チームタイムトライアルの大学日本一を決める「第64回全日本学生選手権チーム・ロード・タイムトライアル大会」が埼玉県の利根川河川敷で開催され、中央大学が優勝して3連覇を達成した。
利根川河川敷の平坦な往復コース 奥に見えるのは埼玉大橋 photo:Satoru Kato
スタート前の検車でDHバーの角度チェク photo:Satoru Kato
雨の中選手宣誓で大会スタート photo:Satoru Kato
日本学生自転車競技連盟(学連)が主催する「全日本学生選手権チーム・ロード・タイムトライアル大会」は1962年に第1回大会が開催され、チームタイムトライアルの大学日本一を決める大会として今年64回目の開催となった(2023年大会は台風のため中止)。2010年以降は埼玉県北部の加須(かぞ)市と羽生(はにゅう)市にまたがる利根川河川敷のコースを使用して行われ、昨年からは従来の6月から11月に開催時期を改められた。
降り続く雨によりコース上には深い水たまりが photo:Satoru Kato
利根川河川敷の作業用道路に設定されたコースは平坦路を往復する片道15.6km。折り返し以外はコーナーのないほぼ直線路を2往復する計63.2kmのタイムで争われた。
台風30号の影響により朝から雨が降り続き、日中の最高気温は16℃ほどの肌寒さを感じる1日。ディープリムでも水没するほどの深い水たまりがあちこちに出来る悪コンディションではあったものの、19校が予定時刻通りにスタートした。
3連覇を決めた中央大学(三宅、大室、島崎、三浦) photo:Satoru Kato
2位 日本大学(阿部、秦、木綿、中谷) photo:Satoru Kato
前年大会の上位8校が2分間隔、以降1分間隔でスタート。最初にスタートしたのは2024年大会から連覇中の中央大学。1周目(1往復目)から1名をパンクで欠き3名での走行を強いられたものの、次走の日本大学に早くも約1分差をつけて2周目に入る。
日本大学も1周目から3名走行となったが、2周目は中央大学よりも速いペースで走行。しかし1周目でついた差を逆転するまでにはならず、中央大学が唯一の1時間17分台をマークして3連覇を決めた。
3位は京都産業大学、4位早稲田大学、5位鹿屋体育大学までは昨年大会と同じ順位となった。
3位 京都産業大学(神谷、原田、倉谷、沢野) photo:Satoru Kato
4位 早稲田大学(山里、児玉、小林、吉田) photo:Satoru Kato
5位 鹿屋体育大学(河村、畑、廣田、内田) photo:Satoru Kato
表彰式 photo:Satoru Kato
中央大学 三宅太生「臨機応変に対応してまとめられた」
「学生最後のチームタイムトライアルで3連覇を決めて有終の美で終われたことは本当に嬉しいです。1年生の時からメンバーに入っていましたが中止になってしまい、4連覇にはならなかったことは悔しいですが、今回勝って後輩に連覇をつなげることが出来て良かったと思います。
ペース配分は雨だからと特に考えてはいませんでしたが、水たまりが多くてどうしてもペースが遅くなりがちなので、臨機応変に対応してまとめられたと思います。強いて言えば1周目はもっと速いペースで突っ込む予定でしたが、長く引く役目だった大室(佑)選手が1周目のパンクで遅れてしまったこともあって、3人で話して安定して走ることを優先させました。
明日の個人タイムトライアルは大室選手と三浦(一真)選手が優勝を狙える位置にいると思うので、今日の優勝と合わせて中央大学として獲りたいと思います」
明日10月25日は、同じコースで男女の個人タイムトライアル大会「第11回 全日本学生選手権個人ロードTT自転車競技大会」が開催される。
