緊急地震速報M9.9は起こりうる? 観測史上最大はM9.5 震源域1,000kmは根室から東京まで 3Dで見る #shorts
https://youtube.com/shorts/4XHo5Tfxrqo ←前回「M9.9が本当だったら 揺れが東京に届くまで」の続きです
10月16日の緊急地震速報(警報)のマグニチュード9.9は、起こりうる大きさなのか。観測史上最大の1960年チリ地震(Mw9.5、震源域の長さ1,000km)、M10以上は起こりえないというアメリカ地質調査所(USGS)の説明、本当に起きたM6.9との差を、3Dの立体地図(日本・チリ)・エネルギーの玉・根室の港の景色で比べました。
使った数字と前提
・エネルギーの比:log E = 4.8 + 1.5M(気象庁「マグニチュードが1違うとエネルギーは約32倍」)。M9.9とM9.5の差0.4 → 10^0.6 ≒ 約4倍。M9.9とM6.9の差3.0 → 10^4.5 ≒ 約3万倍。玉の半径は体積がエネルギーに比例するとして計算
・観測史上最大:1960年5月22日 チリ Mw9.5、震源域の長さは1,000kmにも及ぶ(気象庁「地震について」よくある質問)。USGS の地震カタログでも1900年以降の最大は M9.5
・M10以上は起こりえない:「それだけ長い断層は知られておらず、あるとすれば地球の大半をめぐる長さになる」(USGS FAQ「Can MegaQuakes really happen?」)
・根室〜東京の距離:気象庁アメダス地点表の位置から大圏距離で約985km(約1,000km)
・速報の推定の経過(気象庁 報道発表の発表履歴):地震波の検知から17.6秒の第1報はM6.2、73.5秒でM9.9(1分あまり)。気象庁「緊急地震速報とは」:ごく短時間のデータだけを使った速報のため、予測に誤差を伴う限界がある
・本当の地震:カムチャツカ半島付近 M6.9(気象庁 震源・震度情報、USGS)
・締めの言葉:気象庁「緊急地震速報を見聞きしたり、地震の揺れを感じたりしたら、あわてずに、まず身の安全を確保すること」
出典:気象庁「地震について」よくある質問、気象庁「緊急地震速報とは」、気象庁 報道発表「令和8年10月16日12時40分に発表した緊急地震速報(警報)について」(2026年10月16日 14:00)、気象庁 震源・震度情報、USGS FAQ「Can “MegaQuakes” really happen? Like a magnitude 10 or larger?」、USGS 地震カタログ
チリの震源域の棒は、長さだけ1,000kmで、位置と向きはイメージです。各地の位置:気象庁 アメダス地点表。地図:Natural Earth。景色はイメージです。
音声:VOICEVOX:玄野武宏
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