U2は、9年ぶりの新スタジオ・アルバム『Carnaval De Luz(邦題:光の祝祭~カルナバル・デ・ルス)』を11月13日発売。
スタジオ・アルバムのリリースは2017年の『Songs Of Experience』以来。通算15作目。
新作はさまざまな場所でレコーディングされ、ジャックナイフ・リー(Jacknife Lee)がプロデュース。全12曲を収録し、精神性、友情、自由、そして迫りくる暗い力に直面したときの不屈の力をテーマに探求した作品となっています。
新作には、亡くなったドリー・パートン(Dolly Parton)とのデュエット曲「Torn」も収録されます。この曲は昨年に、パートン、スノウ・パトロール(Snow Patrol)のキーボード奏者ジョニー・マクデイド、そしてバンドが共作しました。この曲にはパートンの最後のレコーディング・ヴォーカルが収録されています。「彼女が病気になった時、ベッドから起き上がってこの歌を歌ったんだ」「それは聴けば分かるだろう。でも、今の僕はもうそれを聴くことさえできないんだ」とボノは米ローリングストーン誌に明かしています。
また、新作にはU2の長年のコラボレーターであるブライアン・イーノ(Brian Eno)も参加しています。イーノは「Go (Carnaval De Luz)」、「The Greatest Show On Earth」、「Can’t Stop Us Now」の共作およびシンセサイザー演奏を担当しています。
過去にイーノと共にU2のアルバムを共同プロデュースしたダニエル・ラノワ(Daniel Lanois)も参加しており、「Torn」でペダル・スチール・ギターを演奏しています。
さらにマーティン・ギャリックス(Martin Garrix)は「Glorify」のソングライティングにクレジットされ、ライアン・テダーは「Silencio」の追加プロデュースにクレジットされています。
スーサイド(Suicide)の影響を受けたというオープニング・トラックは、ここ数年のU2の作品の中でも最もワイルドな楽曲に仕上がっているという。ジ・エッジ(The Edge)はプレスリリースの中で「これは、僕たちの決意表明だ。新しいU2のアルバムにどんな音を期待していたとしても、まさかこんなものが出てくるとは思っていなかったはずだ」と述べています。
プレスリリースではまた、ボノ(Bono)がサーカスの呼び込み口上よろしくこう述べています。
「さあ、さあ、さあ、寄ってらっしゃい、見てらっしゃい! 紫の靴下も、傷ついた心も、バラ色の楽観主義も持って集まっておいで……。ここでは、鳴り響くギター、深く響くベース、陶酔するようなリズム、そして、そう、銀色の涙も登場することでしょう!」
ジ・エッジによると、バンドはこれまでに作ったどの作品にも劣らないほど、このアルバムに懸命に取り組んだという。
「僕たちはファースト・アルバムを作っていた頃と何も変わっていない。決して安住なんてしていないんだ。昔と同じように、今も苦闘し続けている。それは素晴らしいことだと思う。簡単にはいかないということが、本当に大切なんだ。もし何もかもが簡単になってしまったら、きっと音楽にもそれが表れてしまうだろうね」
このアルバムから「Silencio」のミュージックビデオが公開されています。
■『Carnaval De Luz』
01. Go (Carnaval De Luz)
02. La Reina
03. Street Of Dreams
04. The Mirror Maker (Rosalía)
05. Superficiality
06. If The World Is At War We Better Not Be
07. Silencio
08. The Greatest Show On Earth
09. Glorify
10. Midnight Sunshine
11. Can’t Stop Us Now
12. Torn (Feat. Dolly Parton)
