エステバン・オコン(ハース)は第18戦アメリカGPに先立ち、2027年に向けてシートを失うことが確定した際、友人のランス・ストロール(アストンマーティン・ホンダ)を除き、他のF1ドライバーの誰からも励ましの言葉をかけられなかったと明かした。
誰からもメッセージ届かず「それで構わない」
「プライベートでは何人かと話した。例えば、ランスは声をかけに来てくれた。でも、誰からもメッセージは届かなかった」とオコンは説明した。
マレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットでは、ストロールに加え、同郷で元チームメイトのピエール・ガスリー(アルピーヌ)もオコンを擁護していた。
ガスリーは、パフォーマンス不足の責任のすべてがオコンにあるわけではないと指摘していたが、オコン本人は、「ピエールからメッセージは来ていない。メディアの前では支持してくれているけどね」と語った。
「別にそれで構わない。そもそも、これで終わりというわけじゃないし、他のドライバーからの励ましとか、そういうものを求めているわけじゃない。僕に必要なのは、そういうことじゃない」
一方、自身の後任として2027年にハースに加わるラファエル・カマラについては、「多くは話せない。言えるのは、ラファはF1でチャンスを得るに値するということだ。ジュニアカテゴリーで、とても優れたドライバーだということを示してきたと思う」と評価した。
その一方で、「でも、それは、僕がF1から外れるのが当然だという意味にはならない」とも述べた。
F1復帰へ自身の実力を強調
オコンは依然として、F1で走り続けるにふさわしい実力が自身にはあると考えている。
「来年、僕がここにいない理由には、いろいろな事情がある。でも、それは僕のパフォーマンスに関係する理由じゃない」
さらに、F1では短期間の成績で評価が一変するとも指摘した。
「ある意味、誰にとっても厳しい世界だ。僕らは誰もが、同じ状況にある。3戦結果を出せなければ最低のドライバーだと言われるのに、3戦いいレースをすれば、突然最高のドライバーになる。そういうところが、このスポーツの難しさなんだ」
Courtesy Of Haas
ゴジラをモチーフにしたスペシャルリバリーが施されたハースVF-26をガレージ前で移動させるチームスタッフ、2026年10月22日(木) F1アメリカGPメディアデー(サーキット・オブ・ジ・アメリカズ)
