株価が34年も戻らなかった理由 バブル崩壊の流れ
日経平均が最高値に戻るまで、34年かかったって知っていましたか?
答えは「バブル崩壊」。1989年12月29日、日経平均は終値3万8915円で当時の史上最高値をつけました。そこから大きく下がり、この値を超えたのは2024年2月22日。約34年かかりました。
▼ しくみ
・当時は「土地も株も上がり続ける」という見方が広がっていました(いわゆる「土地神話」)。
・上がると思うから買う人が増え、買う人が増えるからまた上がる。期待そのものが値段を押し上げる流れです。
・日銀は1989年5月から1990年8月にかけて、公定歩合を2.5%から6%まで5回引き上げました。
・1990年3月には、銀行の不動産業向け貸出の伸びを抑える要請(いわゆる「総量規制」)も出ました。
・お金を借りにくくなり、買う人が減ったことで、上がり続けるという期待が崩れていきました。
▼ 数字で見ると
・1989年末:3万8915円(当時の史上最高値)
・2009年3月10日:7054円(バブル後の最安値。最高値の5分の1以下)
・2024年2月22日:3万9098円で最高値を更新
・地価も、三大都市圏では1991年、地方圏では1992年に下落に転じました。
▼ 知っておきたいこと
・日経平均は値段の指数で、配当は含みません。配当まで含めた成績は別の見方になります。
・34年は「日経平均という1つの指数」の話で、個々の会社の株や他の国の株は別の動きをしています。
・過去の値動きは、これからの値動きを示すものではありません。この投稿は特定の投資をすすめたり、止めたりするものではありません。
・バブルの原因は、金融政策だけでなく、さまざまな要因が重なったと考えられています。
「みんなが上がると信じている」こと自体が、値段を押し上げる理由になることがあります。みんなが同じ方向を向いている時ほど、いったん立ち止まって自分で数字を確かめる。それだけでも見え方が変わるかもしれません。
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参考:
日経平均プロフィル「日経平均の歴史」「2024年2月の日経平均株価」
日本銀行「基準割引率および基準貸付利率(従来「公定歩合」として掲載されていたもの)の推移」
内閣府「年次経済報告(経済白書)平成5年」
国土交通省「令和元年版 土地白書」(2019)
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