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小田和正のニューアルバム『きっと!』のリリースを記念して、タワーレコードではフリーマガジン「TOWER PLUS+ 小田和正 特別号」を発行! ここでは中面に掲載されたコラムを掲載いたします。「TOWER PLUS+」はタワーレコード全店にて配布中です!※ *TOWER PLUS+編集部
※タワーレコードオンライン、カフェは除きます
※「TOWER PLUS+」は無くなり次第終了となります
※天候や交通事情により配布が遅れる場合がございます

小田和正のニューアルバム『きっと!』が9月30日に発売された。小田がソロ名義として初めて発表する本格的なライブ音源と、約2年ぶりの新曲“きっと!”がひとつに束ねられた1枚だ。〈明治安田 Presents Kazumasa Oda Tour 2025 みんなで自己ベスト!!〉のファイナルとなった横浜アリーナ公演の振り返りと、新曲“きっと!”の魅力に迫ってみた。
『きっと!』に記録されたライブの熱狂と祈り
全国13会場28公演を巡り、約31万人を動員した大規模なアリーナツアー〈明治安田 Presents Kazumasa Oda Tour 2025 みんなで自己ベスト!!〉のファイナル、10月1日の横浜アリーナ公演の熱狂と祈りの記録が、この『きっと!』には余すところなくパッケージされている。さらに初回生産限定盤には、その日のダイジェスト映像(約35分)が付属される。
今回収録されている2025年のツアーをファイナルや地方も含めて数公演観たが、やはりライブは生き物だと改めて感じた。一期一会の楽しみと切なさに毎回心が動かされた。特に小田の地元・横浜アリーナでのファイナルは、年齢のことも考えると〈もしかしたら長いツアーはこれが最後になるんじゃないか〉と勝手に推測し、少しセンチメンタルな気持ちを抱えて会場に向かったことを覚えている。
ライブ中、小田も感極まるシーンがあったが、ダブルアンコールのラスト“my home town”を歌い終えてステージから去っていく時、力強く「また会おうぜ!!」と叫んだのだ。もちろん客席は大歓声で応え、小田とまた会う〈約束〉をした。この〈約束〉の叫びは、今作にもしっかり収録されている。
そして2026年夏。小田の近況を伝えるFCの〈DIARY〉で、〈新曲制作中〉と、レコーディングスタジオの小田の様子が毎日のように更新され、新曲がいつ聴けるのだろうかと待っていたところに飛び込んできたのが、新曲とライブ音源で構成されたニューアルバムが発売されるというニュースだった。
「歳を取ってきても『自己ベスト』が出るような気持ちで臨んで、みんなと一緒に頑張れたらいいな」――2025年のツアーについて小田はFC用のインタビューでそんな言葉を残していた。その言葉どおり、今作に刻み込まれているのは、単なるノスタルジーや円熟味がもたらす安らぎではない。ステージと客席が互いの体温を確かめ合い、今日というかけがえのない瞬間を共に噛み締める〈生命の祝祭〉そのものだ。
“ラブ・ストーリーは突然に”から“言葉にできない”まで、横浜アリーナに響き渡る国民的アンセム
ライブでは映像と合わせて流されたオープニングのSEに続き、炸裂するカッティングギターと共に放たれたのは国民的アンセム“ラブ・ストーリーは突然に”。1曲目から横浜アリーナを一瞬にして総立ちへと導いていく。軽快なビートで会場を爽快な風で包み込む“wonderful life”、そして夏の切ない気配を呼び覚ます“夏の日”へ。ステージを端から端まで歩き、客席の一人ひとりに視線を投げかけながら歌いかける小田の姿が、クリアな音像からも鮮やかに立ち上がってくる。
会場の空気がひときわ澄み渡ったのが“東京の空”、そして“たしかなこと”の流れだ。“たしかなこと”のイントロが爪弾かれた瞬間、客席から漏れた小さなどよめきと吐息と拍手。78歳を迎えた小田が丁寧に紡ぐ〈忘れないで どんな時も〉というフレーズは、多くの年月をくぐり抜けてきた聴き手それぞれの人生の記憶と重なり合い、深く胸を締めつける。
続く“その先にあるもの”“風と君を待つだけ”で見せる力強いビート感、そしてオフコース時代の熱狂をそのまま連れ戻したような“Yes-No”での客席とのコール&レスポンス。さらに“キラキラ”では、マイクを手にアリーナを縦横無尽に駆け巡り、客席との境界線を完全に融解させていた。何度も、何度も「どうもありがとう」と感謝の言葉を伝え、慈しむように客席を見渡す小田の姿が浮かび上がってくる。
そして、ピアノの前に座り静かに歌いはじめた“言葉にできない”。息を呑むように静まり返る会場。祈りにも似たその歌声は、言葉を超えて聴く者の魂を揺さぶり涙を誘う。そこから、2024年に発表された名曲“すべて去りがたき日々”へ。過ぎ去った時間への愛おしさと切なさを抱きしめるように歌い上げ、本編ラストの“君住む街へ”へと昇華していく構成は、半世紀を超える小田の音楽人生そのものを凝縮したような、圧倒的なクライマックスだ。
アンコールパート(DISC 2)も圧巻の一途を辿る。不朽の名曲“愛を止めないで”、客席全体が一体となって腕を振りながらサビを歌い上げた“YES-YES-YES”。さらに“hello hello”“今日も どこかで”と続き、バンドメンバー全員がステージ中央に並んでアカペラで披露された“いつも いつも”のどこまでも美しいハーモニー。そして、自身のルーツへの愛と敬意を込めた“my home town”は小田も多くの観客も涙をこらえきれなかった。深く一礼したのち発せられた「また会おうぜ!!」の言葉は、もはやこのツアーを象徴する言葉として、ファンの間で今も語り継がれている。
新曲から見えてくる小田和正の現在地
そして、この作品の最後を飾るのが、約2年ぶりとなる待望の新曲“きっと!”(明治安田 新企業イメージCM曲)だ。歌詞に目を通すと、そこにあるのは、大きな言葉で何かを宣言するのではなく、ごく小さな日常への肯定を、静かに、しかし確信を持って歌う小田らしい筆致だ。特別な何かを望むのではなく、今日と同じような明日が続いていくこと。それこそが幸せなのだという感覚は、30代で“言葉にできない”を書いた小田とも、50代で“たしかなこと”を書いた小田とも地続きでありながら、そこに滲むのは、間違いなく70代終盤を迎えた今の小田にしか書けない〈透明〉さだ。不安や涙を誰にも見せず、それでも誰にも負けない笑顔を味方にして歩いてきた、という感覚には、半世紀を音楽と共に歩いてきた者だけが持ちうる、静かな胆力がある。
曲の終盤、なつかしい歌を何度も聴き返しながら、いつかまたみんなで同じ場所に集おう、と呼びかけるくだりに至っては、この曲がツアーで交わした約束――〈また会おうぜ!!〉――への、いわばアンサーソングのようにも響いてくる。
参加ミュージシャンも、ドラムとパーカッションに木村万作、ベースにネイザン・イースト、ギターに佐橋佳幸、ストリングスに金原千恵子ストリングスというオーガニックなアンサンブル陣に加え、コーラスには松たか子と和田唱(TRICERATOPS)を迎えている。この布陣は、小田がこの1曲にどれほどの本気度で臨んだかを物語っている。派手な仕掛けはない。ただ、信頼する仲間たちの手によって、丁寧に、確かに紡がれた1曲。小田が描く優美なメロディラインは驚くほど透明で、限りなく優しい。
この楽曲において何より心を捉えて離さないのは、小田が紡いだ言葉の深淵だ。〈ずっと思ってきたこととは 少し違うけど/魔法のような別のこたえ 見つけた〉という一節は、彼が長い音楽生活を歩んできた末に辿り着いた、人生の真理のような響きを持っている。
アルバム『きっと!』に収められた21曲のライブテイクと1曲の新曲は、過去・現在・未来という時間軸をシームレスに繋ぎ合わせており、小田が〈人は一人では生きていけない〉〈誰かと心を通わせたい〉という根源的な願いを歌い続けてきたことを示している。かつて青春時代にオフコースを聴いていた世代も、ドラマやCMをきっかけにその歌声に出会った世代も、誰もが彼の音楽の中に〈自分自身の物語〉を見出してきた。だからこそ小田の音楽は、単なる懐メロとして消費されることなく、常に〈今を生きる歌〉として鳴り響き続ける。
『きっと!』というタイトルは、断定でも予言でもない。確信に満ちているようでいて、どこかにためらいや余白を残す、極めて日本語的な言葉だ。半世紀以上、変わらぬメロディと変わらぬ声で歌い続けてきた男が、いま選んだのがこの言葉であることに、ある種の必然を感じずにはいられない。全てを言い切らない。それでも、また会おうと約束する。そのしなやかな強さこそが、このアルバムの、そして小田和正というアーティストの現在地だ。
INFORMATION
小田和正『きっと!』リリース記念〈タワラブ!〉キャンペーン
①小田和正〈タワラブ!〉B1ポスター掲出

タワーレコード限定の特別なデザインの小田和正〈タワラブ!〉B1ポスターを全国のタワーレコードで掲出します。
掲出期間:2026年9月29日(火)~2026年10月12日(月)
※終了日は店舗によって異なる場合がございます
掲出店舗:タワーレコードおよびTOWER RECORDS mini全店
②小田和正〈タワラブ!〉B1ポスター抽選プレゼント
小田和正『きっと!』を対象店舗でご購入いただき、抽選へご応募された方の中から10名様に、〈タワラブ!〉B1ポスターをプレゼントします。店舗でご購入いただいた方は応募QRコード付きレシートより、タワーレコード オンラインでご購入いただいた方は特設ページ内の〈応募はこちらから〉より抽選にご応募いただけます。なお、応募にはタワーレコード メンバーズへの登録が必要となります。
応募期間:2026年9月29日(火)0:00~2026年10月12日(月)23:59
対象店舗:タワーレコードおよびTOWER RECORDS mini全店、タワーレコード オンライン
対象商品:小田和正『きっと!』(FHCL-3020/FHCL-3023)
※ポスターに一部汚れや折れ等が入る場合がございますが、返品・交換はできません
※賞品の第三者への転売やオークションでの出品・転売を固く禁止します
※当選者の発表は賞品の発送をもって代えさせていただきます
③ライブ写真パネル展
小田和正のライブアルバム『きっと!』の発売を記念して、全国アリーナツアー〈明治安田 Presents Kazumasa Oda Tour 2025 みんなで自己ベスト!!〉のライブ写真パネル展を開催します。
展示期間:2026年9月29日(火)~2026年10月5日(月)
展示店舗:仙台パルコ店/渋谷店/新宿店/横浜ビブレ店/梅田NU茶屋町店/あべのHoop店/広島店/福岡パルコ店
※パネル展の開催は予告なく中止もしくは変更なる場合がございます。予めご了承ください
④「TOWER PLUS+ 小田和正 特別号」の配布
小田和正が表紙のフリーマガジン「TOWER PLUS+」を無料配布します。中面には、〈明治安田 Presents Kazumasa Oda Tour 2025 みんなで自己ベスト!!〉のツアーファイナルとなった横浜アリーナ公演の振り返りと、新曲“きっと!”の魅力に迫るコラムを掲載します。
配布期間:2026年9月30日(水)開店~
配布店舗:タワーレコードおよびTOWER RECORDS mini全店
※「TOWER PLUS+」は、より多くの方に手に取っていただきたいため、お1人様各1部までのお持ち帰りとさせていただきます。無くなり次第配布終了となり、増刷の予定はございません。また、お取り置きはできません。ご了承ください
※配布開始時間は店舗により異なりますので、予めご了承ください。天候や交通事情により入荷が遅れる場合がございます
詳細ページ:https://tower.jp/article/feature_item/2026/09/25/0704
RELEASE INFORMATION

リリース日:2026年9月30日(水)
■初回生産限定盤(2CD+Blu-ray)
品番:FHCL-3020~3022
価格:7,700円(税込)
■通常盤(2CD)
品番:FHCL-3023~3024
価格:6,050円(税込)
TRACKLIST
DISC 1
CD
〈明治安田 Presents Kazumasa Oda Tour 2025 みんなで自己ベスト!!〉ライブ音源
1. OPENING
2. ラブ・ストーリーは突然に
3. wonderful life
4. 夏の日
5. woh woh
6. 東京の空
7. たしかなこと
8. こころ
9. その先にあるもの
10. 風と君を待つだけ
11. Yes-No
12. キラキラ
13. 言葉にできない
14. すべて去りがたき日々
15. 君住む街へ
DISC 2
1. 愛を止めないで
2. YES-YES-YES
3. hello hello
4. 今日も どこかで
5. いつも いつも
6. my home town
7. きっと!(新曲)
DISC 3(初回生産限定盤のみ)
Blu-ray
「みんなで自己ベスト!! 2025 / 10 / 1 at Yokohama Digest Live」
横浜アリーナ公演ダイジェスト映像(約35分予定)には、DISC 1・2(CD)と同じ楽曲をライブ映像で収録
※新曲“きっと!”のみ映像はございません
■店舗別購入特典
TOWER RECORDS全店(オンライン含む/一部店舗除く):オリジナルマグネットシート
※特典は数に限りがありますので、無くなり次第終了となります。予めご了承ください
※オンラインショップに関して、カートが公開されるまでに時間がかかる場合がございますので、予めご了承ください
※特典の絵柄は追ってお知らせさせていただきます
詳細ページ:https://tower.jp/article/feature_item/2026/08/17/0704
