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◇重要イベント・ポイント
・NY原油先物101ドル台
・米・10月製造業・サービス業PMI速報値
・米・10月ミシガン大学消費者信頼感指数確定値
・ネタニヤフ・イスラエル首相「米・イスラエルはイランを打倒へ」
23日のNY外為市場では中東情勢の悪化を背景とした原油高で長期金利が上昇、ドルが底堅く推移した。NY原油先物は101ドル台で推移。中東緊迫が緩和されるまで、原油は高止まり、インフレ懸念も当面存続する可能性がある。長期金利も上昇した。本日は、引き続き中東情勢、原油動向を睨む。週末にさらなる大規模デモを控えているフランスの債券相場動向にも注目される。同国資産は引き続き安値圏でのもみ合いが想定される。このため、米国債相場も安全資産としての買いに下値も限定的となる可能性がある。さらに、景気を判断するため米10月製造業・サービス業PMI速報値や米10月ミシガン大学消費者信頼感指数確定値が相場材料となる。原油高を警戒すると同時に、追加利上げ観測の後退でドルは売り買いが交錯する可能性がある。
インフレの高止まりでミシガン大学消費者信頼感指数は過去最低水準に落ち込んでおり、成長を抑制する可能性が示唆された。同指数が予想外に悪化すると、ドル売り材料となる可能性がある。また、連邦公開市場委員会(FOMC)が金融政策を判断するために重要視しているインフレ期待を見極めるため注視している同指数の期待インフレ動向にも注目が集まる。
米国債相場はフランス混乱で、安全資産として投資資金が流入した。来週に予定されている連邦公開市場委員会(FOMC)での政策判断でより重要視される消費者物価指数(CPI)や生産物価指数(PPI)が予想以上に加速した一方、フランス危機、中東地政学的リスクの上昇、国内成長けん引すると期待されていた人工知能(AI)における過剰な設備投資が金融システムのリスク、経済に混乱をもたらす可能性驚異などで、FOMCが年内の利上げを見送る事を短期金融市場では20%織り込んだ。あと、2回か3回の利上げで打ち止めとなるとの予想。月初にはあと、3回か4回の利上げが想定されていた。
米10年債利回りは心理的節目5%を割り込んだ。フランスの10年債は5%台で2002年来の高水準。米国の利回りを上回っており、対ドルではユーロの売り圧力となる。
ヘグセス米国務長官がイスラエルを訪問、ネタニヤフ首相との会談が伝えられており、米、イスラエルが米の中間選挙後にも対イラン攻撃再開すると報じられた。また、トランプ大統領が間もなく対イランへの対応を判断するとしたほか、中間選挙前の攻撃も示唆。さらに、親イラン武装組織によるサウジアラビア攻撃が激化、米国務省が同国の駐在員、家族の退避を命じたことなどで、紛争激化の可能性が警戒されており原油高要因となった。
・ドル・円、200日移動平均水準158.47円。
・ユーロ・ドル、200日移動平均水準1.1634ドル。
ニューヨーク市場はドル・円156円80銭、ユーロ・ドル1.1190ドル、ユーロ・円175円20銭、ポンド・ドル1.3365ドル、ドル・スイス0.8247フランで寄り付いた。
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