更新日:
2026年9月13日
[著者:つむじ、製品評価:4.2 / 5(ゲーミングノートPCとして)]

CPU
Core Ultra 7 356H
Core Ultra 9 386H
GPU
RTX 5050 Laptop
RTX 5060 Laptop
メモリ
16GB / 32GB
ストレージ
512GB / 1TB / 2TB
画面サイズ
15.3型 16:10
画面種類
2560×1600
有機EL 165Hz 光沢
質量
約1.87kg
バッテリー
80Wh
価格
33万円台~
結論:薄型・軽量でも冷却性が高く高性能
Lenovo Legion 5i Gen 11は、薄型・軽量ボディに、高いゲーム性能と広色域OLEDを備えた15.3型ゲーミングノートです。
独立GPUを搭載した高性能ノートを、外出先へ持ち運び、動画編集やゲームなどをする方におすすめの製品です。
当サイトのテストでは、CPU温度や表面温度は問題なく、薄型・軽量でも冷却性能は高いです。
価格は記事執筆時点で33万円台からと高めですが、薄型・軽量ボディやOLED、Copilot+ PC対応などを重視する方には魅力のある製品です。
この記事では、RTX 5050 Laptop搭載機で、ゲーム性能やディスプレイ、冷却性能などを詳しくチェックします。
公式販売サイトはこちら
レビュー機は、メーカーからの貸出機です。今回は以下の構成でレビューをしています。
レビュー機の構成
Core Ultra 7 356H、RTX 5050 Laptop、16GBメモリ、512GB SSD
目次
お忙しい方は、「Lenovo Legion 5i Gen 11の特徴」のみお読みください。
Lenovo Legion 5i Gen 11の特徴
約1.87kgなのに、RTXを最大115Wで動かせる
Legion 5i Gen 11は、15.3型のゲーミングノートながら、約1.87kg、厚さ約19~20mmと薄型・軽量なのが大きな特徴です。
それでいて、最大でGeForce RTX 5060 Laptopを搭載でき、GPUの最大グラフィックスパワーは115W。薄くて軽いだけでなく、GPU性能もしっかり引き出せるゲーミングノートです。

約1.87kgの薄型・軽量ボディ
画面も妥協なし。2.5K・165HzのOLED
ディスプレイは、15.3型・2560×1600・165HzのOLEDです。高精細で動きも滑らかなので、ゲーム映像をきれいに表示できます。
当サイトの計測では、sRGB 100%、DCI-P3 100%、Adobe RGB 97%と非常に広色域でした。OLEDらしい引き締まった黒も魅力で、ゲームだけでなく写真や動画を見る用途でも映像の美しさを実感しやすいディスプレイです。
ただし、光沢パネルなので、明るい場所では照明などが映り込みやすいです。

2560×1600・165HzのOLEDディスプレイ
同じ「Legion 5i Gen 11」でも2種類あるので注意
少し分かりにくいのが、Legion 5i Gen 11には、Copilot+ PCに対応したモデルと、非対応の兄弟機種がある点です。
今回レビューしているのは、Core Ultra シリーズ3(H)を搭載したCopilot+ PC対応モデルで、NPU性能が高いのが特徴です。
一方、兄弟機種の非Copilot+ PCモデルには、Core 7 245HXやCore Ultra 7 251HXなどの高性能CPUを搭載した構成があります。NPU性能は低いものの、CPU性能は今回レビューしたCore Ultra 7 356Hより高く、現在はRTX 5060搭載構成も比較的安く購入できます。
現状の価格でゲーム性能やコストパフォーマンスを重視するなら、個人的には兄弟機種の非Copilot+ PCモデルのほうがおすすめです。

今回のCopilot+ PC対応モデル(NPU性能が高い)
公式サイト(Copilot+ PC対応モデル)

Copilot+ PC非対応モデル(CPU性能が高く、価格も安い)
公式サイト(Copilot+ PC非対応モデル)
RTX 5050を侮るなかれ。重量級ゲームも意外と動く
今回レビューしたのは、Core Ultra 7 356HとGeForce RTX 5050 Laptopを搭載したモデルです。
RTX 5050 LaptopはRTX 50シリーズではエントリークラスですが、本製品では最大115Wで動作します。実際に試してみると、1920×1200なら重量級ゲームでも想像以上に高いフレームレートが出ました。
例えば『鬼武者 Way of the Sword』では、1920×1200・ウルトラ設定・DLSSクオリティで84 fps。RTX 5050搭載機としては十分満足できるゲーム性能です。

RTX 5050 Laptopでも重量級ゲームを快適にプレイできた
ただし、2560×1600まで解像度を上げると、重いゲームでは余裕が少なくなります。『バイオハザード レクイエム』では、2560×1600・最高設定で54 fpsでした。
1920×1200を中心にプレイするならRTX 5050でも十分。せっかくの2.5K OLEDを活かして高解像度でゲームをしたいなら、RTX 5060 Laptop搭載モデルがおすすめです。
薄型なのに、意外と熱くならない
これだけ薄いゲーミングノートなので冷却面が気になるところですが、実際の温度は良好でした。
FF15ベンチマーク実行時は、CPUが80℃台前半、GPUが70℃台前半で推移。さらに、ゲーム中でもWASDキー周辺やパームレストはそれほど熱くなりませんでした。
薄型・軽量と高いGPU出力を両立しながら、冷却性能もしっかり確保されているのは、本製品の大きなメリットです。
メモリ・SSDを後から増設できる
薄型モデルですが、メモリはスロット式で、SSD用の空きM.2スロットもあります。購入後に容量を増やせるのは嬉しいポイントです。
なお、今回確認した16GB構成は16GB×1です。ゲーム性能を重視するなら、16GB×2となる32GB構成にカスタマイズするのがおすすめです。

16GBメモリの場合はシングルチャネル
気になったのは、映り込みとヒンジ
実際に使って気になったのは、OLEDディスプレイの映り込みと、やや弱めのヒンジです。画面に触れたり本体を動かしたりすると、ディスプレイが揺れやすく感じました。
また、Premiere Proで動画をプレビュー再生し続ける当サイトのテストでは、バッテリー駆動時間は3時間07分でした。80Whの大容量バッテリーを搭載していますが、バッテリーだけで長時間使う用途には向きません。

ヒンジがやや弱い

映り込みは気になる
各用途の快適度
Lenovo Legion 5i Gen 11の各用途の快適度は次のように考えます。もちろん、細かい用途や、ソフトによっても快適具合は変わってきますので、参考程度にご覧下さい。
各用途の快適度
用途
快適度
コメント
Web閲覧
Office作業
◎
高いスペックで、ディスプレイも見やすく快適です。
動画鑑賞
◎
広色域の有機ELディスプレイで、スピーカー音も悪くなく、動画鑑賞も快適です。
RAW現像
画像編集
◎
Adobe RGB 97%の広い色域ディスプレイで、CPUとGPU性能も高く、画像編集などにも適しています。
動画編集
◎
独立グラフィックスを搭載し、動画編集も快適です。
ゲーム
◎
最大グラフィックスパワーが115WのRTX 5050 Laptopを搭載し、1920×1200解像度なら多くのゲームを快適にプレイできます。165Hz対応で、動きの激しいゲームも滑らかです。
ディスプレイのチェック
ディスプレイは、当サイトの計測ではAdobe RGB 97%と広色域で、Webコンテンツ制作だけでなく、写真編集や印刷用途にも使いやすいディスプレイです。
ただし、光沢仕様のため、映り込みがやや気になります。
ディスプレイ
15.3インチ、2560×1600、OLED、500nits、DCI-P3 100%
その他の特性については以下のタブをクリックしてご覧ください。
色域・輝度
RGB
発色特性
視野角
映り込み・
ギラつき
当サイトで計測した色域は、下表の通りで広いです。最大輝度は当サイトの計測では、461nitでした。
カバー率
sRGBカバー率
100%
DCI-P3カバー率
100%
Adobe RGBカバー率
97%

ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成
ガンマ補正曲線を確認すると、どの色もほぼ1:1の直線になっており、自然な発色であることが分かります。

ガンマ補正曲線
※ i1 Display Proで計測。目標値は輝度:120、白色点:CIEイルミナントD65、ガンマ値:2.2
視野角は広いです。

視野角(斜めから見たときの見やすさ)
光沢パネルなので映り込みがあります。

画面への映り込み
残像
「UFO Test」のサイトの左から右へ移動するUFOを十分速い1/2000のシャッタースピードで撮影したところ、165Hzのディスプレイで1フレーム前くらいまでの残像がありました。普通のノートPCと比べると残像は少ないです。

「UFO Test」のサイトのGhosting Testを実行(
画面のリフレッシュレートに合わせてUFOが左から右へ移動)し、速いシャッタースピード(1/2000)で撮影したときの画像。
キーボードおよびタッチパッドのチェック
実測で、キーピッチは横:約18.5mm、縦:約18mm、キーストロークは約1.5mmでした。
キートップは湾曲しており、指にフィットしやすい形状です。
「半角/全角」と「\」キーはやや小さいものの、全体的には比較的打ちやすいキーボードです。矢印キーも大きく独立しているため、ゲームから普段の作業まで使いやすいです。
タッチパッドの操作性は普通で、クリックボタンも普通の押しやすさです。

キーボード全体図
※画像をクリックすると拡大できます

キーの拡大図
1ゾーンのRGBキーボードバックライトに対応しています。発光パターンは少なく、複数のゾーンやキーごとに色を変更することはできませんが、ゲーミングらしさを演出するには十分です。


キーボードバックライト
パフォーマンスのチェック
パフォーマンスのチェックです。
本製品では、下図のように動作モードを変更することができます。
ここでは、デフォルトの「バランス」モードと、高いパフォーマンスが出る「パフォーマンス」モードで計測したベンチマークの結果を掲載します。
また、本製品ではGPUのオーバークロックも可能ですが、今回は試していません。

動作モード
CPU
CINEBENCH 2024のスコアは下の通りです。
今回、CPUには、Core Ultra シリーズ3の「Core Ultra 7 356H」を搭載しています。マルチコア、シングルコアともに高めのスコアで、ゲームはもちろん、動画編集などのクリエイティブ用途にも使いやすい性能です。最大50 TOPSのNPUを内蔵しており、「Copilot+ PC」にも対応しています。
なお、兄弟機種のLegion 5a Gen 11のRyzen AI 7 450よりもCPU性能は高いです。
CINEBENCH 2024
~ CPU性能の評価 ~

Core Ultra 7 356H
他のCPUとの比較(マルチコア)
Core Ultra 9 290HX Plus
2207
Core Ultra 9 275HX
2202
Ryzen 9 9955HX3D
2055
Core Ultra 7 255HX
1662
Ryzen AI Max+ 395
1565
Core Ultra 7 251HX
1541
Core Ultra 9 386H
1241
Ryzen AI 9 HX 370
1226
Core Ultra X7 358H
1109
Core Ultra 7 356H
1097 [パフォーマンス]
1028 [バランス]
Core Ultra 7 255H
956
Ryzen 7 8845HS
919
Ryzen AI 7 450
891 [Legion 5a Gen 11]
Ryzen AI 7 350
820
Core 7 240H
797
Core 5 210H
727
Core Ultra 7 355
649
Ryzen AI 7 445
622
Core Ultra 7 258V
603
他のCPUとの比較(シングルコア)
Core Ultra 9 290HX Plus
141
Core Ultra 9 275HX
137
Ryzen 9 9955HX3D
130
Core Ultra 7 251HX
130
Core Ultra 9 386H
127
Core Ultra 7 255H
126
Core Ultra X7 358H
123
Core Ultra 7 258V
121
Core Ultra 7 355
119
Core Ultra 7 356H
118 [パフォーマンス]
117 [バランス]
Ryzen AI Max+ 395
116
Ryzen AI 7 450
116 [Legion 5a Gen 11]
Ryzen AI 9 HX 370
115
Ryzen AI 7 350
115
Core 7 240H
115
Core Ultra 7 255U
109
Ryzen AI 7 445
107
Core 5 210H
106
Ryzen 7 8845HS
101
:本製品で選択できるプロセッサー
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
CINEBENCH 2026
なお、高負荷時のCPU電力、CPUクロック、CPU温度は「パーツの温度のチェック」で記載しています。
グラフィックス
グラフィックスは、エントリークラスのGeForce RTX 5050 Laptop、またはミドルクラスのGeForce RTX 5060 Laptopを搭載しています。
今回はRTX 5050 Laptopを搭載しており、最大グラフィックスパワーは115Wと高いです。

NVIDIAのシステム情報で確認した最大グラフィックスパワー
GPU-Zで確認したGeForce RTX 5050 Laptopの情報は次の通りです。なお、動作モードを「パフォーマンス」モードにすることで、GPUクロックがややアップします。

本製品のグラフィックスのスペック
3DMarkのベンチマークスコアはご覧の通りです。エントリークラスながら高いスコアが出ており、フルHDクラスであれば、軽いゲームから重量級タイトルまで幅広くプレイできる性能です。
3DMark Steel Nomad
~ グラフィックス性能の評価 ~

GeForce RTX 5050 Laptop
他のグラフィックスとの比較
RTX 5090 Laptop
175W
6324
RTX 5080 Laptop
175W
4896
RTX 5070 Ti Laptop
140W
3987
RTX 5070 Ti Laptop
120W
3525
RTX 5070 Laptop
115W
3046
RTX 5060 Laptop
115W
2730 [Legion 5a Gen11]
RTX 4060 Laptop
140W
2339
RTX 5050 Laptop
115W
2398 [パフォーマンス]
2353 [バランス]
Ryzen AI Max+ 395
Radeon 8060S
1999
RTX 4050 Laptop
140W
1879
Core Ultra X7 358H
Intel Arc B390
1532
RTX 4050 Laptop
50W
1466
RTX 3050 Laptop
95W
1178
RTX 3050 Laptop
65W
959
ストレージ
ストレージには、512GBのPCIe Gen4 SSDを搭載しており、アクセス速度は下記の通り高速です。
CrystalDiskMark
~ ストレージ性能の評価 ~

512GB PCIe Gen4 SSD
ゲームベンチマーク&フレームレート
ゲームに付属のベンチマーク機能のスコア、または実際にゲームをプレイし、Afterburnerで計測したフレームレートを掲載します。
ここでは、動作モードを「パフォーマンス」モード、GPU動作モードを「dGPUモード」にし、ディスクリートグラフィックモードに設定して計測しています。

GPU動作モード
今回は、Core Ultra 7 356H+GeForce RTX 5050 Laptopを搭載したモデルで計測しています。
エントリークラスのGPUですが、最大グラフィックスパワーは115Wと高く、1920×1200解像度であれば、多くのゲームを快適にプレイできる性能です。CPU性能も高いため、FF14などのCPU依存度が高いタイトルでは、高めのフレームレートが出ています。
最新作の『鬼武者 Way of the Sword』では、DLSSのアップスケーリングを活用することで、ウルトラ設定でも平均80 fpsと快適にプレイできました。また、負荷の軽い競技系タイトルなら、高めの画質設定でも高いフレームレートで滑らかにプレイできます。
一方、2560×1600解像度では、重いタイトルになるとやや余裕がありません。高解像度でプレイする場合は、画質設定を調整したり、DLSSを活用したりするといいでしょう。
1920×1200解像度を中心にカジュアルにゲームを楽しむのであれば、RTX 5050 Laptopでも十分な性能だと思います。
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重い部類のゲーム
鬼武者 Way of the Sword : 実プレイ(羅掌願)
解像度
品質
平均fps
1920×1200
低
100 fps
ウルトラ
80 fps
2560×1600
低
82 fps
ウルトラ
60 fps
※アップスケーリング:ウルトラ→DLSS クオリティ、低→バランス
※ボス:羅掌願戦で計測
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重い部類のゲーム
鬼武者 Way of the Sword ベンチマーク
解像度
品質
平均fps
1920×1200
低
107 fps
ウルトラ
84 fps
2560×1600
低
88 fps
ウルトラ
63 fps
※アップスケーリング:ウルトラ→DLSS クオリティ、低→バランス
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重い部類のゲーム
デス・ストランディング2
解像度
品質
フレーム生成 OFF
フレーム生成 6x
1920×1200
低
72 fps
236 fps
高
68 fps
ー
2560×1600
低
70 fps
214 fps
最高
63 fps
ー
※アップスケーリング:DLSS パフォーマンス
※最初の尾根を進むシーンで計測
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重い部類のゲーム
バイオハザード レクイエム
解像度
品質
フレーム生成 OFF
フレーム生成 4x
1920×1200
低
90 fps
190 fps
最高
77 fps
ー
2560×1600
低
78 fps
165 fps
最高
54 fps
ー
※アップスケーリング:最高→DLSS クオリティ、低→パフォーマンス
※レイトレーシング:通常品質
※ストランドヘアー:オン
※レンウッド通りで計測

重い部類のゲーム
サイバーパンク2077
解像度
品質
フレーム生成 OFF
フレーム生成 4x
1920×1200
低
122 fps
282 fps
ウルトラ
84 fps
218 fps
2560×1600
低
115 fps
215 fps
ウルトラ
56 fps
144 fps
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重い部類のゲーム
ファイナルファンタジー 15
解像度
品質
平均fps
1920×1080
軽量品質
172 fps
高品質
103 fps
2560×1440
軽量品質
132 fps
高品質
75 fps

中程度の重さのゲーム
ファイナルファンタジー 14 黄金のレガシー
解像度
品質
平均fps
1920×1200
標準品質(ノート)
140 fps
最高品質
101 fps
2560×1600
標準品質(ノート)
102 fps
最高品質
69 fps

中程度の重さのゲーム
フォートナイト
解像度
レンダリングモード
平均fps
1920×1200
パフォーマンス
223 fps (1% Low: 131 fps)
2560×1600
230 fps (1% Low: 127 fps)
※3D解像度:100%
描画距離:最高
メッシュ:低
※バトルロワイヤル ソロで計測

軽い部類のゲーム
Apex Legends
解像度
品質
平均fps
1920×1200
低設定
244 fps
高設定
189 fps
2560×1600
低設定
176 fps
高設定
132 fps
※トレーニングモードで計測

軽い部類のゲーム
PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS
解像度
品質
平均fps
1920×1200
非常に低い
170 fps
ウルトラ
158 fps
2560×1600
非常に低い
168 fps
ウルトラ
115 fps
※トレーニングモードで計測
クリエイターソフトの処理時間
次に、クリエイターソフトを使って、重い処理を実行したときにかかった時間を掲載します。
今回はエントリークラスのRTX 5050 Laptopを搭載していますが、CPU性能が高いため、RTX 5060 Laptopを搭載したAMDモデルと同等以上の処理性能でした。
画像編集や動画編集などのクリエイティブ用途に十分活用できる性能です。
Adobe Lightroom Classic CCによるRAW現像時間

Core Ultra 9 275HX
RTX 5090(175W)
17秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core Ultra 9 290HX Plus
RTX 5080(175W)
17秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Ryzen 9 9955HX3D
RTX 5070 Ti (140W)
20秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core Ultra 9 290HX Plus
RTX 5070 Ti(115W)
21秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core Ultra 7 251HX
RTX 5070(115W)
22秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core Ultra 7 255HX
RTX 5060 (115W)
34秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core i7-14650HX
RTX 5060 (115W)
42秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core Ultra 7 255H
45秒
Ryzen AI 9 HX 375
49秒
Core 7 240H
RTX 5060(95W)
51秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Ryzen AI 7 450
RTX 5060(115W)
56秒 [Legion 5a Gen11]
Core Ultra 7 356H
RTX 5050(115W)
56秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Ryzen AI 7 350
58秒
Core Ultra 7 258V
66秒
Ryzen 7 8845HS
77秒
Core Ultra 7 255U
92秒
Core i5-1335U
128秒
※プロファイル補正、露光量+1、シャドウ+10、自然な彩度+10、ノイズ軽減+10を適用した100枚のRAWファイル(1枚あたり約45MB)を同じ書き出し設定でjpegに書き出し、所要時間を計測
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
Adobe Premiere Proによる書き出し時間

4K動画の書き出し
Core Ultra 9 290HX Plus
RTX 5080(175W)
2分18秒
Core Ultra 9 290HX Plus
RTX 5090(175W)
2分21秒
Core Ultra 9 275HX
RTX 5090 (175W)
2分26秒
Core Ultra 9 275HX
RTX 5080 (175W)
2分26秒
Core Ultra 9 290HX Plus
RTX 5070 Ti(115W)
2分26秒
Core Ultra 7 356H
RTX 5050(115W)
2分53秒
Ryzen AI 9 HX 370
RTX 5070 Ti (120W)
2分54秒
Core i7-14650HX
RTX 5060 (115W)
3分02秒
Ryzen AI 7 450
RTX 5060(115W)
3分04秒 [Legion 5a Gen11]
Core i7-14650HX
RTX 5070 (115W)
3分09秒
Core 7 240H
RTX 5060(95W)
3分11秒
Ryzen AI 7 350
RTX 5070 (105W)
3分14秒
Ryzen 7 255
RTX 5060 (115W)
3分56秒
Ryzen AI 7 350
RTX 5060 (115W)
4分20秒
Core 5 210H
RTX 3050 (65W)
6分27秒
Ryzen AI 7 350
8分04秒
※ 4K/30p動画(約10分)に、「テキスト」+「露光量」+「自然な彩度」+「トランジション」のエフェクトおよびBGMとなるオーディオを加え書き出したときの時間
※ グラフィックスは全てノートPC用
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
質量のチェック
質量のチェックです。
当サイトによる実測値は以下の通りです。
15.3型のゲーミングノートとしては、2kgを切る軽量なモデルです。薄型で取り回しもよく、持ち運びやすいサイズ感です。
ACアダプターはやや重めですが、本体が薄型なのでカバンにも収まりやすく、外出先でも使いやすいでしょう。
質量の計測結果(当サイトによる実測値)
質量
本体
1891g
ACアダプター+ケーブル
701g
バッテリー駆動時間のチェック
Lenovo Legion 5i Gen 11のバッテリー容量は80Whと大きめです。

バッテリー容量
バッテリー駆動時間は下の通りです。
バッテリー容量は大きいですが、独立GPUを搭載しているため、バッテリー駆動時間は長くありません。ただ、当サイトの比較的負荷の高いテストで3時間07分駆動しており、独立GPU搭載ノートとしては比較的良好な結果です。
バッテリー駆動時間
バッテリー駆動時間
(1) JEITA3.0(アイドル時)
ー
(2) JEITA3.0(動画再生時)
ー
(3) 動画編集ソフトでプレビュー再生
3時間07分
(1)、(2) メーカー公表値は確認できず
(3) Premiere Proで480×320の動画をプレビュー再生させたとき。画面輝度は約120cd/m2
パーツの温度のチェック
各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。
FF15ベンチ実行時の温度
ファイナルファンタジー15のゲームベンチマークを実行したときのCPU/GPU温度を計測した結果は下図の通りです。
どちらの動作モードでも、CPU温度は80℃台前半、GPU温度は70℃台前半で推移しており、問題ない温度です。
薄型ボディながら高負荷時の冷却性能は高めです。
CPU温度

GPU温度

静音性のチェック
動作音(静音性)のチェック結果です。
アイドル時は、ファンが動作していても静かです。
高負荷時はそれなりにファン音が大きくなりますが、「バランス」モードであれば、ゲーム中でもそれほど気にならない程度です。
「パフォーマンス」モードではうるさく感じますが、薄型・軽量のゲーミングノートとして見ると、全体的な動作音は比較的抑えられています。
騒音値
騒音値
アイドル時 ※バランスモード
約20dB
中負荷時 [動画編集] ※バランスモード
約29dB
高負荷時 [ゲーム] ※バランスモード
約44dB
高負荷時 [ゲーム] ※パフォーマンスモード
約50dB
計測機器:リオン NL-42K
部屋を極力無音にしたときの騒音値:20dB
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
【PCの状態】
アイドル時:アイドル時
高負荷時:FF15のゲームのベンチマーク実行時(標準品質(ノートPC)、1920×1080、ウィンドウ)
参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。
使用計器の騒音値の目安

表面温度のチェック
本体の表面温度のチェック結果です。
ゲーム中はキーボード中央付近がやや温かくなりますが、WASDキー周辺やパームレスト部分の温度はそれほど上がらず、ゲーム中も熱は気になりにくいです。
薄型・軽量なボディながら、表面温度も比較的低く抑えられています。
PC本体の表面温度

サーモグラフィー:FLIR ONE PRO
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
消費電力のチェック
消費電力のチェック結果です。確認できた最も高い数値を掲載していますが、数値は変動するため参考程度にご確認下さい。
アイドル時は低い消費電力です。ゲーム時は消費電力がそれなりに上がりますが、ゲーミングノートPCとしては普通の消費電力です。
消費電力
消費電力
アイドル時 ※バランスモード
約8W
中負荷時 [動画編集] ※バランスモード
約40W
高負荷時 [ゲーム] ※バランスモード
約146W
高負荷時 [ゲーム] ※パフォーマンスモード
約158W
測定機器:ワットチェッカー TAP-TST8
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※確認できた中で、最も高い消費電力を掲載しています
外観のチェック
外観のチェックです。
筐体カラーはエクリプスブラックです。ゲーミングノートらしい派手さを抑えた、シンプルなデザインです。落ち着いた外観なので、ゲーム用途だけでなく、普段使いや仕事用のPCとしても使いやすいでしょう。


天板にはLEGIONのロゴが入っています。マットな質感ですが、皮脂は目立ちやすいと思います。


ボディの厚みは18.95~19.95mmで、ゲーミングノートとしてはかなりスリムです。


底面にスピーカーがあります。最大音量、音質ともに標準的です。10点満点で4~5点といったところです(5点が普通です。音質についての評価はあくまで主観です。ご了承下さい)。

500万画素のWebカメラを内蔵しています。顔認証にも対応しています。

ヒンジは約180度開きます。

側面のポート類は下図の通りです。
右側面は電子式のプライバシーシャッター、ヘッドホンジャック、USB-Aが1ポート。左側面にはLAN、Power Deliveryおよび映像出力対応のThunderbolt 4とUSB-Cを備えています。背面にはUSB-Aが2ポート、HDMI、電源ポートを備えています。
薄型・軽量ボディながら、USB-Aを3ポート、USB-Cを2ポート、有線LANも備えており、インターフェースは充実しています。 欲を言えば、クリエイティブ用途にも使いやすいディスプレイだけに、SDカードリーダーも欲しかったところです。



底面はシンプルです。

底面から効率よく吸気できるよう、後方のゴム足はやや高めに設計されています。

底面カバーを外したときの内部はご覧のようになっています。
冷却ファンは2基、ヒートパイプは3本で、背面から排気する構造です。薄型ボディながら、高負荷時のCPU・GPU温度は比較的抑えられていました。

メモリはスロット式で、交換可能です。標準構成では16GB×1となっており、空きスロットがあります。32GBに変更すると、16GB×2のデュアルチャネルになります。

SSDは、Type 2242のM.2 SSDが搭載されています。

反対側に空きのM.2スロットもあります。

ACアダプターは245Wとやや大きめの容量です。PC本体に対してやや重めですが、薄型なので持ち運びやすいほうです。


まとめ
以上が、Lenovo Legion 5i Gen 11のレビューです。
今回レビューしたのは、Copilot+ PCに対応したCore Ultra 7 356H+GeForce RTX 5050 Laptop搭載モデルです。約1.9kg、厚さ約19~20mmの薄型・軽量ボディに、本格的なゲーミング性能を備えているのが大きな魅力です。
2560×1600・165Hzの広色域OLEDも搭載しており、画面品質も良好です。RTX 5050 Laptopはエントリークラスですが、本製品では最大115Wで動作し、1920×1200であれば重量級ゲームまで十分にプレイできました。
一方、2560×1600の高解像度でゲームを楽しみたい場合は、RTX 5060 Laptop搭載構成がおすすめです。今回レビューしたCopilot+ PCモデルでもRTX 5060を選択できます。
また、Legion 5i Gen 11には、兄弟機種となる非Copilot+ PCモデルもあります。こちらにはCore 7 245HXやCore Ultra 7 251HXを搭載した構成があり、現在の価格では、ゲーム性能やコストパフォーマンスを重視するならCore 7 245HX+RTX 5060モデルも有力な選択肢です。Copilot+ PCが必要なければ、個人的にはこちらのほうがおすすめです。
薄型ながら冷却性能も良好で、メモリやSSDの増設も可能です。一方で、光沢OLEDの映り込みや、やや弱めのヒンジ、長くはないバッテリー駆動時間は気になるところです。
今回レビューしたCopilot+ PCモデルは、持ち運びやすさ、ゲーム性能、画面品質に加え、Copilot+ PC対応も重視したい方に適したゲーミングノートです。
薄型・軽量でも冷却性が高く高性能
Lenovo Legion 5i Gen 11

特徴
2kgを切る薄型・軽量ボディ
RTX 5050 Laptopでも高いゲーム性能
WQXGA・165Hz・広色域OLEDディスプレイ
こんなあなたに
ゲームもクリエイティブも快適にこなしたい方
持ち運びやすいゲーミングノートが欲しい方
公式販売サイトはこちら
著者

つむじ
三度の飯よりゲームが好き。
面白ければどんなゲームもプレイするが、中でも好きなジャンルは2D格闘ゲーム。2009年からSteamでPCゲーム漁りを始めてからゲーミングPCに興味を持ち、ライター業を経てレビュアーへ。これまで300台以上のゲーミングPCを実機でテストし、レビュー記事を執筆。おじいちゃんになってもPCゲーマーでありたい。
編集者

櫻庭 尚良(the比較 管理人)
1975年生まれ。電子・情報系の大学院を修了。
2000年にシステムインテグレーターの企業へ就職し、主にサーバーの設計・構築を担当。2006年に「the比較」のサイトを立ち上げて運営を開始し、2010年に独立。
毎年、50台前後のパソコンを購入して検証。メーカーさんからお借りしているパソコンを合わせると、毎年合計約150台のパソコンの実機をテストしレビュー記事を執筆。
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