2026年11月
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    ソニー、ハイエンドウォークマン「NW-WM1ZM3」「NW-WM1AM3」「NW-ZX900」を海外発表。5,900ドル・3,000ドル・1,900ドル、Android 16・先読み型ノイズシェーパー搭載、ストリーミングでもDSDリマスタリング。

    ウォークマン「NW-WM1ZM3」
    ソニーは、ウォークマンの新モデル「NW-WM1ZM3」「NW-WM1AM3」「NW-ZX900」を、海外発表。

    Signature Seriesの「NW-WM1ZM3」、同じWM1シリーズの「NW-WM1AM3」、その部品を受け継ぐZXシリーズの「NW-ZX900」の3機種を同時に刷新し、前モデルの発売から約4年ぶりの新モデルとなる。

    3機種ともOSはAndroid 16で、フルデジタルアンプ「S-Master HX」に新しく「先読み型ノイズシェーパー」を搭載。

    PCM音源を11.2MHzのDSDに変換する「DSDリマスタリングエンジン」は、ダウンロードした曲だけでなく、Wi-Fiでのストリーミング再生でも使用可能になった。

    Bluetoothのコーデックは、SBC、LDAC、aptX、aptX HD、AAC に加えて、aptX AdaptiveとLC3にも対応する。

    米国での価格は、「NW-WM1ZM3」が5,899.99ドル(約93万円)、「NW-WM1AM3」が2,999.99ドル(約47万円)、「NW-ZX900」が1,899.99ドル(約30万円)。

    欧州では「NW-WM1ZM3」が4,999ユーロ(約88万円)、「NW-WM1AM3」が2,499ユーロ(約44万円)で、2026年11月に発売。

    「NW-ZX900」は、欧州では発表されていない。

    日本向けの発表は、現時点では行われていない模様。

    ・Sony Electronics Updates its Premium Walkman® Lineup Including New Signature Series Walkman® NW-WM1ZM3, NW-WM1AM3 and NW-ZX900 Digital Media Players
    ・Sony Updates its Premium Walkman® Lineup Including New Signature Series Walkman® NW-WM1ZM3 and NW-WM1AM3 Digital Music Players | Sony Europe
    ・NW-WM1ZM3 Walkman® Signature Series Digital Media Player | Sony Electronics
    ・NW-WM1AM3 | Sony Electronics
    ・NW-ZX900 | Sony Electronics

    ・ウォークマン | ソニー

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    ●新しいハイエンドウォークマン3機種の違い

    ウォークマン「NW-WM1ZM3」/「NW-WM1AM3」/「NW-ZX900」 比較表

    「NW-WM1ZM3」と「NW-WM1AM3」の違いはシャーシの素材とパーツで、「NW-WM1ZM3」だけが無酸素銅のメインシャーシ、金メッキビス、キンバーケーブルを採用。

    「NW-ZX900」は画面が5.0型で、3機種の中でいちばん軽く、バッテリーの持ちも長い。

    価格については、前モデルから大幅に高価格化している。

    昨今の物価高やメモリ・ストレージ高騰などを考慮すると仕方ない面もあるのかもしれない。

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    ●Signature Series「NW-WM1ZM3」

    「NW-WM1ZM3」は、ウォークマンのフラッグシップモデル。

    ウォークマン「NW-WM1ZM3」
    メインシャーシとリアシャーシは、どちらも無酸素銅(OFC)からの削り出し。

    メインシャーシには純度99.99%(4N)の無酸素銅に金メッキを施し、リアシャーシには純度99.96%の無酸素銅に直接金メッキを施している。

    ※無酸素銅のメインシャーシと、削り出しのリアシャーシは「NW-WM1ZM3」のみ。

    ウォークマン「NW-WM1ZM3」
    メインシャーシとリアシャーシは、このモデル専用の低抵抗な金メッキビスで本体に直接締結し、グランドを安定させる。

    ※金メッキビスは「NW-WM1ZM3」のみ。「NW-WM1AM3」もダイレクト締結だが、ビスに金メッキは施されていない。


    アンプからバランスのヘッドホン端子までの配線には、据え置き型の「DMP-Z1」と同じ太径のキンバーケーブルを採用。

    ※キンバーケーブルは「NW-WM1ZM3」のみ。ここから下の電源・基板・クロックの部品は、「NW-WM1AM3」も共通。

    デジタルアンプのバランス出力には、平角線を使った大型の高純度4N銅コイルをL-Cフィルターに使用し、解像度を高めている。

    デジタル部を覆う無酸素銅の切削ブロックは、前モデルより質量が約34%増え、ノイズをさらに抑える。


    電源は、前モデルで1基だった大容量の固体高分子コンデンサーを2基に増やし、デジタル部とオーディオ部にそれぞれ専用で割り当てている。

    デジタル回路で出たノイズをそのブロックの中で吸収し、オーディオ回路への影響を抑える「DMP-Z1」の設計思想を受け継いだもの。


    オーディオ電源は手作業ではんだ付けしたOFCケーブルで直接供給し、S-Masterには超低ノイズのLDOレギュレーターから電源を送る。


    ウォークマン「NW-WM1ZM3」

    ほかにも、ソニー専用の高分子コンデンサー「FT CAP3」、金蒸着の低位相ノイズ水晶発振器2基、金を含むはんだ、10層の低誘電率基板とフィルドビアなど、多くの高音質部品を採用している。

    先読み型ノイズシェーパーは3タイプから選択可能。

    画面は5.5型のフルHD(1920×1080)で、ストレージは256GB。microSDカードにも対応する。

    大きさは約86×157.6×23.2mm、質量は約670g。

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    ●WM1シリーズ「NW-WM1AM3」

    ウォークマン「NW-WM1AM3」
    「NW-WM1AM3」は、アルミ切削のメインシャーシに、プレス成型で直接金メッキを施した新しい無酸素銅のリアシャーシを組み合わせる。

    メインシャーシとリアシャーシはビスで本体に直接締結し、グランドを安定させる。

    2基の大容量固体高分子コンデンサー、FT CAP3、超低ノイズのLDOレギュレーター、金蒸着の水晶発振器は「NW-WM1ZM3」と共通で、先読み型ノイズシェーパーも3タイプから選べる。

    ストレージは128GBで、大きさは約86×157.6×23.2mm、質量は約425g。

    画面は5.5型のフルHD(1920×1080)。

    ウォークマン「NW-WM1ZM3」/「NW-WM1AM3」比較表

    「NW-WM1ZM3」と「NW-WM1AM3」で違うのは、シャーシの素材、金メッキビス、キンバーケーブル、ストレージの容量。

    電源、基板、クロック、S-Master HXと先読み型ノイズシェーパー、画面、バッテリー、Bluetoothのコーデックは2機種共通。

    価格は「NW-WM1ZM3」が「NW-WM1AM3」のほぼ2倍で、その差はシャーシの素材と金メッキビス、キンバーケーブル、ストレージの容量の違いということになる。

    WM1シリーズ2機種の詳しい内容はこちら。

    ソニー、Signature Series フラグシップウォークマン「NW-WM1ZM3」と、「NW-WM1AM3」を海外発表。それぞれ5,900ドル(約93万円)・3,000ドル(約47万円)。

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    ●WM1シリーズの部品を受け継ぐ「NW-ZX900」

    ウォークマン「NW-ZX900」
    「NW-ZX900」は、フラッグシップの「NW-WM1ZM3」と同じ高音質部品を多く受け継ぎ、スリムなデザインにまとめたモデル。

    ウォークマン「NW-ZX900」
    ウォークマン「NW-ZX900」

    アルミ切削のフレームに、無酸素銅のリアシャーシを組み合わせる。

    金蒸着の低位相ノイズ水晶発振器はWM1シリーズから受け継いだもので、ZXシリーズでは初めての採用。

    超低ノイズのLDOレギュレーター、アンプ部の電源を支える大容量の固体高分子コンデンサー、FT CAP3も搭載し、S-Master HXには先読み型ノイズシェーパーが加わった。

    ※WM1シリーズとの違いは、大容量コンデンサーが1基(WM1シリーズは2基)、バランス出力のコイルが8mmの大型コイル(WM1シリーズは高純度4N銅の大型コイル)、ヘッドホンまでの配線がOFCケーブルという点。

    画面は5.0型のフルHD(1920×1080)で、ストレージは64GB。

    大きさは約77.2×139.8×17.5mm、質量は約345g。

    ウォークマン「NW-ZX900」/「NW-WM1AM3」比較表

    価格は「NW-WM1AM3」の約3分の2で、WM1シリーズの部品を多く取り入れながら、持ち運びやすさとバッテリーの持ちを優先したモデルといえそう。

    「NW-ZX900」の詳しい内容はこちら。

    ソニー、ウォークマンZXシリーズ最新モデル「NW-ZX900」を海外発表。1,900ドル(約30万円)、WM1シリーズの水晶発振器をZXシリーズで初めて搭載。

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    ●3機種共通:ストリーミングでもDSDリマスタリング、バッテリーも長持ちに

    ウォークマン「NW-WM1ZM3」
    DSDリマスタリングエンジンは、前モデルではダウンロードした曲でしか使えなかったけれど、新モデルではWi-Fiでのストリーミング再生でも使用可能。

    ウォークマン「NW-WM1ZM3」
    AIで音源をリアルタイムにアップスケーリングする「DSEE Ultimate」も、ストリーミングとダウンロードのどちらでも使え、ワイヤレスヘッドホンでも楽しめる。

    Bluetoothのコーデックは、SBC、LDAC、aptX、aptX HD、AAC に加えて、aptX AdaptiveとLC3に対応(「NW-WM1AM3」「NW-ZX900」の仕様)。

    バッテリーの持ちは、「NW-WM1ZM3」「NW-WM1AM3」がMP3で最大約35時間、ストリーミングで最大約31時間。

    「NW-ZX900」はMP3で最大約40時間、ストリーミングで最大約35時間(いずれもバランス接続時)。

    ウォークマン「NW-WM1ZM3」
    再生中の曲のコーデックによって絵柄が変わるカセットテープの画面とスクリーンセーバーも用意されている。

    USB Type-C端子はUSB 3.2 Gen1に対応し、パッケージにはプラスチックを使っていない。

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    ●前モデルとの比較
    WM1シリーズ

    ウォークマン「NW-WM1ZM3」/「NW-WM1AM3」/「NW-WM1ZM2」/「NW-WM1AM2」比較表

    ZXシリーズ

    ウォークマン「NW-ZX900」/「NW-ZX707」比較表

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    米国での価格は、「NW-WM1ZM3」が5,899.99ドル(約93万円)、「NW-WM1AM3」が2,999.99ドル(約47万円)、「NW-ZX900」が1,899.99ドル(約30万円)。

    米国のソニーストアではすでに予約受付が始まっていて、お届けは2027年1月12日~13日と案内されている。

    欧州では「NW-WM1ZM3」が4,999ユーロ(約88万円)、「NW-WM1AM3」が2,499ユーロ(約44万円)で、2026年11月に発売。

    日本での発売については、今のところ発表されていない。

    ソニーストアでは、8月末に「NW-WM1ZM2」が入荷終了となり、購入できるウォークマンがなくなっていた。

    ハイエンドの3機種が同時に新しくなるだけに、国内での展開は気になるところ。

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    ソニー、Signature Series フラグシップウォークマン「NW-WM1ZM3」と、「NW-WM1AM3」を海外発表。それぞれ5,900ドル(約93万円)・3,000ドル(約47万円)。

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