
今年の4月に唐突に発表され、レトロゲームファンをザワつかせた新ハード「NEOGEO AES+」。PLAION REPLAIとSNKが協業して開発しており、ゲームカートリッジの互換性をはじめ、当時の「NEOGEO」の完全再現を目指して作られた夢のマシンである。
先日、残念なことに2026年11月12日の発売から2027年9月16日に発売延期がアナウンスされてしまったが、今開催中の東京ゲームショウ2026のPLAION REPLAIブースにて「NEOGEO AES+」の実機が試遊出展されているとのことで早速実物に触れてきたので、その様子をお届けしよう。
珠玉のタイトルが並ぶ魅惑のショーケースも注目! よく見ると見慣れないタイトルも!?
本体の試遊の他に、ブース内のショーケースの中には本体と同時発売されるタイトルのパッケージがずらりと並べられており、NEOGEOのROMカートリッジが収まる厳ついサイズのプラケースは圧巻。当時NEOGEOを通っていたゲーマーなら夢のような絵面で、購買意欲を掻き立てる。
こんなものを見たら全部集めたい衝動に駆られる
価格は1本9,980円で、これだけ見ると結構良いお値段のように思えるかもしれないが、当時は定価で30,000円以上していたことを考えると何だか安いように思えてしまう。
しかも、今はNEOGEOのROMカートリッジの市場価格がかなり高騰しており、初代「メタルスラッグ」などは数百万円という異次元な価格で取引されており、そういった背景も相まって非常に惹かれるものがある。
発売されるタイトルも通好みのラインナップで、アクションゲームに「メタルスラッグ」、「マジシャンロード」。シューティングに「パルスター」、「ショックトルーパーズ」、「ティンクルスタースプライツ」。格闘ゲームには「ザ・キング・オブ・ファイターズ 2002」、「餓狼 MARK OF THE WOLVES」、「サムライスピリッツ零スペシャル」。
その他のゲームに「オーバートップ」、「ビッグトーナメントゴルフ」と、“これは分かっている”と唸らせる10本が揃っている――と、思っていたのだが、取材時には全く気が付かなかったが東亜プランの名作シューティング「ゼロウィング」がしれっと1タイトル追加されていた。メガドライブやPCエンジンなどに移植はされていたがNEOGEOに移植されたことは1度もなく、今回初のNEOGEO移植となる。これは事件である。

しっかり写真に収めておきながら、原稿執筆時まで「ゼロウィング」の存在に全く気が付かなかった
ゲームを遊ぶだけならば、「ゼロウィング」以外のタイトルなら数百円でダウンロードして遊べてしまう時代なのだが、これはもう当時欲しくても手に入らなかったかつてのキッズたちへ向けたロマンの商品である。
当初発表されていた10タイトルだけでも熱かったのに、さらに新規の、しかも幻のタイトルが追加されたとあっては「NEOGEO AES+」の注目がさらに高まるはずだ
発売が2027年9月16日と少し先になったので、購入するか迷っていた人はPLAION REPLAIブースで実機に触れてみて今一度じっくり検討してみてはいかがだろうか。
