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    石毛宏典氏
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     西武黄金期のチームリーダーで、元オリックス監督の石毛宏典氏(70)が21日に放送されたBS10の野球トークバラエティー「ダグアウト!!!」(月曜後9・00)にゲスト出演し、個性豊かだった当時の西武投手陣について語った。

     番組恒例「俺のベスト9」のコーナー。基本ルールは「自分をメンバーに入れてベストナインをセレクト」「選出できるのは自分が現役時代にプレーしていた選手」「DHはなし、投手を選出」の3つ。

     そのなかで「9番・投手」に選んだのは当時の豪華な西武投手陣ではなく、ロッテの元エースでヤンキースや阪神でもプレーした剛速球投手の伊良部秀輝さんだった。2011年に42歳の若さでこの世を去ったが、石毛氏はロッテ時代に最速158キロを誇ったこの剛腕と対戦するのが嫌で嫌で仕方なかったという。

     この流れで、当時西武に在籍していた郭泰源氏(64)の話に。“オリエンタル・エクスプレス”と呼ばれた台湾出身の速球派右腕で、当時他球団に在籍していた元選手では彼をNo.1投手に指名する人も多い。

     「彼は相当能力高いんで。ちゃんと放れば157、8(キロ)出るんでしょうけども“いいや、こんなもんで”っていう。手を抜いて投げるわけですよ。(それでも)抑えちゃうんですよ。ピンチになってマウンド行って“泰源!もっと真剣に放れよ!お前!”って言ったら“僕、真剣よ、一生懸命よ”って。“バカヤロー!違うだろ!”ってハッパかけてやってるんですけど…」と苦笑いまじりに当時を回想した。

     そして、「工藤(公康)、東尾(修)さんは歯向かってきますね。ピンチで行くじゃないですか。(工藤に)“お前、頑張れよ!抑えろよ!”って言ったら“分かってますよ!しっかり守ってくださいよ!”みたいな。東尾さんは“てめぇらがしっかり打たんからじゃ!”みたいになるわけですよ」とも。

     「東尾さんとはよく(試合後に)つるんでたんで。“このピンチを抑えたら俺がおごる。打たれたらアンタのおごりぞ!”みたいな。“時間見てくれよ!”“なんや!”“もう9時過ぎますよ。帰って風呂入って飲みに行くの何時になると思ってるんですか!はよ終わってくれい!”みたいな」と笑わせた。

     また、「(渡辺)久信はね、案外あっさりさっぱりタイプですから。あんまり深く受け止めるタイプじゃないですね。普通に“頑張ってくれよ!”“分かりました!”みたいな感じですから、あいつは」とし、「歯向かわないですね。あっけらかんとしている。ピンチをピンチと思ってないタイプでしょうからね」と笑顔で回想。「受け止める感情もちょっと僕と似てますよね」と話していた。

     【石毛宏典氏が選んだ“俺のベスト9”】
    1番・中堅 福本  豊
    2番・右翼 簑田 浩二
    3番・三塁 掛布 雅之
    4番・一塁 落合 博満
    5番・左翼 秋山 幸二
    6番・二塁 篠塚 和典
    7番・遊撃 石毛 宏典
    8番・捕手 伊東  勤
    9番・投手 伊良部秀輝

     

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