2026年9月
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    概要

    最新モデルでは、本格的な悪路走破性とオンロードでの快適性を高い次元で両立させるべく、シャシーやサスペンションシステムの再チューニングが行われたのがポイントだ。

    サスペンションとオフロード性能の向上

    ホンダのエンジニアは単にスプリングを長くして車高を上げるのではなく、スプリング、ダンパー、コントロールアーム、スタビライザーバー、さらにはドライブシャフトやフロントサブフレームに至るまで、主要なサスペンションおよびシャシー部品の約70%を新設計または再設計したという。合計28点にも及ぶ部品の見直しにより、適切なジオメトリーとハンドリング特性を確保した。

    結果、最低地上高は前モデルから35mm引き上げられ、クラストップレベルの245mmを実現。車高の向上に伴って障害物を乗り越える能力も高まり、アプローチアングルは25度、デパーチャーアングルは25度、ブレークオーバーアングルは23度へとそれぞれ改善された。これにより、起伏の激しい路面や岩場での走破性が向上している。

    力強さを増したエクステリア

    フロント周りでは、新たにアンバーカラーのフードスクープライトが配置されたほか、バンパー下部の形状も立体的で力強いものへと変更。さらに、フェンダーフレアが大型化されたことで、ワイドで安定感のあるスタンスが強調された。

    ボディカラーには新色として「スモークブルー・パール」を追加。また、オプションの「ブラックアウトパッケージ」を選択すると、ブラックのロアスキッドガーニッシュが装備される。

    パワートレイン&装備

    また、2027年モデルでは装備面でもアップグレードが図られた。これまで最上位の専用トリムにのみ設定されていた「TrailWatch(トレイルウォッチ)カメラシステム」が、TrailSportの全車で標準装備となった。このシステムは、フロント、リア、サイド、および360°ビューに加え、タイヤの仮想的な軌道をモニターに表示する機能を持ち、ドライバーの死角になりやすい急勾配や障害物の多いオフロード走行をサポートする。加えて、ステアリングヒーターも全車標準装備となった。

    価格など

    文と編集・稲垣邦康(GQ)

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