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    香港誌「亜洲週刊」が、日本は長年にわたりレアアース関連での中国依存から脱却しようと試みてきたが、完全には成功してはいないと紹介する、毛峰東京支局長の署名入り記事を発表した(画像はAIで作成)。

    香港誌「亜洲週刊」はこのほど、日本は長年にわたり中国のレアアースへの依存から脱却しようと試みてきたが依然として中国依存から完全には脱却できていないと紹介する、毛峰東京支局長の署名入り記事を発表した。以下は同記事の主要部分を再構成した文章だ。

    中国税関の8月20日付発表によると、今年6月の中国から日本へのガリウム、ジスプロシウム、テルビウム、イットリウムの輸出量はすべて「ゼロ」だった。今年上半期の日本のレアアース輸入の急激な落ち込みにより、日本の88.2%のレアアース関連製造企業が原料不足や調達難という「兵糧断ち」に直面した。うち17.5%の企業は直接の生産停止や生産規模の削減を余儀なくされ、納期の遅延や生産ラインの停止が常態化した。

    日本がレアアースの「供給停止」のショックに直面したのは初めてではない。2010年に尖閣諸島沖の衝突事件が発生すると中日関係は急激に悪化し、中国の日本に対するレアアース輸出は一時的に明らかに引き締められた。日本はその後、中国へのレアアース依存の「脱リスク化」の対応策を始動した。

    主たる内容にはまず、レアアースを必要としない「技術代替の加速」がある。次に「サプライチェーンの多様化」がある。中国以外の国からのレアアース輸入を拡大する方策だ。その中にはオーストラリアの資源大手であるライナスと協力しての採掘があるが、巨額の資金を投じた一方で純度不足とコスト倍増という苦境に直面している。

    さらに「在庫と回収、再利用の強化」がある。しかし古い家電の回収は軽レアアースの需要の一部を補うことしかできていない。また「緊急時の備蓄から産業チェーンの再建への転換」もある。しかし具体化には莫大な資金の投下が必要だ。日本の最も象徴的な意義を持つもう一つのカードは、南鳥島での海底レアアースの単独採掘だ。日本の海洋研究開発機構は2月、調査船「ちきゅう」を利用して、南鳥島の排他的経済水域の水深5000メートル以上の海底でのレアアース泥の採掘に成功した。泥に含まれていたレアアースの約54%がイットリウム、ガドリニウム、ジスプロシウムなどの中・重レアアースだった。しかし問題は、日本が採掘コストを大幅に引き下げ、採掘から精製までの完全なプロセスを構築できるかどうかだ。

    日本政府の調べによると、日本のレアアース輸入で、2009年には中国への依存度が85%だったが、現在では6割程度にまで低下した。しかし日本はレアアース分野で「脱中国」ができていない。なぜなら、中国の強みは単に「地下に鉱物がある」ことや生産量の世界シェアの多さにあるだけでなく、鉱石から酸化物、金属、合金、さらには高性能磁石に至るまでの産業チェーンが成立していることだからだ。

    国際エネルギー機関によると、2024年に中国のレアアース生産は世界全体の約7割を占め、精製段階におけるシェアは約91%に達した。このことは、日本が短期的に中国の重レアアースなどへの依存から脱却することが不可能だというだけでなく、その他の先進国も中国への依存から脱却することが困難なことを意味する。(翻訳・編集/如月隼人)

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