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    松竹マルチプレックスシアターズは、埼玉県さいたま市のシネマコンプレックス「MOVIXさいたま」のシアター1に、日本初となるHDR音響透過型シネマLEDスクリーン「トライコーンプレミアムLED(TRICORNE PREMIUM LED)」を12月4日に導入する。

    料金は鑑賞料金+一律300円。幅16mで、座席数は339席(337席+車椅子2席)。

    トライコーンプレミアムLEDは、5大陸で約30のシステムが設置、または設置予定の次世代プレミアムシネマLED。高性能なダイレクトビューLEDディスプレイと優れた音響透過性を組み合わせることで、スクリーン背面への正確なスピーカー配置を実現し、「最先端の映像パフォーマンスと、妥協のない圧倒歴な没入感をもたらす音響体験を提供する」という。

    従来のプロジェクター方式では、劇場の環境光やスクリーンの反射により、暗い場面がうす暗いグレーに見える「黒浮き」が避けられなかったが、トライコーンプレミアムLEDは、自己発光技術を採用しているため、すべての光源を完全にオフにでき、圧倒的な映像美を実現するという。

    これにより光をピクセル単位で制御し、600,000:1の圧倒的なコントラストでノイズを削ぎ落した「真の黒」を表現。DCI-P3の色彩を鮮やかに再現する。

    左が従来のSDR上映、右がトライコーンプレミアムLEDのHDR上映

    そのほか「ハリウッド認証を受けたHDRと最大輝度300nitの光が、従来の映画の6倍以上となる明るさにより、前例のないリアリズムを創出。より鮮やかなハイライトと深いコントラスト、繊細な影のディテールを描き出し、観客をHDR映像の世界へ深く没入させる。まだ上映機会の少ない、HDR版での鑑賞をお届けすることが可能になる」とのこと。

    トライコーンプレミアムLEDは、従来のシネマLEDスクリーンにおける最大の技術的障壁だった「音響」を解決したという

    また従来のシネマLEDスクリーンでは、一般的なプロジェクションスクリーンとは異なり、スクリーン背後にスピーカーを置けず、音が画面の外側から聴こえてしまうという構造上の課題があった。

    しかし、トライコーンプレミアムLEDでは、微細な穴で音を通す音響透過設計を採用することで、スピーカーシステムをスクリーンの「真後ろ」に配置することが可能。映像と音の完璧な同期により、登場人物のセリフ、爆発音などの効果音が、画面上の“その場所”からダイレクトに放たれる体験を味わえるという。

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