Appleが画面付きスマートホームハブと、更新版のApple TV 4K、HomePod miniを10月13日に発表する計画だとBloombergのMark Gurman氏が報じた。ハブはSiri AIを使い、家庭内の機器操作やビデオ通話、家族間の連絡を担う製品として開発されているという。発売日や日本での提供条件は、今後の発表が焦点となる。
■画面付きハブを軸に据えた計画
Gurman氏の報道によると、Appleは3製品を家庭向け製品群として発表する計画だ。画面付きハブについては、2025年春や2026年春の投入が取り沙汰されてきたが、Siri AIの開発に合わせて計画が先送りされたと同氏は伝えている。
Appleは9月、Siri AIを搭載するiOS 27などの提供を開始した。日本向けの公式発表によると、Siri AIはまず英語でベータ版の提供が始まり、日本語には2026年10月にベータ版で対応する予定だ。ハブで利用できる言語や機能の詳細は、製品発表時に示される見込みだ。
■卓上型と壁掛け型を開発か
Gurman氏の9月30日付の報道では、ハブは約6インチの正方形ディスプレイを備え、卓上に置く型と壁に取り付ける型がある。卓上型は画面をスピーカー付きの台座に載せた構造で、壁掛け型とともに家庭内の各所で使うことを想定しているという。以前の報道では、それぞれの開発上の識別名を「J490」「J491」としていた。
画面の前にいる人を声や顔で識別し、その人に合わせた予定や情報を表示する機能も報じられている。近づいた人に応じて表示を変えるほか、来客時には個人情報を隠すモードを備えるという。家の中で使う画面として、家族ごとに内容を切り替える点が特徴になりそうだ。
ソフトウェアはtvOSを基盤とし、Apple WatchやiPadなどの画面設計を取り入れると報じられている。時計や写真、ウィジェットを表示し、カレンダー、メッセージ、音楽などのアプリを開けるという。FaceTimeでのビデオ通話、スマートホーム機器の操作、家庭内インターコムも想定されている。
Appleは家庭向けのセキュリティー機器も開発中だとBloombergは報じている。過去の報道で「J450」と呼ばれた機器について、2027年の投入を視野に入れたカメラやセンサーとして伝えられてきた。画面付きハブの発表計画とは別に進む製品だ。
■Apple TV 4KとHomePod miniも更新へ
新しいApple TV 4Kには、Siri AIへの対応を見据えた高性能なチップが搭載されると報じられている。チップにはA19またはA19 Proが候補として挙がり、Siri Remoteの更新も取り沙汰されている。HomePod miniの更新モデルについても、チップや音質の改善が見込まれる。
両製品の新モデルの価格は明らかになっていない。2026年10月時点で販売中のモデルは、米国ではApple TV 4Kが199ドルから(1ドル=158円換算で約3万1000円)、HomePod miniが129ドル(同約2万円)だ。日本のApple公式ストアでは、現行モデルがそれぞれ3万4800円から、2万2800円で販売されている。
現在のApple TV 4KとHomePod miniは、Appleの「ホーム」アプリで使うスマートホームハブとしても機能する。報じられている画面付き製品が加われば、家庭内の機器や情報を画面から操作できる選択肢が増える。
元記事: Apple’s Smart Home Hub Is Ready to Release in Two Weeks, Says Report—What Will It Bring to Users?
