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    公開
    2026年09月04日 17時39分

    著者

    林裕也

    林裕也

     くら寿司は9月4日、「ちいかわ」コラボキャンペーンの第2弾を開始した。税込3000円の会計ごとにオリジナルの湯呑みをプレゼントする施策だが、SNS上では配布開始前の3日時点でフリマアプリ「メルカリ」に湯呑みとみられる商品の出品があったと指摘する投稿が拡散している。

    配布前の湯呑みの出品を指摘するX投稿

     実際にX上では、こうした出品を指摘する投稿が複数見られる。中には、コメント欄で「配布前なのに頂いてるのおかしい」といった声が相次ぎ、出品者が「頂き物です」と釈明しているものもある。

     配布が始まった4日時点でも、記者が確認したところ、メルカリには湯呑みの出品が多数あった。中には、店舗の営業時間前とみられる時間帯の出品もあり、コメント欄には「ほとんどのくら寿司はまだ営業時間前だと思いますが、どの店舗でご購入されましたか?」と入手経路を尋ねるコメントが付いていた。

    メルカリに並ぶ第2弾コラボ湯呑みの出品。4日時点で多数確認できる

    購入者から入手経路を尋ねられていた湯呑みの出品。すでに売り切れている

     同社のちいかわコラボを巡っては、8月21日の第1弾開始直後から同様の騒動が続いている。オリコンニュースなどの報道によると、皿5枚で1回遊べるゲーム「ビッくらポン!」の景品として全5種のフィギュアなどを用意していたが、複数回当たってもフィギュアが1つも出ないとする投稿がSNSで続出。一方でフリマサイトには開始直後からフィギュアの大量出品が相次ぎ、従業員が景品を抜き取って転売しているのではないかと疑う声も上がっていたという。

    メルカリで多数確認できるコラボグッズの出品

     第1弾の際にも、X上ではメルカリの出品を巡る具体的なやりとりを示すスクリーンショット付きの投稿が確認できた。あるコラボグッズの出品ページでは、購入者側からの指摘に対し、出品者が「くら寿司の店員ですよ^_^」と書き込んでいた。店内飲食や持ち帰りなどを挙げて「色々な方法でお金を課金しましたよ」(原文ママ)と説明しており、臆測の拡散につながっているようだ。

     父親が店長だと説明する出品者がいたという投稿などもあるが、いずれも実際にくら寿司の関係者であるかは確認できていない。

    くら寿司の店員を名乗る出品者とのやりとりを示すX投稿

     第1弾の騒動を巡って、くら寿司は2日、「お客様ならびに関係者の皆様に多大なご心配をおかけしております」と謝罪する文書を公式サイトに掲載した。ビッくらポン!のコラボグッズについて、不適切な取り扱いを指摘するSNS投稿があるとし、事実関係の調査を進めているという。

    くら寿司が公開した謝罪文書(出典:くら寿司の発表資料より)

     同社は景品の管理について、社内規定に基づき原則として鍵付き倉庫内で保管し、複数名での開封・補充や担当者の明確化といった措置の上で管理しており、「不適正な取り扱い・取得は一切容認しておりません」と強調。

     調査の結果、不適切な行為が判明した場合には、該当者への厳正な処分および法的措置も含めた厳格な対応を行うと表明した。併せて、グッズの提供数と在庫数の照合・管理体制など、管理ルールのさらなる厳格化にも努めるという。調査結果と今後の対応は、事実関係が明確になり次第、改めて公式サイトで報告するとしている。

     ITmedia NEWS編集部はくら寿司に対し、調査の状況などを問い合わせている。回答が得られ次第、改めて報じる。

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