人工知能(AI)サービスには多くのプランとオプションがあるが、「ChatGPT」と「Gemini」で主流の有料プランはどちらも月額20ドル(正確には、「Google AI Pro」が月額19.99ドル[日本では2900円]、「ChatGPT Plus」が月額20ドル[同3000円])だ。筆者はAIに関する記事の執筆を生業にしているため、両方のサービスを利用しているが、ほとんどの人にはどちらか一方しか必要ない。では、どちらを選ぶべきだろうか。その点について見ていこう。
この2つのサービスについて詳しく見ていくにあたり、「唯一不変なのは変化することである」という言葉を念頭に置いておこう。間違いなく、半年後にはサービス内容がまた変わっていることだろう。
はっきり言っておくが、Google AI ProプランではChatGPT Plusよりもはるかに多くの機能が利用できる。
ChatGPT Plusは、あくまでもAIを利用するためのサービスだ。ファイルをアップロードするための20GBのストレージ、「Apple Health」との連携機能、エージェントによるコーディングや生産性向上タスクの実行機能、そしてOpenAIの言語モデルを利用できる。
Google AI Proでは、Geminiや一般的なAI機能のほか、以下の機能も利用できる。
「Google」アプリ、「Gmail」「Googleフォト」で使用できる5TBの「Googleドライブ」ストレージ。
広告なしでYouTubeを視聴できる「YouTube Premium Lite」。通常は月額8.99ドル(日本では月額780円)の別途料金が掛かる。
「Google Health Premium」。「Pixel Watch」か「Fitbit」を持っていれば、Geminiによるヘルスコーチングと分析機能を利用できる。通常価格は月額9.99ドル(日本では月額1580円)。
Gemini対応スマートホームハードウェア向けのホームセキュリティシステム「Google Home Premium」。通常価格は月額10ドル(日本では月額1000円)。
Googleのエコシステムにどっぷり浸かっているユーザーなら、Google AI Proプランは非常にお得なプランに見えるだろう。
では、ChatGPTを選ぶのはどういう場合だろうか。有料のAIプランを初めて利用するのであれば、おそらく選ばないだろう。だが、これまでずっとChatGPTを利用してきた場合は、サービス内にすべての履歴が保存されている。また、「Codex」とエージェント機能「ChatGPT Work」がChatGPT内でうまく統合されており、月額20ドル(日本では月額3000円)のChatGPT Plusの価値を大いに高めてくれる。
筆者のおすすめはこうだ。これからAIを使い始め、お得な特典付きのAIを求めているなら、Geminiを利用しよう。エージェントを使ったより本格的な業務やコーディングをしたい場合や、ChatGPTを既に使っている場合は、そのままChatGPTを使い続けても間違いではない。

提供:ZDNET
この記事は海外Ziff Davis発の記事を4Xが日本向けに編集したものです。
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