東京ゲームショウ2026のGENKIブースでは,Kickstarterで支援受付中のゲームパッド「Manta」を実際に触ることができた。開発版であり,最終仕様・筐体ではないとの断りはあったが,RP2350マイコン上で動く,夢と希望に溢れるゲームパッドだった。
日本での展開も準備中とのことで,Switch,Switch2,Windows,SteamOS,iPhone,iPad,Mac,Apple TV,Vision Proに対応予定だ。
GENKIブース
![画像ギャラリー No.001のサムネイル画像 / D◯OM待ち? RP2350マイコンと2.79インチIPSディスプレイ搭載のゲームパッド「GENKI Manta」をハンズオン[TGS2026]](https://ccnn.co/wp-content/uploads/2026/09/1789775656_283_001.jpg)
Mantaを見て最初に良さを感じたのは,2.79インチIPSディスプレイ(解像度428×142ドット)だ。ハンドルの間に横長のディスプレイがあり,表示内容の確認が容易だ。
ディスプレイを搭載するゲームパッドは珍しくないが,表示領域の狭さから“設定で迷子”になりやすい。つまり,どの項目をどう設定したのか,いまどの設定を変更しようとしているのかが分かりにくいのだ。その点,Mantaは表示領域に余裕があるため,視認性の高いUIで設定内容を把握できるのが魅力である。
プロファイル,チューニング,入力テストなどがそのままMantaのディスプレイで行える。本体に追加機能などを転送するとき以外はPCレスで済むそうだ
![画像ギャラリー No.002のサムネイル画像 / D◯OM待ち? RP2350マイコンと2.79インチIPSディスプレイ搭載のゲームパッド「GENKI Manta」をハンズオン[TGS2026]](https://ccnn.co/wp-content/uploads/2026/09/1789775657_421_002.jpg)
次に拡張性だ。Manta Labでの機能追加(というよりは公式ミニアプリの展開)が予定されている。詳細は後日発表とのことだが,CPU温度やプレイしているゲームのフレームレート表示などが期待できる。
CPU温度やプレイしているゲームのフレームレートを表示するデモがあった。PCの情報表示パネルとしてもふるまえるし,単純にセカンドディスプレイにもできそうである
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Manta Labではユーザー製アプリも想定されているとのこと。必要な機能を自作することもできるし,自作のゲームを動かすこともできる。なお,PC接続時にキーボード+マウスとして直接ふるまうKBMモードもある。
ソフトウェア的な部分だけでなく,ハードウェア面でもとがった仕様になっている。TMRスティックや,それを傾けるときの重さの調整(目標として30gf〜80gfを挙げている),有線ポーリングレート8000Hzといった2026年のゲームパッドではあまり馴染みのない機能を備えている。
このほかにも,A/B/X/YボタンがフルレンジアナログPulse Buttonsであることに注目したい。通常のボタンはON/OFFのみだが,Pulse Buttonsは押し込み量を連続的に検出できる。アナログ入力のL/Rトリガーボタンをイメージすると分かりやすく,L/Rトリガーボタンでのアクセル/ブレーキ操作のように,浅く押下して少しだけ入力するといったことがA/B/X/Yボタンでもできるのだ。
ただ,活用にはゲーム側の対応が必要になるので,当面はL/RトリガーボタンをA/B/X/Yボタンにマッピングしたり,浅く押下したときはAの入力,深く押下したときはBの入力になるといった使い方が想定される。
A/B/X/Yボタンはメカニカルスイッチと比べると,押下感が気持ちぐにっとしていた。微妙な押下には訓練が必要そうだ
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スペックについてはKickstarterで確認できるが,かいつまんで紹介するとL/Rボタンはホールエフェクト仕様で,バッテリーは1200mAh×2(目標),モーションは3軸ジャイロ+3軸加速度+3軸コンパス,重量約320g(目標),左右のハンドルにボイスコイル搭載,ヘッドフォン端子ありといったところだろうか。
また,接続方式は有線と2.4GHz帯,Bluetooth LEに対応し,ポーリングレートは有線で最大8000Hz,2.4GHz帯で最大1000Hz,Bluetooth LEで最大125Hzとなっている。
追加ショルダーボタンもある
![画像ギャラリー No.005のサムネイル画像 / D◯OM待ち? RP2350マイコンと2.79インチIPSディスプレイ搭載のゲームパッド「GENKI Manta」をハンズオン[TGS2026]](https://ccnn.co/wp-content/uploads/2026/09/1789775658_53_005.jpg)
背面にはL/Rトリガーボタンのアナログ/ラピッド/デジタル切り替えスイッチ,背面追加ボタン×2,着脱可能な背面パドル×2がある。また,上部にあるボタンはケーブルロック解除ボタン。ケーブルを差し込むと自動的にロックがかかる仕様だ
![画像ギャラリー No.006のサムネイル画像 / D◯OM待ち? RP2350マイコンと2.79インチIPSディスプレイ搭載のゲームパッド「GENKI Manta」をハンズオン[TGS2026]](https://ccnn.co/wp-content/uploads/2026/09/1789775659_20_006.jpg)
底部にはミュートボタン,ヘッドフォン端子,Mantaメニューボタンがある
![画像ギャラリー No.010のサムネイル画像 / D◯OM待ち? RP2350マイコンと2.79インチIPSディスプレイ搭載のゲームパッド「GENKI Manta」をハンズオン[TGS2026]](https://ccnn.co/wp-content/uploads/2026/09/1789775660_47_010.jpg)
各種ボタンの情報が分かるブース資料
![画像ギャラリー No.008のサムネイル画像 / D◯OM待ち? RP2350マイコンと2.79インチIPSディスプレイ搭載のゲームパッド「GENKI Manta」をハンズオン[TGS2026]](https://ccnn.co/wp-content/uploads/2026/09/1789775660_583_008.jpg)
![画像ギャラリー No.009のサムネイル画像 / D◯OM待ち? RP2350マイコンと2.79インチIPSディスプレイ搭載のゲームパッド「GENKI Manta」をハンズオン[TGS2026]](https://ccnn.co/wp-content/uploads/2026/09/1789775661_482_009.jpg)
ともあれ,OSの自由度がここまでくると,あとはD◯OMが移植されるのを待つだけ,という気もしてくる。
プロジェクトページのスペックシート
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![D◯OM待ち? RP2350マイコンと2.79インチIPSディスプレイ搭載のゲームパッド「GENKI Manta」をハンズオン[TGS2026] D◯OM待ち? RP2350マイコンと2.79インチIPSディスプレイ搭載のゲームパッド「GENKI Manta」をハンズオン[TGS2026]](https://ccnn.co/wp-content/uploads/2026/09/1789775663-1024x682.jpeg)