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    監督を務めるのは、韓国でK-POPアイドルとして活動した、元SECRET NUMBERの小川美月(レア)。本作が、日本で初めて監督を務める映画作品となる。

    撮影の舞台は大阪。「明日へのコード」が描くのは、夢を追う人たちの華やかな姿だけではない。夢を追う中で生まれる迷いや葛藤。思い描いていた未来と現実との違い。夢から離れること。立ち止まること。そして、それでももう一度前を向こうとすること。

    物語には、美月自身がアーティストとして活動する中で実際に経験してきた想いや葛藤に加え、出演者たちがそれぞれの人生で経験してきた悩みや挫折も重ねられている。誰か一人の実話をそのまま再現するのではなく、実際に夢を追ってきた人たちが感じてきた本当の感情を、一つの物語として紡いでいく。

    「明日へのコード」で、物語をつなぐ重要な存在となるのが、一本のギター。登場人物たちの手から手へと渡っていく一本のギター。しかし、受け継がれていくのはギターだけではない。そこに込められた想いや経験、言葉にできなかった気持ち、そして夢もまた、次の誰かへとつながっていく。一本のギターは、その想いを人から人へつなぐバトンとして、物語の中を旅していく。

    主題歌となるのが、「BRAND NEW CODE」。本楽曲の作詞を手がけるのは、監督の小川美月自身。映画で描く想いと、美月自身が夢を追う中で経験してきた感情を、一曲の言葉へとつないでいく。「BRAND NEW CODE」は、映画のために用意された単なる主題歌ではない。劇中でも、夢に迷う登場人物たちがそれぞれの想いを持ち寄ることで生まれる、物語の重要な一曲として登場する。現実の「BRAND NEW CODE」を歌うアーティストは、オーディションを通じて起用予定だ。

    また、フィクションと現実、二つの時間をつないでいくことも「明日へのコード」の試み。本編でも美月は登場人物たちをカメラで撮り続け、最後には何百時間にも及ぶ記録を編集し、「明日へのコード」という一本の映画を完成させる。そしてエンドクレジット後には、映画の登場人物ではなく、出演者本人が本人として登場するインタビューへ。台本も、回答の指定もない。美月が「作品を通じて感じたこと」「これから挑戦したいこと」「今の自分」について問いかけ、最後は美月自身のインタビューで作品を閉じる。フィクションとして始まった映画が、最後に現実へとつながっていく。

    主題歌アーティストに選ばれた新人は、映画公開へ向けて、一本のギターと主題歌「BRAND NEW CODE」を携え、日本47都道府県を巡るプロモーションに挑戦する。まだ名前も知られていないところから、自分自身の声で映画と主題歌を届けていく。各地で人と出会い、歌を届け、時には思うように届かない現実とも向き合いながら、日本を巡る。そこで生まれる出会いや言葉、少しずつ増えていく応援、そして本人自身の変化も、オーディションから続くドキュメンタリーとして記録していく。

    そして、47都道府県を巡る挑戦のゴールは韓国。日本全国で「BRAND NEW CODE」を届けた新人が、その先で海を越え、韓国でのイベント・プロモーションへ挑戦する。また、主題歌「BRAND NEW CODE」は、国内盤・韓国盤でのCDリリースも予定している。

    大阪での撮影をはじめ、主題歌「BRAND NEW CODE」の制作、国内盤・韓国盤でのCDリリース、オーディションから公開までを追うドキュメンタリー、日本47都道府県から韓国へとつながるプロモーションなど、映画から広がるさまざまな展開を予定している映画「明日へのコード」に注目が集まる。

    ◆小川美月 コメント
    私はK-POPアイドルとしてデビューし、グループを離れた今、新しい夢へ向かって歩いています。特別な人間ではありません。夢を追いかけ、迷い、遠回りしながら生きている、ごく普通の一人の人間です。

    正直に言うと、今の自分は韓国へ渡った頃に思い描いていた未来とは全く違う場所にいます。もちろん今では、そのすべてが必要な経験だったと思っています。それでも私は何度も「失敗した」と言われてきました。その度に考えました。失敗とは誰が決めるのだろう。成功とは何だろう。夢を叶えられなかった人は、本当に失敗なのだろうか。私はずっと、その答えのない問いを抱えながら生きてきました。

    これまでの人生で、挫折や孤独、裏切りや嫉妬、喜びや幸せ、涙や笑顔、数え切れないほどの感情を経験してきました。夢を追うことは美しいだけではありません。時には人を傷つけ、人生を大きく変えてしまうこともあります。それでも私は思います。夢とは、叶うか叶わないかだけで語れるものではないと。たとえ途中で立ち止まったとしても、その時間は決して無駄にはならない。誰かの中に残り、やがて別の誰かの未来へ受け継がれていく。

    「明日へのコード」は、そんな想いから生まれた作品です。この映画は、夢を叶えた人の成功物語ではありません。夢に傷ついた人たちの再生の物語です。そして同時に、私自身が人生を通して探し続けている問いへの答えでもあります。私がこの作品を通して伝えたいことは一つです。夢は、叶うかどうかではなく、見続けることに意味があるのではないかということ。もちろん不安もあります。それでも私は、新しい人生のページを開き、前へ進むことを選びました。不安がなくなったから進むのではありません。その先にある、まだ見ぬ景色を信じているからです。遠回りしたことも、失敗したと言われたことも、涙を流した日々も、全部含めて今の自分を誇りに思っています。

    「コード」という言葉には、音楽のコードだけでなく、人から人へ受け継がれていく想い、未来へ繋がるメッセージという意味を込めました。この映画が、誰かの明日へ続く小さな一歩になれば幸せです。

    ■作品概要
    「明日へのコード」
    2027年秋 劇場公開予定

    監督:美月
    脚本:馬場基晴
    企画・制作:Any-you

    撮影地:大阪
    主題歌:BRAND NEW CODE
    挿入歌:Refrain
    作曲:HAL
    作詞:小川美月
    アレンジ:Kohey Nakano

    主題歌アーティスト:オーディションにより選出予定
    挿入歌アーティスト:美月
    CDリリース:国内盤・韓国盤を予定
    展開予定:ドキュメンタリー撮影/日本47都道府県プロモーション/韓国イベント・プロモーション
    目標:釜山国際映画祭への出品

    <あらすじ>
    夢を追い続けることは、本当に幸せなのだろうか。小さなカフェ「CAFE Refrain」。店を営む美月は、そこを訪れる人たちの日常を、古いビデオカメラで静かに撮り続けている。路上で歌い続けても、なかなか人に足を止めてもらえないミュージシャン・蓮。夢だったデビューを目前にしながら、娘・るあを産む人生を選び、歌うことから離れたそら。モデルとして評価され始める一方、「このままでいいのか」という不安を抱える優那。ダンスを教える立場になりながらも、自分自身が何者なのか、これからどこへ向かうのかを探し続けるかれん。そして、かつて自分自身も夢を追い、その世界を離れた美月。

    夢を追っている人。夢から離れた人。夢を叶えた先で迷っている人。立っている場所は違っても、それぞれが「夢」という言葉の前で立ち止まっている。そんな彼らを少しずつつないでいくのが、そらの幼い娘・るあと、一本のギター。「うた、たのしい?」るあの何気ない一言が、いつしか夢を追うことに必死になり、好きだった気持ちさえ見失いかけていた大人たちの心を動かしていく。

    蓮もまた、るあとの会話をきっかけにノートへ「楽しい」と書き、自分自身が忘れかけていた、歌を始めた頃の気持ちに気づいていく。やがて、るあのために小さなイベントを開くことになった彼ら。そこで美月は、かつて完成させることのできなかった曲ではなく、「新しい曲を作ろう。今の私たちの曲」と提案する。

    蓮がメロディーを書き、優那が言葉を考え、そらが歌い、かれんが振付を考え、美月がその姿をカメラに残す。それぞれが抱えてきた迷いや選択、そして、もう一度前へ進もうとする想いから、一曲の歌が生まれる。

    夢は、叶えるだけではなく、人から人へ受け継がれていく。一本のギター、一曲の歌、そして美月が撮り続けた映像を通して、世代を越えてつながっていく「夢」の形を描く。

    Kstyle編集部

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