2026年9月
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    BCクラシック連覇に向けて始動するフォーエバーヤング。(Photo by Shuhei Okada)

    ライバル回避でフォーエバーヤングの1強状態、結果も内容も欲しい一戦に

    BCクラシック連覇を見据え、このジョッキークラブGCからフォーエバーヤングが始動する。まずは無事に通過して本番へ目途を立てることが最優先の一戦だが、最大のライバルと見られていたソヴリンティらが回避するなど、かなり手ごろな相手関係となった。移動距離の違いこそあるものの、新装のベルモントパーク競馬場で各馬が未経験の舞台と、アウェーでの戦いながら比較的フェアな条件でもあり、勝って本番へ駒を進めたいところだ。

    BCクラシックでも強敵となるはずだったソヴリンティの回避は、今回に限ればフォーエバーヤングにとって功罪相半ばといった面がある。勝ちやすくなったという面ではプラスに違いないものの、相手の力量を見るという面では未知数のまま本番に向かわざるを得なくなった。ドバイWCから半年ぶりの休み明けでもあり、結果よりも内容重視で済ませたいところだったが、実績的には残る4頭に負けられない感じになった。



    前走のサバーバンSで連覇を果たしたフィリアスフォッグ。(Photo by Jason Moran/Eclipse Sportswire)

    差し当たり相手筆頭はフィリアスフォッグか。昨年のジョッキークラブGC以来となる2度目のG1挑戦だが、当時は先行して3位入線を果たしている。スタート直後の進路妨害で失格となったものの、フォーエバーヤングの好敵手として鳴らしたシエラレオーネ(2着)とは1馬身1/4差。前走のサバーバンSは逃げ切りで連覇を果たし、昨年のドバイWCでフォーエバーヤングを差し切ったヒットショーには10馬身もの大差をつけている。スムーズに先行できた場合、フォーエバーヤングにひと泡吹かせることもあるだろう。

    実績ではフォーエバーヤング以外で唯一のG1勝ちがあるバエザだが、両雄は昨年のBCクラシックで対戦し、バエザが9馬身半差をつけられて完敗した。しかも、それから出遅れが常態化してしまい、今年は3戦未勝利と課題が浮き彫りとなっている。ハイペースで結果的に展開が向いた感のある前走も、道中は同じような位置のソヴリンティに約6馬身離されての4着に終わった。今回は内枠有利の舞台で1番枠だけに、まずはゲートを決めたいところ。

    残りの2頭ではスターズアンドストライプスがG3を1勝、レンダージャッジメントは重賞未勝利で明らかに実績不足。レンダージャッジメントは昨年のケンタッキーダービーで17着と、3着のバエザから大きく後れてのゴールだった。

    (渡部浩明)

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