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    10日、14号ソロを放つ柳田
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     本紙評論家の松田宣浩氏(43)が、今季、復活を遂げたソフトバンク・柳田悠岐外野手(37)の8、9月の“変化”を解説し、残り2本となった「20発」へエールを送った。また、シーズン最終盤へ向けて2位以下に「10ゲーム差」以上をつければ得られる「2アド」が、打撃にも好影響を与えると語った。

    ≪8月は安打、9月は長打意識≫

     柳田選手にとって素晴らしい38歳シーズンになっています。4、5月は打率2割台前半と思った数字が出ませんでしたが、8、9月の勝負どころで本来の成績になった。チーム最年長。口で引っ張るタイプではありませんが、背中、成績でいい影響を与えています。

     ポイントは8月。長打よりもヒットを狙った打ち方になりました。近藤選手、栗原選手が本塁打を打つからこそ、ヒットで塁に出ると考えたのでしょう。追い込まれるまではセンター返しで、やや打球を抑えるような打ち方で月間打率・398を叩き出しました。

     打率が上がったことで余裕ができました。9月のバッティングを見ると角度をつけてホームランを狙っているのが分かります。長打、打点を求める本来のスタイルです。序盤戦は年齢的なものもあるかなと思いましたが、打撃スタイルやアプローチを変化させ、道具面もバットを軽くしたり戻したり。やってきた経験が、3連覇に大きく貢献しました。

     昨年末に柳田選手と対談する機会がありました。私が38歳シーズンに残した「115試合、14本塁打」の話題になった際「バリ、出とるやないですか!凄いすね。やっぱスゲえわ」と驚かれましたが、すでに23日までに123試合、18本塁打と抜き去ってくれました。20本は本人も目標としているでしょうし、行ってほしいです。

     もう一人、39本塁打と栗原選手は大台が目前です。新選手会長として頑張った1年。30本台で終わるより、やり切ったというシーズンにするには残り1本、自分の手でつかみ取ってほしいと思っています。オフの充実感は全然違うでしょう。

     2位以下に10ゲーム差以上をつければ、2勝のアドバンテージのつくCSファイナルSの新ルール。消化試合がなくなるし、できるのであれば「10差」以上で終わらせたい。最後まで手を抜けないことは、それが柳田選手だったり、栗原選手個人の打撃内容にも、いい影響を与えそうです。 (本紙評論家)

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