両親が長年使ってきたiPhoneを買い替えることになった。母が使っているのは、2017年発売の「iPhone 8」。さすがに古くなり、そろそろ新しいiPhoneにしたいと相談を受けた。
筆者は仕事柄、さまざまなスマートフォンを取材している。その経験から、母に勧めたいと思ったのが「iPhone Air」だ。薄さと軽さを追求したモデルだが、実は親世代の買い替え先としても、理にかなった選択肢だと考えている。
しかも現在、Amazonが開催中の大規模セール「プライム感謝祭」で、「iPhone Air」がセール対象となっている。256GBモデルは通常価格18万9800円から21%引きの14万9800円。決して安い買い物ではないものの、長く使うことを考えれば検討する価値はある。
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親世代にこそ適した特徴
母が新しいiPhoneに求めていた条件は、実にシンプルだった。画面が大きく、軽く、できるだけ長く使えることだ。
年齢を重ねると、スマートフォンの小さな文字が読みづらくなる。一方で、画面が大きい機種は本体も重くなりがちだ。手や腕への負担を考えれば、軽さも無視できない。
この相反する条件をうまく満たしているのが、iPhone Airだ。
iPhone Airは6.5インチのディスプレイを搭載しながら、重量は165gに抑えている。標準モデルの「iPhone 17」は6.3インチで177g。つまり、iPhone Airの方が画面は大きいのに、12g軽い。
厚さもわずか5.64mm。薄さそのものよりも、大きな画面を備えながら持ち運びやすい点に魅力を感じる。
もちろん、画面が大きくなったからといって、文字が自動的に大きく表示されるわけではない。ただ、iPhoneには文字サイズや表示倍率を変更する機能がある。大きな画面と組み合わせれば、ニュースやLINEなども読みやすく設定できる。
カメラについても、母の用途なら十分だろう。iPhone Airは4800万画素のメインカメラを搭載する一方、超広角カメラや専用の望遠カメラは備えていない。
旅行先で広い風景を撮ったり、遠くの被写体を大きく写したりするなら物足りないかもしれない。しかし、日常の風景や家族の写真を撮る程度なら、それほど困らないはずだ。
A19 Pro搭載で、4〜5年使うにも十分な性能
もう一つ、筆者が重視したのが処理性能だ。
iPhone Airは、上位モデルにも採用される「A19 Pro」チップを搭載している。標準モデルのiPhone 17が搭載するのは「A19」だ。両モデルとも6コアCPUを備えるが、iPhone AirはA19 Proを採用しており、高度な処理にも対応できる性能を持つ。
もっとも、母が普段利用するLINEやWebサイトの閲覧、写真撮影などで、この性能差を実感する場面は少ないだろう。
重要なのは、数年先まで使うことを考えたときの余裕だ。母はiPhone 8を長年使い続けていた。今回も一度買い替えれば、少なくとも4〜5年は利用することになるだろう。
もちろん、チップの性能だけで将来のOS対応期間が決まるわけではない。それでも、現時点で十分な処理性能を備えていることは、長く使ううえで安心材料になる。
気になるのは、薄さゆえの耐久性だ。もっとも、iPhone Airはチタニウム製のフレームを採用し、前面にはCeramic Shield 2、背面にもCeramic Shieldを備えている。ケースを装着すれば傷や落下による破損のリスクもある程度減らせるだろう。
一方、バッテリー駆動時間やカメラの多機能さでは、標準モデルのiPhone 17に利点もある。誰にでもiPhone Airが最適というわけではないが、母の使い方なら画面の大きさと軽さを優先したい。
ただし注意点も iPhone Airは「eSIM専用」
今回の買い替えで、少し注意が必要だったのがSIMカードだ。
AmazonでSIMフリーのiPhoneを購入する場合、従来であれば古い端末からSIMカードを取り出し、新しい端末に差し替えるだけで通信できるケースも多かった。
しかし、iPhone Airには物理SIMカードのスロットがない。通信契約の情報を端末に書き込む「eSIM」専用モデルとなっている。
そのため、現在物理SIMを利用している場合は、通信会社でeSIMへの切り替え手続きが必要になる。
母が契約しているのはNTTドコモのオンライン専用料金プラン「ahamo」だ。今回はオンラインでeSIMへの切り替え手続きを完結できた。
ただし、普段スマートフォンの設定に慣れていない人にとって、eSIMの発行や開通作業は少しハードルが高いかもしれない。特に、古い端末を手放す前にデータ移行と通信の開通を済ませておきたい。
両親にiPhone Airを勧めるなら、購入だけでなく、こうした初期設定も手伝ってあげると安心だ。
Amazonのセールなら価格面でも選びやすい
iPhone Airの難点を挙げるなら、やはり価格だろう。軽さや薄さに魅力があるとはいえ、一般的なスマートフォンとしては高価な部類に入る。
ただ、現在Amazonで開催されている「プライム感謝祭」の先行セールでは、256GBモデルが14万9800円となっている。通常価格から4万円の値引きだ。
この価格であれば、iPhone 17などの標準モデルと比較する価値も高まる。もちろん、最終的には両者の実売価格や使い方を比べて判断するべきだろう。
母のように、ゲームや高度なカメラ機能よりも、画面の見やすさや持ちやすさを重視する人にとって、iPhone Airは魅力的な選択肢だ。
スマートフォンを長く使い続ける親世代だからこそ、毎日触れる端末の重さや画面サイズにはこだわりたい。筆者が母にiPhone Airを勧めたのは、そんな理由からだ。
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