に値上がりすると考えておいた方がよい。
世界的な市場調査会社TrendForceが米国時間9月3日に公表したレポートによると、大幅な値下げどころか、値上げを見込むべきだという。同社は、続くRAM不足とハードウェアコストの上昇により、「iPhone 18」シリーズの価格が10~20%上昇すると予測している。
「256GBのProモデルでは、2026年第3四半期のメモリーコストが前年同期比で約400%高くなると予想される。Appleは他の部品について値下げ交渉を進めているが、そこで得られるコスト削減分では、部品全体のコストにかかる圧力を相殺できそうにない」とTrendForceは述べた。
AppleはRAM不足を受けて6月に一部製品を値上げしたが、iPhoneは対象外だった。しかし、9月のイベントで一部のiPhone 18モデルをこれまでより高い価格で発表する可能性がある。TrendForceによると、Appleは「比較的穏当な」価格戦略の一環として、価格上昇を抑えるために新モデルのコスト増の一部を吸収するとみられる。
では、具体的にどれほど高くなるのか。一部のアナリストは、折りたたみ式のiPhone Ultraが2000~2500ドル(約31万~39万円)になる可能性があるとみている。TrendForceの予測はやや高く、最低価格が2099~2299ドル(約33万~36万円)で、最上位構成は3000ドル(約47万円)を超える可能性があるとしている。同社にコメントを求めたが、すぐには回答を得られなかった。
そして、価格の上昇が大幅な改良につながるとは限らない。
TrendForceによると、Appleの次期iPhoneラインアップでは、大幅な性能向上は期待できないという。その代わり、AI機能を強化し、電力効率を高める高性能プロセッサー、改良されたチップ冷却技術、省電力ディスプレイの搭載が見込まれる。また、iPhone 18 Proモデルのメインカメラには「機械式可変絞り」が採用され、照明条件に応じた被写界深度の調整やダイナミックレンジが改善される可能性がある。
TrendForceの予測で特に大きなアップグレードとなるのは、折りたたみ式のiPhone Ultraが登場する可能性と、iPhone 18の上位モデルに搭載されるバッテリーの大型化だ。中でも「iPhone 18 Pro Max」は筐体が大きいため、バッテリー駆動時間が最も大きく改善する可能性がある。米CNETのPatrick Holland記者が2025年にスマートフォンのバッテリーをテストしたところ、iPhone 17 Pro Maxの駆動時間が最も長かった。そのためiPhone 18の上位モデルでは、現行モデルからさらに大きく向上する可能性がある。
この記事は海外Ziff Davis発の記事を4Xが日本向けに編集したものです。
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