2026年9月
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    東海から東北まで、広い範囲で線状降水帯発生の恐れがありますが、東京23区や多摩地域で発生すれば2021年に気象庁が発表するようになってから初めてです。

    関東・東海・東北で線状降水帯恐れ

    東京・北区

    草薙和輝アナウンサー
    「時刻は午後8時半です。一部で避難指示が出ている東京の北区、こちら赤羽駅前、このあと雨が強くなるのを心配してか、家路に着く人の姿が多く見られます」

    夜になって、雨が強まってきた東京。あす月曜日にかけて、警報級の大雨になる恐れも出てきています。
    さらに雨が激しくなる前に、東京北区では住民に対して避難指示を発令し、避難所も設けています。

    神奈川県の三浦半島では―。

    三浦市

    齋藤尚ディレクター
    「午後4時15分、三浦市の城ヶ島です。かなり雨が強くなってきました。ご覧のように遠くに見える風車もかなりはやい速度で回転しているのが分かります。風がかなり強くなってきました。雨もこの風に煽られて横殴りの雨となっています。先を見ましても雨で白く見えています」

    強い風と雨で、歩くのも大変そうです。

    雨の範囲と強さ

    南の海上にあった雨雲は、午後、関東南部にかかり続け、都市部にも激しい雨を降らせました。

    「午後4時前の横須賀市内ですが、かなり風が強くなってきています。それと同時に雨も徐々に強くなってきています」

    池田悠樹ディレクター
    「午後6時の横浜市戸塚区です。この時間になって激しい雨が降ってきました。きょう1日雨が降っていたんですが、この時間になって雨が重たくなっています」

    横浜市

    雨が強まる中、人々は横断歩道を小走りに渡っていきます。

    山田直喜ディレクター
    「午後5時の横浜市中華街です。雨が強く降り始めました」

    中華街で夕食を食べたという観光客。予定を早めて、これから静岡の浜松市まで帰ると言います。

    観光客
    「日帰りで。もうちょっと雨、小雨かなと思ってたぐらいで」
    Q.これから急いで帰る?
    「はい」

    金子友広ディレクター
    「千葉市、JR蘇我駅です。次第に雨が強くなってきました。駅から足早に帰宅する人が多く見受けられます」

    千葉・中央区

    先月の千葉豪雨で、約4000人の帰宅困難者が発生したJR蘇我駅周辺にも雨は降り続いています。

    帰宅途中の女性
    「(前回の豪雨の時)出かけていたんですけど、電車止まって帰れなくて泊まることになったので、とにかく早く帰ろうと思って」

    雨の予想

    気象庁は、「線状降水帯半日前予測」を発表。東京都、埼玉県、神奈川県、千葉県、群馬県、栃木県、茨城県など、1都12県で、今夜からあす月曜にかけて、線状降水帯が発生し、大雨災害が発生する危険度が急激に高まる恐れがあるとしています。

    これは伊豆諸島の八丈島に設置されたカメラの映像です。午前5時前、まだ暗い中、激しい雨が降り続いています。路面を見ると、雨だけでなく、強烈な風が吹きつけていることが分かります。時折、稲光が走る様子も―。

    八丈島

    画面奥の海の様子を見ると、堤防にぶつかった波が高く上がっていることがわかります。

    八丈島

    伊豆諸島の八丈町付近では、午前6時40分までの1時間に約110mmの猛烈な雨が降ったとみられ、「記録的短時間大雨」の速報が発表されています。

    島内を流れる川は、大雨の影響か、茶色く濁っています。

    八丈島の川

    撮影者
    「すぐ近くに川があるんですね。普段は山からのちょろちょろっとした雨水とかが流れている程度なんですけど、濁流になるのはちょっと今回初めて見たんで」

    きょうは東海地方でも、雨脚が強まり…

    新田修記者
    「三重県尾鷲市です。叩きつけるような雨が降っていまして、車が通るたびに道路では水しぶきがあがっています」

    激しい雨が降り続く、三重県尾鷲市。12時間で200mmを超える大雨となっています。

    24時間に予想される雨の量

    あす月曜日、夕方までの24時間に予想される雨の量は、多い所で、東海地方300mm、関東甲信地方250mm、東北と近畿地方200mmなどとなっています。
    線状降水帯が発生した地域は、この雨量よりもさらに増える恐れがあり、注意が必要です。

    側溝転落の小2男児“間一髪”救出

    雨が降り続いた鹿児島では、あわやという事故も起きました。

    鳥羽諭史ディレクター
    「4日午後、小学校低学年とみられる男児は、この辺りで側溝に落ちました。当時は、このロープも設置されていなかったといいます」

    鹿児島市

    近所に住む女性が異変に気付きました。

    近所に住む女性
    「男の子が、声のある限り泣いて下を通ったから、『どうしたの』って聞いたら『兄弟が流された』って。双子の子、双子でお兄ちゃんだったみたい」

    女性が道路に出ると、同じように異変に気付いた人たちが集まっていたといいます。

    鹿児島市

    近所に住む女性
    「そこにいたよ、3人くらい。通りかかりの人だったと思うよ。それで後から、あっちこっちからいっぱい走ってきた。あれ(フタ)を外して中に入ったけど、下は真っ暗だから、ロープを貸してあげて、電気(懐中電灯)を持って行って」

    当時、側溝は増水していたと見られ、そのまま川まで流されてしまう恐れもありました。

    近所に住む女性
    「カーブになっているところに引っかかったんでしょうね。そこからほらロープで引っ張り出して助けて」

    翌日、流された男の子の母親が訪ねてきたといいます。

    近所に住む女性
    「『助けた人わかりませんか』って、行きずりで知らない人だったから。きのうお母さんが言っていたけど、カバンが重たくて滑ったって」

    消防によると男の子は軽いけがをしたものの、命に別状はないということです。

    千葉豪雨から3週間…“水没車”も避難

    秋雨前線

    今回の大雨の原因の1つとなっている台風24号は、あす月曜日午後には日本の南で熱帯低気圧になる見込みです。しかし、周辺の温かく湿った空気は北上した秋雨前線に流れ込み続け、さらに前線の活動が活発になる恐れがあります。

    雨の予想

    今後の雨の予想を見ると、関東や東海はあすの朝にかけて大雨が続く恐れがあり、今夜、寝ている間に状況が一変している可能性もあります。まさに月曜日の朝、通勤・通学の時間帯は土砂降りになりそうで、都市部では道路の冠水など厳重な警戒が必要です。

    先月の豪雨で甚大な被害が発生した千葉市では―

    並木万里菜アナウンサー
    「こちらのアンダーパスはレベル4大雨危険警報が発表された段階で、通行止めにするということです」

    千葉市

    このアンダーパスでは3台の車が水没し、うち1台に乗っていた男性が閉じ込められて死亡しました。

    雨が降る中、こちらの飲食店も対策に追われます。

    居酒屋 華福 谷口海 店主
    「こうして、何個も水嚢を重ねて。水嚢で下の隙間が少なくなるっていうのを調べたので、こうやってボーンボーンと置くことによって下の隙間を埋める。侵入してくる隙間を埋めて」

    浸水対策

    徹底した浸水対策をするのは、切実な理由が。

    先月の豪雨で、店があるJR蘇我駅周辺は冠水し、深いところは腰の高さまで水嵩が上がりました。浸水してきた時、店は営業中で、まだ食事をしている客もいたと言います。

    谷口海 店主
    「車が前通るたびにその車の波がそのまま店内にわーって奥まで」

    浸水

    浸水時に撮影した動画からも、冠水した道路を車が通る度に、水が波打って店の奥まで入っていく様子が分かります。

    被害後、1週間以上かけて清掃と消毒を行い、ようやく営業再開できたと言いますが…

    Q.もう1回水が入ってしまうとまた清掃?
    「清掃業者さんも今も混み合っているので、いつ営業できるか分からなくなってしまうので、できることはしたいなと」

    冠水被害が相次いだ八千代市では

    千葉・八千代市

    下村彩里アナウンサー
    「こちら、周りに比べると少し高台に位置する小学校の校庭なんですが、今日は車の緊急避難場所として開設しています。すでに校庭には何台か車が停まっていますね」

    八千代市

    家の近くに水路があるという女性は…

    「今回もちょっと心配なので、早めに」

    車を避難させる男性
    「前回の8月13日の雨で家が冠水して、1台の車が、車内に水が入っちゃって、怖かったので」

    もう1台の軽自動車は妻が使う車。

    「中が濡れちゃって」

    妻の軽自動車

    Q.今夜の雨は?
    「警戒していますね、前回が大雨だったので」

    9月6日『有働Times』より

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