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    MOZA Racingは、東京ゲームショウ2026の展示ホール11にブースを構える。同社が手掛けるレーシングコントローラーやフライトコントローラーを多数展示。実際に操作感を試せる試遊環境も用意されている。

    東京ゲームショウ2026のMOZA Racingは、同社が販売するレーシングコントローラーやフライトコントローラーを多数展示

    東京ゲームショウ2026のMOZA Racingは、同社が販売するレーシングコントローラーやフライトコントローラーを多数展示

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     MOZA Racingはこれまでパソコン向けのコントローラーを主軸としてきたが、新たにPlayStation 5のライセンスを取得し、『グランツーリスモ7』に対応する新製品を発表した。東京ゲームショウ2026ではその新製品をいち早く展示していた。

     今回発表されたのは、ダイレクトドライブ方式のホイールベース、ステアリングホイール、ペダルをセットにしたオールインワンモデル「MOZA R5S Pro Racing Simulator」、ホイールベースにステアリングホイールを組み合わせた「MOZA R16S Ultra Racing Simulator」、ホイールベース単体の「MOZA R16S Ultra Direct Drive Wheel Base」の3製品だ。

    MOZA RacingブースではPlayStation 5のライセンスを取得した新製品をいち早く展示していた

    MOZA RacingブースではPlayStation 5のライセンスを取得した新製品をいち早く展示していた

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    MOZA Racingは実際の自動車メーカーとコラボしたレーシングシミュレーター用のステアリングなどを多数販売している

    MOZA Racingは実際の自動車メーカーとコラボしたレーシングシミュレーター用のステアリングなどを多数販売している

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    ステアリング上の画面やライトは、対応ゲームならゲーム内の車と連動して動作する。多数のスイッチやダイヤルは、走行中にブレーキバランスやエンジンマップの切替えなどに使う

    ステアリング上の画面やライトは、対応ゲームならゲーム内の車と連動して動作する。多数のスイッチやダイヤルは、走行中にブレーキバランスやエンジンマップの切替えなどに使う

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    MOZA Racingではフライトシミュレーターのシステムも展示していた

    MOZA Racingではフライトシミュレーターのシステムも展示していた

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    本格的レーシングシミュレーターをブースで体験

     ブースには、実際にレーシングシミュレーターを体験できる試遊台も設置されていた。そのうち1台はステアリングホイール、ホイールベース、ペダルという最低限の3点だけでも33万円を超える構成で、コクピットにはさらに約50万円のモーションアクチュエーターを搭載。筆者の推定では、ディスプレーやPCなども含めれば総額100万円を軽く超える本格的なシステムだった。

     試遊に使用されていたタイトルは『Assetto Corsa Competizione』。車両には「ランボルギーニ・ウラカン GT3」が用意され、鈴鹿サーキットの東コースを3分間走行できた。

     実際に走らせてみると、ステアリングから伝わるフォースフィードバックの反力はかなり強い。ブレーキペダルを踏み込むにも相応の力が必要だった。さらに印象的だったのがモーションアクチュエーターだ。コーナリング時の荷重移動やタイヤが滑り始める感覚がコクピットの動きとして伝わるため、車両の状態をつかみやすい。

     実車のレーシングドライバーは、シートを通じて腰や臀部(でんぶ)などから車体の挙動を感じ取り、タイヤのグリップ状態や横滑りなどを判断するという。今回の試遊台でも、モーションアクチュエーターによってそれに近い感覚を疑似的に味わえた。

     筆者は普段からレーシングシミュレーターに慣れていることもあり、1周目から基準タイムを約5秒上回るペースで走行した。一方で、ほかの試遊者を見ていると、ブレーキングの位置を見誤って1コーナーのタイヤバリアに突っ込んだり、コーナーで何度もスピンしたりする場面も少なくない。本格的な挙動を再現するレーシングシミュレーターだけに、初心者にはかなり手強いようだ。

     レーシングシミュレーターの環境を構築するにはかなり高価となるが、モーションアクチュエーターなどがあれば、ステアリングやペダルだけでは得られない車体の動きまで全身で感じられる。わずか3分間の走行でも、終了時には筆者の心拍数が140回/分前後まで上昇していたほどだ。レーシングシミュレーターが単なるゲームの域を超え、実車さながらの緊張感や臨場感まで味わえることを実感できる試遊だった。

    MOZA Racingブースでは本格的なレーシングシミュレーターの設備を設置し実際に試すことができた

    MOZA Racingブースでは本格的なレーシングシミュレーターの設備を設置し実際に試すことができた

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    モーションアクチュエーターによって腰や臀部などから車体の細かい挙動を感じ取れる

    モーションアクチュエーターによって腰や臀部などから車体の細かい挙動を感じ取れる

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    (文・写真/田代 祥吾)

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