
Adobeは、Googleの「Gemini」向けにAdobeコネクタの提供を開始した。また、Anthropicの「Claude」向けAdobeプラグインも強化し、新たにAcrobatのPDF編集機能などを追加した。AIとのチャット画面からAdobeのツールを呼び出し、生成だけでなく実際の編集作業まで進められる。
新しいGemini向けAdobeコネクタでは、Adobe Photoshop、Lightroom、Adobe Express、Adobe Fireflyなどの機能を、Geminiとの会話から利用できる。
たとえば商品写真をアップロードして「明るさや色を整え、同じ比率でトリミングして」と依頼すると、Adobeのツールを使って一連の処理を実行できる。また、1つのデザインをInstagramなど各SNS向けのサイズや内容に展開したり、キャンペーンの内容やターゲットを伝えてAdobe Expressのテンプレートをカスタマイズするといった使い方にも対応する。
ユーザーが使用するAdobeアプリや機能を細かく指定する必要はなく、完成イメージを説明すると、Adobe側が適切なツールを組み合わせて処理してくれる。
すべてのGeminiプランで利用可能で、Geminiの「設定」からAdobeとのアプリ連携を有効にして利用する。
ClaudeでPDFを編集
Claude向けAdobeプラグインでは、従来のPhotoshop、Illustrator、Premiere、Lightroom、InDesign、Adobe Expressなどに加えて、今回初めてAcrobatのツールを統合した。
PDFでは、ページの削除や結合、分割、機密情報の墨消し、別形式への変換などが可能。さらに新しいインタラクティブエディターを使い、ページの並べ替えやテキスト編集、コメント、ハイライトなどをClaude内で直接操作できる。


ClaudeにPDFを分析させ、その結果を推奨事項や注釈としてPDF上に追加させることも可能。
Adobe Expressについても、レイヤーベースのエディターを追加。生成したデザイン全体を作り直すことなく、画像、テキスト、色、フォントといった個別要素を選んで調整できる。

Claude向けAdobeプラグインは、デスクトップ、モバイル、Web版ClaudeのほかClaude Codeでも提供。ゲスト利用にも対応するが、Adobeアカウントでログインすると利用制限の緩和や追加ツールなどの機能を利用できる。
