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     OpenAIは、Microsoft Wordの中でChatGPTを使える「ChatGPT for Word」の提供を始めた。Excel向け(5月)、PowerPoint向け(7月)に続くもので、これでMicrosoftの主要3アプリがそろった。Wordを離れずに、文章の作成や書き直し、校正などができる。無料プランを含む全プランで使えるが、利用量には上限がある。

    ChatGPT Word
    ChatGPT Word

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     法人向けには、最上位モデル「GPT-5.6 Sol」をWordで試せる2週間の無料プレビューも用意した。対象はBusinessとEnterpriseプランで、期間は9月17日から30日まで。この間の利用はプランごとの利用上限にはカウントしない。GPT-5.6 Solは、7月に一般公開したGPT-5.6シリーズの最上位モデルだ。

     Wordでは画面横のサイドバーからChatGPTに指示を出す。開いている文書の要約、選択箇所の書き直し、見出しや書式の調整、書式の崩れの検出などができる。

     同社は、手元のメモを仮説・前提・リスクに分けた投資メモにまとめる使い方などを紹介している。契約条項を平易な言葉で説明したり、法務に確認すべき点や用語の不統一を洗い出したりすることもできる。

     外部サービスの情報も参照できる。ChatGPTと連携したOutlookやSharePoint、Google Workspace、Dropboxにあるメールやファイルを参照しながら文章を作成できる。

     繰り返し行う作業には「スキル」も使える。役員向けメモや調査サマリー、契約書レビューなどでは、決まった指示や基準をスキルとしてまとめておけば、毎回同じ条件を適用できる。

     導入するには、Microsoft Marketplaceから「ChatGPT」アドインを追加し、ChatGPTアカウントでサインインする。アドインはWord、Excel、PowerPointで共通。組織によってはMicrosoft 365の管理者による有効化が必要になる。

     利用できる量はプランごとに異なり、ChatGPTの利用上限が適用される。Codexなどの高度な機能を含むプランでは、それらと共通の利用枠から差し引かれる。

     データの扱いにも線引きがある。パソコン内のファイルを自動で読み取ることはない。連携アプリから参照する場合を除き、ChatGPTに渡るのはWordで開いている文書と、ユーザーがプロンプトに入力した内容に限られる。

     アドイン内のチャットは通常のChatGPTの会話履歴とは別で、メモリー機能も引き継がれない。入力データをモデルの学習に使うかどうかはプランごとに異なり、Business、Enterprise、Edu、Teachersでは初期設定で学習には使わないという。

     同社は、ChatGPTが誤りや意図しない編集をする可能性があるとして、重要な事実や数字の確認や文書の控えを残すよう求めている。複雑な書式や表、グラフでは、手作業での修正が必要になることもある。

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