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     米アップル(Apple)は15日(日本時間)、iOS 27やiPadOS 27、macOS 27など同社のソフトウェアプラットフォームに向けたメジャーバージョンアップの提供を開始した。

     次世代のApple Intelligence機能として「Siri AI」を搭載するほか、子供の安全機能や全体的なパフォーマンスの向上が図られている。

    次世代のApple Intelligence「Siri AI」

     Siri AIは個人的な文脈理解や画面認識、アプリを横断した操作が可能な新バージョンのSiriとなる。英語でのベータ版が提供されており、10月には日本語を含む5言語に対応する予定。さらに今後、ドイツ語やイタリア語、中国語など多数の言語をサポートする予定。なお、Siri AIは13歳未満のユーザーは利用できない。

     iPhoneのカメラアプリには「Siri mode」が統合され、カメラで捉えた情報をもとに割り勘の計算やApple Cashでの送金、Walletへの追加などが可能になる。また「Visual Intelligence」により、画面上の情報についてSiriに質問することもできる。

    iPhoneのカメラアプリに「Siri mode」

     文章を作成・推敲できる「Write with Siri」では、ユーザーが指示するだけで下書きの作成や文章の推敲ができる。SiriアプリはiCloudを通じてデバイス間で会話履歴を同期するため、iPhoneで始めた会話をMacやiPadで引き継げる。

    Write with Siri

     その他のアプリでも機能が強化されている。写真アプリでは「Spatial Reframing」や「Extend」、アップグレードされた「Clean Up」ツールが利用可能になり、写真編集の幅が広がる。

     また「Image Playground」では高品質な画像を生成でき、生成AIによる画像には「SynthID」規格がサポートされる予定。Safariではタブをトピックごとに自動整理する機能や、商品の再入荷・値下げを通知する機能が追加される。

     なお、Siri AIなどのApple Intelligence機能の一部は1日あたりの利用制限が設けられており、将来的に拡張アクセスが有料で提供される予定。また、EU圏のiOS、iPadOS、watchOSでは当初Siri AIが提供されず、中国では規制要件の対応中のためApple Intelligence機能全体が利用できない。

    子供の安全機能と「Screen Time」の刷新

     子供用アカウントの初期設定フローが刷新され、年齢に応じた安全機能の有効化が容易になった。

     親は子供が利用できるアプリを細かく管理でき、「Ask to Browse」機能により、子供がSafariで新しいウェブサイトにアクセスする前に親の承認を必須にできる。

     「Communication Safety」機能は、共有された画像や動画に含まれる暴力的なコンテンツを検出しブロックするよう強化された。

     利用時間を管理する「Screen Time」は、子供の平均的なデバイス使用状況とよく使うアプリを一目で確認できるよう再設計されている。

     臨床や児童発達の専門家の助言に基づき、エンターテインメント、ゲーム、SNSアプリ全体での1日の利用時間上限を設定できる新しいツールが追加された。時間帯によって利用可能なアプリを管理できるスケジュール機能も導入された。

    パフォーマンス向上と「Liquid Glass」デザイン

     プラットフォーム全体でパフォーマンスの向上が図られている。iPhoneとiPadではアプリの起動が最大30%、撮影後の写真読み込みが最大70%、AirDropによる転送が最大80%高速化された。iPadではファイルブラウズや外部USBドライブへの転送が最大5倍高速になるなど、マルチタスク機能も改善されている。

     デザイン面ではソフトウェアデザインに「Liquid Glass」の改良も導入された。設定アプリの新しいスライダーを使って、Liquid Glassの透明度を好みに合わせて調整できるほか、アプリアイコンもよりシャープに更新されている。

    その他各デバイス向けの機能追加

     AirPodsユーザーはカスタムEQを利用して音質を調整できる。拡張されたApple GymKit機能により、AirPods Pro 3ユーザーはiPhoneを通じて心拍数データを同期できる。

     ヘルスケアアプリの周期記録では、閉経周辺期や更年期のサポートが追加された。

     Apple Mapsでは航空写真とAIを組み合わせた新しいFlyover体験が提供される。

     Apple TVではApple Musicのハイレゾロスレスオーディオをサポートし、Podcastアプリも刷新された。

     対象となるのは、iPhone Duo、iPhone Air、iPhone 16以降のモデル、iPhone 15 Proシリーズ、iPad mini(A17 Pro)、M1チップ以降を搭載するiPad、MacBook Neo(A18 Pro)、M1以降を搭載するMac、Apple Vision Pro、Apple Watch Series 9以降などで利用できる。Apple Intelligence機能については地域による制限や段階的な提供が実施される。

    iOS 27 バージョンアップ対応機種

    iPhone 11/11 Pro 11 Pro MaxiPhone SE(第2世代/第3世代)iPhone 12/12 mini/12 Pro/12 Pro MaxiPhone 13/13 mini/13 Pro/13 Pro MaxiPhone 14/14 Plus/14 Pro/14 Pro MaxiPhone 15/15 Plus/15 Pro/15 Pro MaxiPhone 16/16 Plus/16 Pro/16 Pro MaxiPhone 16eiPhone 17/Air/17 Pro/17 Pro MaxiPhone 17e

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