400psを超えるV6ツインターボや6速MTを組み合わせた高性能仕様も。
日産を代表するスポーツセダン「スカイライン」が、13年ぶりの世代交代を迎えようとしている。現行V37型が日本で発売されたのは2013年11月。途中で大幅改良を受けながら販売を続けてきたが、ついに次期型の公開時期が見えてきた。
日産 スカイライン 次期型 予想CG
日産のイヴァン・エスピノーサ社長兼CEOは朝日新聞のインタビューで、次期スカイラインを2026年12月に披露することを明らかにした。次期型の存在自体は、日産が2026年4月に発表した長期ビジョンですでに明らかになっている。
日産 スカイライン 次期型 予想CG
日産は今後の商品を「ハートビート」「コア」「成長」「パートナー」の4カテゴリーに分類。スカイラインは、日本の高度なエンジニアリングや走行性能を象徴する「ハートビート」に位置づけられた。経営再建を進める日産にとって、単なるモデルチェンジ以上の役割を担う一台となる。
では、13年ぶりに生まれ変わるスカイラインは、どのような姿になるのか。スクープ班が制作した予想CGでは、低くワイドなプロポーションを基本に、シャープなヘッドライトを採用。大型ロアグリルと縦基調のコーナーインテークを組み合わせ、スポーツセダンらしいフロントマスクとしている。
リアで目を引くのは丸型4灯テールだ。歴代スカイラインを象徴するデザインのひとつであり、次期型で復活すれば、新しいデザインのなかにもスカイラインらしさを強く打ち出せる。
パワートレインについては、日産から詳細は明らかにされていない。海外では後輪駆動(RWD)のスポーツセダンという基本構成を維持し、ハイブリッドシステムを組み合わせる可能性が取り沙汰されている。さらに、400psを超えるV6ツインターボや6速MTを組み合わせた高性能仕様も予想されている。
スカイラインが電動化へ大きく舵を切るのか、それとも内燃機関を主役としたスポーツセダンとして進化するのかは、次期型の商品性を左右する大きなポイントになる。生産拠点として有力視されるのは栃木工場で、同工場では現行スカイラインに加え、「フェアレディZ」なども生産している。
日産 スカイライン 次期型 予想CG
そして次期スカイラインには、車両そのものとは別にもうひとつ注目すべきポイントがある。それが開発スピードだ。エスピノーサCEOによれば、これまで約50カ月を要していた新型車の開発期間を、次期スカイラインでは約26カ月まで短縮したという。ほぼ半分という異例の短さである。
背景にあるのがAIやデジタル技術の活用だ。日産は商品開発のプロセスを高速化し、より短期間で新型車を市場へ投入できる体制への転換を進めている。そこには新型車の商品化サイクルを急速に短縮している中国メーカーの存在もあり、エスピノーサCEOも技術やコスト競争力、開発期間で中国勢が新たな基準を作りつつあるとの認識を示している。
日産は中国で東風汽車との合弁事業を展開しており、中国市場で蓄積したノウハウをグローバルの商品開発にも生かす方針だ。約13年にわたって販売されてきたV37型に対し、次期型は約26カ月という短期間で開発されることになり、スカイラインの世代交代だけでなく、日産の商品開発そのものが変わり始めたことを示すモデルともいえる。
歴代モデルの伝統をどこまで残し、電動化や新しいスポーツセダン像をどう盛り込むのか。2026年12月、久々に新しい「スカイライン」の姿が明らかになる。
日産 スカイライン 次期型 予想CG
日産 スカイライン 次期型 予想CG
日産 スカイライン 次期型 予想CG
日産 スカイライン 次期型 予想CG
日産 スカイライン 次期型 ティザーイメージ
日産 スカイライン 次期型 ティザーイメージ
日産 スカイライン 次期型 ティザーイメージ
