2026年9月
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     ゲーマー向け周辺機器を手掛けるFlydigiのブースでは,9月中旬に海外市場へ向けて発表された新型ゲームパッド「APEX 6」と「APEX 6 Pro」を展示していた。今回はAPEX 6 Proを中心にチェックしたので,前世代製品「APEX 5」との違いを含めて,特徴を紹介する。
     なお,APEX 6とAPEX 6 Proの国内発売は,10月以降を予定しているとのことだ。
    APEX 6 Pro。国内に到着したのが東京ゲームショウの直前ということで,しれっと置かれるかたちで展示されていた。そのため,途中までAPEX 6だと思って触っていた

    画像ギャラリー No.001のサムネイル画像 / Flydigiが最新ゲームパッド「APEX 6」シリーズを展示。綾波レイやゼンゼロなどとのコラボモデルも展開[TGS2026]

     APEX 6 ProとAPEX 5の違いを見ていこう。
     外観デザインや本体サイズはほとんど変わらない。右下のグリップ部分にある製品名以外の違いを見つけるのが難しいくらいだ。
    APEX 5

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     一方で内部は大きく変わっており,アナログスティックに磁気センサー式TMRスティックを採用した。データ処理のアルゴリズムを見直したとのことで,より精度の高い入力が可能になったそうだ。
     アナログスティックを傾けるときの抵抗を調整できる機能は引き続き搭載しており,30〜100gfの間で調整できるという。

     トリガーボタンにも大幅な改良が加えられている。形状は変わらないが,物理的にストロークの長さを切り替えられるようになったのがポイントだ。

    APEX 5(左)とAPEX 6 Pro(右)の背面。APEX 6 Proには,トリガーのモード切り替えスイッチがある

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     APEX 5では,ストロークを短くすることができないため,専用ソフトウェアからトリガーの抵抗や振動などを調整する「フォースフィードバック ホール ゲーミングトリガー」によって,疑似的にトリガーロックを再現していた。
     ただ,トリガーを押している途中でスコンと抜けるようなクセが気になっていた。ストロークを切り替えられるのは非常にうれしいが,フィーリングをゲームで試せなかったのは残念である。
     また,トリガー内部にボイスコイルモーターを新たに採用しており,細かな振動によるフィードバックにも対応した。
    トリガーの形状はそのままだが,中身はだいぶ変わっている

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     振動機能にも手が加えられた。
     APEX 6 Proでは,トリガーだけでなくグリップ部分にもボイスコイルモーターを採用する。Flydigiは,APEX 6 Proの振動機能を「X-Haptics」と呼んでおり,従来の振動モーターと比べて細かな振動を伝えられるという。
     方向性としては,PlayStation 5のDualSenseが採用するハプティックフィードバックに近いといえるだろう。
     また,PCとの接続時には,ゲーム内で生じている効果音などを解析して,それに応じた振動を発生させる機能も備えているそうだ。ただ,実際のゲームで試せていないので,効果のほどは分からない。

     スタンダードモデルのAPEX 6と,上位モデルであるAPEX 6 Proの大きな違いはグリップ部分に搭載するモーターにある。APEX 6 Proは,前述のとおりボイスコイルモーターを採用するが,APEX 6は従来の振動モーターとのことだ。
     細かな振動によるフィードバックを重視するのであればAPEX 6 Proを,振動にこだわりがなければAPEX 6を選ぶのが良いかもしれない。

     Flydigiは,APEX 6シリーズでもアニメやゲームとのコラボモデルを積極的に展開するようだ。
     東京ゲームショウ2025では,エヴァンゲリオンとのコラボモデルとして「アスカ・ラングレー」(惣流か式波のどちらかは明言されていない)仕様のAPEX 5を展示していた。
     今回は綾波レイ仕様の「APEX 6 REI AYANAMI EDITION」を展示している。

    APEX 6 REI AYANAMI EDITION

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    背面にはEVA 0とプリントされている

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     なお,発売時期などは不明だが,「VADER 5S」のエヴァンゲリオン初号機モデルもあった。
    「VADER 5S」のエヴァンゲリオン初号機モデル

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     また,APEX 6には,「Phantom Blade Zero」とのコラボモデルもラインナップするという。
    Phantom Blade ZeroエディションのAPEX 6

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     APEX 6 Proには「ゼンレスゾーンゼロ」とのコラボモデルを用意する。本体のデザインを見ると「妄想エンジェル」をモチーフとしているようだ。
    APEX 6 Proのゼンレスゾーンゼロコラボモデル

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    ピンクのトリガーボタンが,デザイン的にいいアクセントとなっている

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     綾波レイとゼンレスゾーンゼロのコラボモデルは,通常モデルと同じ10月以降の発売を予定しており,Phantom Blade Zeroモデルはそれよりも少し遅れる見込みだという。

     東京ゲームショウの前後は,ゲームパッドだけでなく,マウスやキーボード,アーケードコントローラーの新製品が数多く発表されるため,あれこれあれこれ目移りしてしまいがちだ。とりあえず自分がよく利用するデバイスからじっくりチェックするといいだろう。

    Flydigiブースにいたスタッフがちらっと見せてきたチラシ。これによると,eスポーツ向けキーボード「FS68」の国内販売も予定するようだ

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