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    カプコンは9月10日、『ロックマン: デュアル オーバーライド』を2027年春に発売すると発表した。『ロックマン10 宇宙からの脅威!!』以来、ブルースをプレイアブルキャラクターとして操作でき、ロックマンとは異なる近距離主体の戦闘を楽しめる。ゲームの発売に合わせ、ロックマンとブルースのamiiboも登場する予定だ。

    ■ブルースが第2の主人公として登場

    『ロックマン: デュアル オーバーライド』では、ロックマンに加えてブルースを主人公として選択できる。追加コンテンツや外見だけを変更するキャラクターではなく、それぞれ異なる戦闘スタイルを持つ2人のヒーローでステージを攻略する構成となる。

    ブルースは、ライト博士が初めて開発した人型試作ロボットであり、『ロックマン3 Dr.ワイリーの最期!?』で初登場した。敵としてロックマンの前に立ちはだかる一方、状況に応じて力を貸すなど、独自の立場を保ってきたキャラクターだ。クラシックシリーズでは、2010年発売の『ロックマン10 宇宙からの脅威!!』でも操作できた。

    今作のブルースは、ブルースバスターとブルースシールドを組み合わせた近距離型の戦闘を特徴とする。ロックマンがロックバスターと特殊武器を駆使するオールラウンダーであるのに対し、ブルースバスターは射程が短い代わりに高い攻撃力を持つ。ブルースシールドも防御だけでなく、さまざまな攻撃に利用できる。

    コマンド入力による特殊アクションも用意されているが、連続して使用するとオーバーヒートが発生する。プレイヤーには、敵との距離を詰める判断に加え、排熱とクールダウンを管理する戦い方が求められる。

    ■カスタムチップで2人の性能を強化

    新システムのカスタムチップは、ロックマンとブルースの双方に対応する。チップを組み込むことでキャラクターの性能を変化させたり、特定の能力を強化したりできる。

    公開された映像では、連射、攻撃を防ぐバリア、空中でのホバーといったアクションが紹介されている。ブルースにも、その近距離型の戦闘スタイルを生かすカスタムチップを組み合わせられるため、同じキャラクターでも構成に応じて異なる攻略方法を選べることになる。

    過去作では、キャラクターごとの基本性能や入手した特殊武器を中心に攻略方法を組み立てていた。今作ではカスタムチップが加わることで、プレイヤーがステージへ挑む前に能力構成を調整する要素が強まる。

    ■一時的に限界を超えるオーバーライド

    ロックマンとブルースは、新システムの「オーバーライド」を使用できる。ロボットが自らの意志でリミッターを解除し、短時間だけ通常の限界を超えた力を引き出す仕組みだ。

    オーバーライドの発動中は強力な能力を利用できる一方、終了後には反動が発生し、しばらくの間さまざまな性能が低下する。単純な緊急回避手段ではなく、発動後の不利も考慮しながら使うタイミングを見極める必要がある。

    ブルースの場合は、通常の特殊アクションに伴うオーバーヒートの管理も加わる。近距離で高い攻撃力を発揮する一方、能力を連続使用するリスクがあるため、ロックマンとは異なる操作感と戦術が生まれる。

    ■過去作のボスも登場

    本作では、各ステージの最後に新たなボスキャラクターが待ち受ける。これまでに公開された新ボスの一人が、見習いエンターテイナーロボットのトゥインクル ガールだ。表舞台に立ちたいという思いが暴走し、花火を操って騒動を引き起こす。

    過去の『ロックマン』シリーズに登場したボスも復活する。公開映像には、『ロックマン8 メタルヒーローズ』に登場したアストロマンの姿が含まれている。シリーズ40周年を迎える作品として、新旧のボスをどのように組み合わせるのかも注目点となる。

    物語は、ライト博士が研究所を留守にしている間に、ロボット博覧会の会場でロボットたちが突然暴走するところから始まる。街の平和を取り戻すため、ロックマンとブルースが事件の真相を追う。

    ■ロックマンとブルースのamiiboも発売

    Nintendo Switch 2版とNintendo Switch版で使用できる、ロックマンとブルースのamiiboも発売される。ゲーム本編の発売に合わせて登場する予定だが、具体的な発売日、価格、ゲーム内で利用できる機能は発表されていない。

    ブルース単独のamiiboが発売されるのは今回が初めてとなる。商品の画像は開発中のイメージであり、実際の製品とは異なる可能性がある。

    ■英語版ロックマン役は前作から交代へ

    英語版『Mega Man 11』でロックマンを演じた声優のBen Diskinは、『Mega Man: Dual Override』には出演しないと明らかにしている。同氏によると、カプコンから続投の打診を受けたものの、SAG-AFTRAとの組合契約に基づかない仕事だったため辞退したという。

    SAG-AFTRAは2026年3月9日、本作の制作側が組合との署名手続きを開始していないとして、組合員に対する「Do Not Work Order」を出した。組合員は通知が解除されるまで、本作に関する対象業務を提供しないよう求められている。

    Diskinは、声をAI開発に利用しないとの保証を書面で提示された一方、組合契約がなければ、問題が生じた場合に個人で契約を執行しなければならないことを辞退の理由に挙げた。より低予算の組合契約でも出演を受け入れる意向を伝えたとしているが、カプコンは本件について公式な説明を公表していない。

    交代が確認されているのは英語版のロックマン役である。後任の英語版声優は発表されておらず、日本語版を含む本作全体の出演者についても詳細は明らかになっていない。

    ■対応機種と発売時期

    『ロックマン: デュアル オーバーライド』は2027年春、Nintendo Switch 2、Nintendo Switch、PlayStation 5、PlayStation 4、Xbox Series X|S、Xbox One、Xbox on PC、Steam、Epic Games Store向けに発売される。

    1人用のアクションゲームで、価格とCEROレーティングは未定である。2026年9月17日から21日まで幕張メッセで開催される東京ゲームショウ2026では、カプコンブースに国内で初めて試遊できるバージョンが出展される予定だ。

    元記事: Proto Man Playable in Mega Man: Dual Override, Spring 2027 Amiibo Confirmed

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