2026年9月
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    ポガチャルのスロベニア人最年少グランツール勝利記録を更新したヤコブ・オムルゼルは「こういう日が遅かれ早かれ来るとは思っていた」と自信を伺わせた。マイヨロホのリードを拡大したマスなど山岳決戦を終えた各選手のコメントを紹介する。
    ステージ優勝 ヤコブ・オムルゼル(スロベニア、バーレーン・ヴィクトリアス)

    12km独走でグランツール初勝利を手に入れたヤコブ・オムルゼル(スロベニア、バーレーン・ヴィクトリアス) photo:CorVos
    (この勝利に)驚いてはいない。自分がどれだけ努力してきたか分かっているし、こういう日が遅かれ早かれ来るとは思っていた。ただ、もちろん初めてのグランツールでそれが実現するとは100%思っていなかった。自分がやったことをまだ信じられないけれど、今日は本当に調子が良かった。今もまだ元気だし、疲れてもいない。ただ、この瞬間を楽しんでいるよ。

    バーレーンは本当に素晴らしいチームだ。選手同士がとてもよく理解していて、完璧と言えるほど噛み合って走れている。「まるでプレイステーションをやっているみたいだ」と話しているくらいだ。やりたいことがそのままできる。逃げに乗ろうと思えば乗れるし、ペリョ(ビルバオ)やサンティ(ブイトラゴ)、他の選手たちと一緒に走れるのは本当に素晴らしい。すごく誇りに思っている。

    (タデイ・ポガチャルの記録を抜き、スロベニア人最年少のグランツール区間優勝者になったことについて)それはただの記録だよ。それ以上の意味はない。でも、いい記録ではあるね。

    ステージ2位 ウルコ・ベラーデ(スペイン、エキポ・ケルンファルマ)

    今日も逃げが決まるまでがとても難しいステージだった。最終的には複数のチームが多くの選手を送り込んだ大きな逃げ集団ができて、プロトンとの差を広げることができた。そこからは(最後から2つ目の1級山岳)ベレフィケまで力を温存するように走り、そこでとても良い感触があったので、ステージ優勝争いに加われると思った。

    ステージ6位&マイヨロホ エンリク・マス(スペイン、モビスター)

    マイヨロホのリードを拡大させたエンリク・マス(スペイン、モビスター) photo:CorVos
    今日はチームの走りに本当に満足しているし、みんなを誇りに思う。今日のステージを振り返っても、チームは完璧な仕事をしてくれた。(ログリッチたちにつけた)あの27秒は3週目に向けて本当に重要だし、その27秒を誇りに思っていい。

    (アタックする前は)自信があった。ただ、最後は登りが長すぎたね(笑)。でも問題ないし、楽しめたよ。5年前には逆方向からこの登りを走っていて、その時も良い感触だった。冬にはチームでここに2回合宿にも来た。本当にきつかったけれど、今回は少しだけ楽しむことができたよ。

    ステージ7位&総合3位 フェリックス・ガル(オーストリア、デカトロンCMA CGM)

    ガルとログリッチ、カラパスの3名がフィニッシュを目指す photo:CorVos
    マスは完璧なタイミングで仕掛けた。大会序盤からハイレベルの走りを見せ続けており、精神面でも落ち着いてマイヨロホを守っている。今日の目標はチームでハイペースを刻み、総合表彰台を争うライバルを振り落とすこと。結果的に、落車の不運に見舞われたオスカー(オンリー)を遅らせ、その目標を達成できた。だからチームとしては良いレースができたと思う。今日はとても暑く、厳しいステージだった。脚に疲れは感じているが、ここまで順調だよ。

    マイヨプントス ワウト・ファンアールト(ベルギー、ヴィスマ・リースアバイク)

    逃げに乗り、中間スプリントだけでなくカテゴリー山岳もトップ通過したワウト・ファンアールト(ベルギー、ヴィスマ・リースアバイク) photo:A.S.O.
    今日は良い1日だった。大人数の逃げ集団に入ることができたので、中間スプリントではあまり脚を使わずにポイントを稼ぐことができたし、山岳賞のポイントもいくつか獲得できた。力をうまく配分できたと思う。

    第2週に入って調子はかなり上がってきている。僕はプロトン全体に疲れが出てくる頃になると、むしろ調子が良くなることが多いんだ。今のところ今回もそんな感覚があるので、このまま続けていければいいね。

    オムルゼルについて話すバーレーン・ヴィクトリアスのボルト・ボジッチ監督

    1級山岳でベラーデを引き離し、単独先頭に立ったヤコブ・オムルゼル(スロベニア、バーレーン・ヴィクトリアス) photo:CorVos
    (6月の)スロベニア選手権が終わった後、ヤコブをブエルタに出場させる話を始めた。山頂フィニッシュが多く、彼の特徴に合うステージがたくさんあったからね。年齢を考えると、彼にとって負担が大きすぎるかもしれないという不安はあった。でもブエルタには良い状態で入り、それを序盤から示してくれた。どこかのステージで何かを成し遂げ、驚かせてくれる可能性はあると思っていたけれど、あくまで1日1日を大切に進めてきた。

    チームとして誇りに思えるし、何よりヤコブを誇りに思う。チームとしてすべてをうまく進め、噛み合わせることができた点も誇りに思う。本当に素晴らしいよ。信じ続ければ、いつかそれを実現できるんだ。

    text:Sotaro.Arakawa
    photo:CorVos, A.S.O.

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