2026年10月1日 21:21

論客二人が徹底討論
高市首相が就任からまもなく1年を迎えます。国内では、物価高騰や円安の問題が長引き、外交でもアメリカや中国との向き合い方で難しい舵取りを迫られています。
今回、田中角栄元首相の長女で、女性初の外務大臣を務めた田中眞紀子氏と元大阪府知事の橋下徹氏がミヤネ屋に生出演。日本が抱える諸問題、そして高市首相の政治手腕について徹底討論しました。
■テーマ 高市首相の政治力は?消費減税はホントにできる?
―高市首相はまもなく就任1年を迎えます。飲食料品の消費税を2年間1%へとする減税ですが、予備費から支出することになっていることをどう思われますか?
(田中眞紀子氏)
この数字が何をもとにして算出されているのか、よくわかりませんけれども、年間で1%と言っておられますけど、今の日本の財政赤字を考えた時に国債とか借入金で1346兆円もあるんですよ。そういうことに対して、財政を少しずつでもですね、改善していくという努力の発言が一切なくて、ちょっと国民が聞いて「いいかな」と思いがちなことを言っておられる。こういう数字をですね、誰が責任をもって、彼女に吹き込んでいるのか、非常に不思議に思いますね。私、この方(高市首相)は、そのこと詳しいと思いません。
―高市首相も専門分野はありますよね?
(田中眞紀子氏)
何があるんですか?私はあんまりあると思いませんね。ですから外交もそうだし、内政、財政もおっしゃってるけれども、ご自分の頭で出てきたものではないんだったら、誰から言われたのか…。ご自分で言ったんなら、お粗末。
―橋下徹さんはどうですか、この財源が一体どこにあるんだと。
(橋下徹氏)
前提として、高市さんが首相になる前は、いわゆる一部保守派に向けて、できもしないような保守主張もアピールして、それから対外的にもまあ強気の姿勢を出す、でも首相になったら何にもできないわけですよ。
首相の靖国参拝も未だにできてないし、それから村山談話も否定して、日本は侵略国家ではないんだと、東京裁判も否定する。これも全然国際社会に言えてないじゃないですか。言えるわけないんですよ。だから僕から言うと“ファッション保守”みたいなことは早くやめてもらいたい。
ただ、内政問題はものすごく頑張られている。眞紀子さんは、「高市さんは専門分野がない」というふうにおっしゃられましたけども、高市さんほど勉強している首相はなかなかいないと思います。で、自分の言葉で考えられています。僕は高市さんと番組で生討論させてもらいましたけども、紙とか読まずにいろんな政策言っています、実現できるかは別ですが。消費税については、専門家も賛否両論あるんですよ。初めからやめるんじゃなくて、やってみて検証して、ダメだったら戻せばいい。場合によっては、高市さんが責任取って辞任ということもあるかもわからないけども、やっぱり今までの日本は“やらないから”成長しなかった。
(田中眞紀子氏)
高市さんの内政のどこがいいと橋下さんは思ってらっしゃるのか、ぜひお聞かせください。
(橋下徹氏)
いいというよりも、今までのやり方を変えようとしているところですよね。例えば財政運営です。眞紀子さんは、消費税の問題にしても財源というふうに言われましたけども、僕も知事と市長をやって、家計簿的に収入と支出を合わせていくというのが、今までの政治行政の大原則だったんですけども、国は紙幣を発行できますので、通貨発行権といってですね、それをフルに活用しながら新しい財政運営をやっていこうという高市さんのやり方には、これは賛否両論ありますけども、やってみてどうなのかというのは見たいと思います。失敗したら高市さん辞任されればいいわけです。
