青山学院大の正捕手・渡部(写真右)とエース右腕・鈴木(同左)はともに複数球団からの1位入札が予想される
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いよいよ今週木曜日に迫ったプロ野球ドラフト会議。15日には高校ナンバーワン投手の呼び声が高かった織田翔希(横浜)が15日にNPB入りを希望せずに渡米を目指すことを表明し、各球団の方針も一気に固まってきたことが予想される。そこで今回はこれまでの報道や現場での温度感などから、12球団がどの選手を最初に指名するかを徹底予想してみたいと思う。
【写真】「横浜・織田よりも上」の声もある、超高校生級「二刀流」選手がこちら
まず複数球団による1位入札が予想されるのが、菰田陽生(山梨学院・投手兼内野手)と渡部海(青山学院大・捕手)の2人だ。
菰田は投手としても野手としてもスケールの大きさは圧倒的で、将来性を重視する球団が高く評価していることが予想される。一方の渡部は抜群の守備力に加えて打撃も長打力を備えており、若手の正捕手候補が不足している球団にとっては喉から手が出るほど欲しい選手と言えるだろう。
そうなるとまず、菰田への入札を予想したいのが日本ハムとソフトバンクだ。
特に日本ハムはポジションに関係なくその年のナンバーワン選手を狙う方針を徹底しており、過去に高校生の超大物選手が出てきた時は常に入札している。また大谷翔平(現・ドジャース)や柴田獅子など投打二刀流に挑戦してきた実績も指名しやすい要因と言えるだろう。
一方のソフトバンクも二刀流については実績はないものの、昨年は佐々木麟太郎(スタンフォード大→マーリンズ入団予定)を1位指名していることからもチームの看板となる大型野手が欲しいことは間違いないだろう。
他に菰田を指名しそうな球団としてはDeNAを挙げたい。補強ポイントとしては早くから使える投手や右打ちの外野手ではあるが、ソフトバンクと同様に昨年は佐々木麟太郎を入札していることからもチームのスケールを大きくしようという意図が感じられる。萩原龍大チーム統括本部長も過去に「今の延長線上には優勝はない」と発言しており、今年も思い切った指名に踏み切る可能性が高いと見た。
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渡部を指名する球団は?
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西尾典文
西尾典文/1979年生まれ。愛知県出身。筑波大学大学院で野球の動作解析について研究し、在学中から専門誌に寄稿を開始。修了後も主に高校野球、大学野球、社会人野球を中心に年間400試合以上を現場で取材し、AERA dot.、デイリー新潮、FRIDAYデジタル、スポーツナビ、BASEBALL KING、THE DIGEST、REAL SPORTSなどに記事を寄稿中。2017年からはスカイAのドラフト中継でも解説を務めている。ドラフト情報を発信する「プロアマ野球研究所(PABBlab)」でも毎日記事を配信中。
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