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    Snapdragon X EliteがGooglebookに採用される(写真提供: Qualcomm)

     Surface Proなどが搭載するSnapdragon X Eliteは、これまでWindows PC向けのプロセッサだった。Qualcommは、9月22日より米ハワイ州マウイ島において、年次イベント「Snapdragon Summit」を開催する。それに先立ち、9月21日(米国時間)より予約が始まった「Googlebook」に、Snapdragon X Elite(X1E-80-100など)の搭載製品が含まれることを明らかにした。

     Googlebookは従来のChromebookの延長線上にある製品で、ChromeOSとAndroidの機能が1つになって提供される新しいノートPCのプラットフォーム。Googleが提供するデバイス上のエージェント型AI環境となる「Gemini Intelligence」などのAIアプリを標準搭載している。

     Googlebookは、昨年(2025年)のSnapdragon Summitで構想が明らかにされた。Androidアプリも実行でき、Androidスマホとの連携機能として、スマホアプリをインストール不要でGooglebook上で実行する「Cast My Apps」、スマホ内のファイルに直接アクセスできる「Quick Access」などを用意する。

     Qualcommは、すでにGooglebookのOEMとしてGoogleが公表しているAcer、ASUS、Dell、HP、Lenovoのうち、DellとHPがSnapdragon X Eliteを採用する予定だという。

    X1E-80-100は12コア/最大4.0GHz、45TOPSのNPUを搭載

     Snapdragon X Eliteは2023年に発表され、2024年に搭載製品が発売された。クライアントPC向けとしては45TOPSと高い性能のNPUを持つほか、x86プロセッサに匹敵する性能を実現したことで話題を集めた。

    Snapdragon X Elite

     Googlebookに採用されるX1E-80-100は、CPUに12コア/最大4.0GHzのOryon、GPUに最大3.8TFLOPSのAdreno X1、45TOPSのNPUを搭載する。そして高性能ながらも8時間以上の長時間駆動を可能としている。

     Adreno X1は、Androidスマホ向けのSnapdragon 8シリーズに採用されているAdreno GPUと基本的なアーキテクチャが共通している。そのため、高速なフレームレートや拡張グラフィックスの機能などはGooglebook上でも利用できることになる。

     Googlebook向けのAI実行環境「Gemini Intelligence」や、AndroidアプリでのAIローカル実行では、Snapdragon Xシリーズの特長である45TOPSのNPUの使用により、高い性能と優れた電力効率を発揮できるとしている。

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