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    「2026年 日本民間放送連盟賞(民放連賞)」について、番組部門〔ラジオ〕の受賞番組をご紹介します。

    「日本民間放送連盟賞(民放連賞)」とは?

    「日本民間放送連盟賞(民放連賞)」は、質の高い番組がより多く制作・放送されることを促すとともに、番組、CM、および技術の質的向上と放送活動のより一層の向上を図ることを目的に、民放連が1953年に創設。毎年、会員社からの応募作品・事績を対象に審査を実施し、優秀と認められる作品および民間放送の信用と権威を高めたと認められる事績を表彰しています。

    「2026年日本民間放送連盟賞(民放連賞)」詳細

    2026年 民放連賞 番組部門〔ラジオ〕受賞番組

    【最優秀(教養)】KNBラジオ『雅にSession~世界と奏でる僕の雅楽~』

    富山県小矢部市出身の雅楽演奏家で音楽家の太田豊さんは、あいの風とやま鉄道高岡駅の発車メロディーを作った人でもあります。太田さんがやっている雅楽は、いわゆる結婚式や初詣の神社でよく耳にする日本最古の伝統芸能です。

    ごく普通の家庭に生まれた太田さんは、ひょんなきっかけから近所の公民館で雅楽を始めます。しかし彼が目指したのはジャズミュージシャン。憧れを抱き高校卒業後はアルトサックスを抱え上京。運よく人気バンド「渋さ知らズ」のメンバーになります。才能あるミュージシャンで溢れる世界で行き詰ったとき、彼を救ったのは雅楽の「龍笛」でした。23歳にして東京芸大の雅楽専攻に入学、本格的に雅楽を学び大学を卒業。その後はロスジェネ世代として人生の紆余曲折を経験し、ようやく雅楽で生計を立てられるようになったころ、あの2020年コロナ禍がやってきます。

    今から1300年前の奈良時代、疫病の流行や相次ぐ反乱が続く中、聖武天皇は仏教の力で社会不安を鎮め、国民が平和に暮らせる世の中をと願って東大寺の大仏を建立しました。752年の大仏開眼供養会では「散楽」が奉納され、その様子を描いた絵図が正倉院に残されています。雅楽とは違い、現代に受け継がれなかった幻の芸能「散楽」を、その絵図をもとに太田さんらが「もし今これが残っていたとしたら」と想像して再現し、奈良の大仏の前で奉納します。

    【優秀(教養)】TBSラジオ『特別番組 久米宏 ラジオなんですけど』

    TBSラジオは2月7日(土)13時から『特別番組 久米宏 ラジオなんですけど』を放送しました。TBSアナウンサーとして、『永六輔の土曜ワイドラジオTOKYO』の中継レポーターとして、そしてご自身が進行役を務めた『久米宏の土曜ワイドラジオTOKYO』、『久米宏 ラジオなんですけど』の進行役として、久米さんはラジオで何を話し、伝えてきたのか?リスナーからのメッセージを交えながら、TBSラジオに残る音源をお届けしました。

    番組進行は、同番組でともにパーソナリティーを務めた堀井美香さんが務めました。

    【優秀(エンターテインメント)】ニッポン放送『ラジオドラマ「鬼平犯科帳 本所・桜屋敷」』

    ニッポン放送と時代劇専門チャンネルを運営する日本映画放送がタッグを組んで実現したラジオドラマ「鬼平犯科帳 本所・桜屋敷」。役者の声と奥行きのある音楽や効果音を使った演出で、江戸の風情や鬼平こと長谷川平蔵たちの息遣いを無限に想像し、楽しめるような作品に仕上げました。

    【優秀(生ワイド)】J-WAVE『〜JK RADIO〜TOKYO UNITED』

    終戦80年の2025年8月15日、「QUEST FOR PEACE」と題し、戦争を生きた人々の声と記憶をたどり、今を生きる私たちと平和の意味を考える特別企画を生放送。

    ※本プログラムは、当日の放送をポッドキャスト配信用に再編集したものです。

    【優秀(生ワイド)】K-MIX『K-MIX らじコン』

    週末の「コンセプト・情報・バラエティ」プログラムの「K-MIX らじコン」。毎週1つのコンセプトを深堀りし「楽しくて、気づけばタメになっている」番組を目指しています。2025年12月20日放送回のコンセプトは「盆地」!斜め上を行くコンセプトですが、なにはともあれお聴き下さい!

    【優秀(教養)】ABCラジオ『3.11想定外が奪った故郷 ~気仙沼市 元危機管理課長の“十字架”』

    東日本大震災から15年。この番組は、あの日の教訓を未来へ伝え、私たち一人ひとりの「備え」につなげることを目的に制作しました。番組の軸となるのは、震災当時、宮城県気仙沼市の危機管理課長として最前線に立っていた佐藤健一氏の証言です。行政として考え得る限りの備えを重ねてきたにもかかわらず、なぜ巨大津波の前では十分に機能しなかったのか。「想定外」という言葉の重みと、その現実に直面した当事者の葛藤、後悔、自責の念に迫ります。佐藤氏の証言とラジオドラマが描く発災直後の混乱、地域の暮らしと防災の関係、そして被災後も続く心の痛みを通して、震災を「自分ごと」として捉え直します。この番組が、未来の命を守るための一歩となることを目指しています。

    【優秀(生ワイド)】WBS和歌山放送『マエオカテツヤの全開!木曜日』

    今回の放送は、トークテーマを「ちょっと不思議な話/妖怪のせいにしたいあれこれ」とし、リスナーの皆さんからお便りを募集。

    さらに、古生物学者の立場から妖怪の研究をしている理学博士の荻野慎諧さんと呪物などのオカルトグッズや不思議な話を蒐集しているオカルトコレクターの田中俊行さんに出演していただき、妖怪や不思議な話が持つ魅力を聞きました。

    【優秀(報道)】RKBラジオ『巣鴨日記 あるBC級戦犯の生涯』

    福岡市の川端通、博多商人の家に生まれた冬至堅太郎は、終戦の年、陸軍主計中尉として西部軍にいた。6月19日、福岡市の中心部を焼き尽くした福岡大空襲で、堅太郎は母を失う。翌日、母の棺を作りに西部軍司令部の大工小屋にいたところ、九州内で墜落したB29爆撃機の搭乗員たちが処刑されているのに気づき、「自分はその役に最もふさわしい」と自ら志願して、借りた刀で米兵を斬首した。あわせて4人を手にかけた堅太郎は、戦後、BC級戦犯として米軍に捕らえられる。

    1946年8月30日、東京・池袋にあったスガモプリズンに収監された堅太郎は、その日から日記をつけ始める。死刑を覚悟していた堅太郎は、自分の行く末を案じながら、内省的に自分をみつめた。堅太郎は妻や幼い二人の息子を想って手紙に涙し、面会を心待ちにする一方で、殺害した米兵にも家族が居たはずという妻の言葉を重く受け止める。2年後、堅太郎に宣告されたのは絞首刑だった。

    番組では、冬至堅太郎の日記を軸に、戦犯裁判、死刑囚の日々をたどりながら、スガモプリズンで10年を過ごした堅太郎が福岡へ帰ってきたあとの足跡もたどる。

    【優秀(教養)】RKBラジオ『インクと活字と山田さん』

    福岡市城南区にある小さな印刷所「文林堂」。店主の山田善之さん(84歳)は、幕末から続く日本の紙文化を支えてきた「活版印刷」の灯を、今も守り続けています。

    指先でなぞると感じる言葉のくぼみや、インクの擦れが映し出す豊かな表情。鉛の活字を一つひとつ拾い、紙に言葉を刻み込んでいく作業は、気の遠くなるような手間と時間を要します。効率が最優先される現代において、あえてこの不器用な手仕事に向き合う山田さんのもとには、その技術と愛くるしい人柄に惹かれ、多くの若い世代が集まってきます。

    物語の大きな軸となるのは、山田さんの「再生」と「挑戦」です。最愛の妻・ミヨ子さんを亡くして以来、自宅へは帰らず工房で寝泊まりするようになった山田さん。深い喪失感の中にいた彼が今、人生の集大成として挑んでいるのが、宮沢賢治の傑作『銀河鉄道の夜』の全編書籍化です。100ページ、4万本もの活字を必要とするこの無謀ともいえる挑戦に、廃業した印刷所から譲り受けた古い活字たちが新たな命を吹き込みます。

    重厚な印刷機の駆動音、静かな夜の工房に響く活字の音、そして仲間たちとの愉快なおしゃべり。番組では、文林堂に流れる穏やかで心地よい時間を追いながら、一人の職人が一文字一文字に込める「人との繋がり」と「生きる喜び」を丁寧に描き出します。

    【優秀(生ワイド)】MBCラジオ『たんぽぽ倶楽部 ~24年目の大運動会!しゃべって、笑って、スポーツの日~』

    MBCラジオで2001年から続く生ワイド番組『たんぽぽ倶楽部』が、2025年10月13日の「スポーツの日」に本社ホールから公開生放送を実施。抽選で選ばれた会場の130名を「赤組」、全国のリスナーを「白組」に分け、MCの宮原恵津子と岩﨑弘志アナウンサーの実況のもと、熱い「大運動会」を繰り広げた。

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