MAZZELから紹介され、シンガー・ソングライターのふみのが登場。HANAが誕生したオーディション『No No Girls』出身で、ラッパーのちゃんみなが主宰する新レーベル「NO LABEL ARTISTS」の第1弾アーティストとして、今年1月にデビューを果たした。BMSG FESは初出演で、この日はノンスリーブにジーンズ姿で、3枚目シングルの『よくあるはなし』から始めた。透明感のある美しい高音で歌い上げると、MAZZELのKAIRYUも登場。KAIRYUもファルセットで高音を響かせ、同曲をふみのとコラボした。
その後、ふみのはエレキギターを持ってデビュー曲『favorite song』を弾き語り。ステージに座り込んでギターをかき鳴らすなど、クールな姿も披露した。さらにアコースティックギターに持ち替えると、必死に生きながらも不安に襲われた時の心情をつづった『うたかた』を熱く歌った。
同じく『No No Girls』出身のASHAとKOKONAによるユニットで、「NO LABEL ARTISTS」第2弾アーティストのTAKARAも登場した。初出演ながら『Time is money』『Rich by risk』とラップ曲を堂々とパフォーマンスし、新曲『明るい夢』も披露した。
その後、ラッパーのedhiii boiが超高速ラップで会場を沸かせた。「1年ぶりです。今日まで音楽を続けて良かった」。実感を込めた叫びとハイスキルのパフォーマンスで、観客の胸を打った。
REIKOのステージになる頃には日が落ち始め、空は夕焼け色に染まった。デビュー曲の『BUTTERFLY』や『for me』など美しくメロウなR&Bで魅せるREIKOは、ザスト出身。「フェスは5回目だけど、俺は原点を忘れないでいたい」と言い、「Team Cのみんな、入ってきて」と声をかけた。ザストの4次審査で同じTeam CのメンバーだったSHUNTO(BE:FIRST)、Aile The Shota、RUIとTAIKI(STARGLOW)が登場すると、課題曲だった『YOLO -You Only Live Once-』で声を合わせた。
会場は徐々に夜の気配となり、ペンライトが色とりどりに光輝いた。今年2月にBMSGとパートナーシップを締結したグローバルアーティスト・Ayumu Imazuは、ノリのいいヒップホップ曲『CLASSIC』や、キャッチーなメロディーラインの『Superstar』を披露し、さらに今、SNSで話題の『結び』も披露した。25年にBMSGに所属したラッパー・SALUも初参加した。このフェスのために結成されたMAZZELとSTARGLOWによる総勢13人の特別ユニットは、コラボレーション楽曲『Nameless MythS』をパフォーマンス。さらにMAZZELのRYUKIとSTARGLOWのGOICHIによるユニット・前川一派が、初のオリジナル楽曲『IPPA』をサプライズで初披露した。同曲は今月11日に配信リリースされ、MVも公開されている。
終盤、ステージ下からせり上がってHANAが登場。オールラップの『NON STOP』で会場をノリノリにさせると、CHIKAが赤いロングヘアを振り回しながら体をそらせた。そして、迫力満点の声で観客を圧倒した。9週連続でBillboard JAPAN Hot 100のトップ3を獲得した『Blue Jeans』では、NAOKOが「みんな一緒に歌ってね」と声をかけると、会場が一体化した。
トリを務めたのはBE:FIRST。MCなしで『WATCH ME』『It’s not a bad life』など6曲を続けて披露した。シンクロダンスと高い歌唱力、低音ラップでトップアーティストの貫禄を見せつけた。
ラストには、SKY-HIが「最高のトリを務めてくれたBMSG最初のボーイバンド・BE:FIRSTに大きな拍手を~!」と呼びかけ、全アーティストがステージに勢ぞろい。全員で『GRAND CHAMP』を歌いながらステージ内を巡った。そして、SKY-HIが「世界まで行くぞ! We are BMSG~!」と叫ぶと、何十発もの花火が夜空に打ち上げられた。3日間晴天に恵まれた「BMSG FES’26」。SKY-HIは「また1年後に」と、「BMSG FES’27」を誓った。
