2026年10月
    月 火 水 木 金 土 日
     1234
    567891011
    12131415161718
    19202122232425
    262728293031  

    Apple初の折りたたみ『iPhone Duo』実機レポート(撮影・小笠原令司)

    【画像】実際に手にとって分かる質感や使用感(デザイン、機能、気になる折り目など詳細)

     発売に先立ち、報道関係者向けの説明会が行われ、筆者も実機を手に取ってきた。発表会では分からなかった本体の持ち心地や開閉時の感触に加え、2枚のディスプレイを使った操作感なども、実際に触って確かめることができた。

     筆者は普段からGalaxyの折りたたみスマートフォンを使っている。現在は『Galaxy Z Flip7』をメインに使っており、本体を開いたり閉じたりする操作にはすっかり慣れている。さらに最近は、Galaxyの新しい折りたたみスマートフォン『Galaxy Z Fold8』も手元に置いて使っている。Flipシリーズとは違い、『Galaxy Z Fold8』は閉じると約5.5インチの縦長画面、開くと約7.6インチの大画面になる、いわゆる「パスポート型」と呼ばれる折りたたみスマートフォンだ。

     そんな状態で『iPhone Duo』を触ってみると、同じように「折りたたんで持ち歩き、開けば大画面になる」スマートフォンでも、開閉の感触や持ち方、画面の見え方、2画面の使い方などに違いがあることに気づいた。

     今回は『iPhone Duo』そのものの使い勝手を紹介しながら、普段からGalaxyの折りたたみスマートフォンを触っている筆者が、発売したばかりの『Galaxy Z Fold8』と比べて違いを感じたところも合わせて紹介したい。

    閉じたときに感じるのは、厚みとヒンジの違い

     重さは254gで、『iPhone 18 Pro Max』の249gより5g重く、『Galaxy Z Fold8』とは53gの差がある。『Galaxy Z Fold8』の重量に慣れている筆者としては、明らかに重みを感じるのではないかと思っていたが、実際に持ってみると「少しズッシリとする」程度で、持つのが負担に感じるほどではなかった。

     それより気になったのが、閉じたときの厚みだ。『iPhone Duo』は閉じると厚さが11.3mmで、『Galaxy Z Fold8』の約9.7mmに対して少し分厚く、手の中にしっかりした塊があるように感じられる。角が丸いので、手のひらや指に角が当たる感覚は少ないが、『Galaxy Z Fold8』のような薄い板を持つ感覚とは少し違う。

     高さは117.8mmと短く、『iPhone 12 mini』よりも小さい。MagSafeウォレットを重ねてみると本体からはみ出すため、手持ちのアクセサリーをそのまま使う場合はサイズを確認したほうがよさそうだ。

     画面を開いたときの表示面積は、第5世代までの『iPad mini」に近い。『iPhone Duo』は物理的には『iPad mini』より長辺で約3mm、短辺で約9mm小さいが、手に持ったときのサイズ感はかなり近い。

     そして、『Galaxy Z Fold8』を使っている人ほど違いを感じそうなのがヒンジだ。『iPhone Duo』のヒンジには100を超える部品が使われており、マグネットによって開閉時の力のかかり方を調整している。

     具体的にどんな違いがあるのかというと、まずは開き方だ。『Galaxy Z Fold8』は開き始めから開き終わるまで全体的に動きが均一で、開き終わる瞬間にバネの力でパチンと開く。

     これに対し、『iPhone Duo』は最初に本当にわずかだが「バインッ」とバネで開くような感触があり、そのあとはスルスルと開いていく。90度付近までは滑らかで、そこから先は抵抗が少しずつ強くなる。かなりこだわって作られているようで、個人的にはこれまで体験した折りたたみスマートフォンの中でも群を抜いてスムーズな動作だと感じた。

     そして、ヒンジは好きな角度で止めることができる。これ自体は、折りたたみスマートフォンを使っていれば珍しくないものの、『Galaxy Z Fold8』は90度以上の角度でホールドしておくことができずにパタンと開き切ってしまうため、この点に関しては『iPhone Duo』の方が使い勝手がよく感じられた。

     『iPhone Duo』には、ヒンジを途中で止められることを利用した使い方もある。本体を「へ」の字に立てると、充電していなくてもスタンバイが起動し、時計やカレンダーを表示できる。その状態で映像を表示することも可能だ。

     L字にすると、立てた側を表示用、机と平行になった側を操作用として使える。動画なら下側にコントローラーを表示し、写真なら編集画面を下側に出す、といった使い方だ。

     アウトカメラで撮影するときも、撮影する側と被写体の双方が画面を確認しながら撮影できる。折りたたみスマートフォンでは見慣れた使い方だが、『iPhone Duo』の場合は置く角度によって、表示する画面と操作する画面を分けられる。短時間でも、どう使うのかが直感的に理解できた。

     外側ディスプレイにスヌーピーなどのアニメーションを表示し、子どもの視線をカメラへ向けやすくする「キッズキュー」も用意されている。アニメーションは25種類あるという。

    Share.

    Comments are closed.