2026年9月のSUV販売台数トップ10
【2026年9月】SUV販売台数で1位に輝いた、トヨタ・ランドクルーザー
順位メーカー・モデル販売台数前月比前年比1位トヨタ・ランドクルーザー7,362台133.7%167%2位ホンダ・ヴェゼル6,918台179.3%93.5%3位スズキ・ジムニー6,887台155.2%142.5%4位トヨタ・RAV45,120台114.1%235.5%5位マツダ・CX-54,394台132%186.2%6位スバル・フォレスター4,360台428.7%87.6%7位トヨタ・ライズ4,066台46.1%43.2%8位日産・キックス3,690台172.8%401.1%9位トヨタ・bZ4X3,231台182.3%8284.6%10位トヨタ・ハリアー2,884台128.8%75.7%
日本自動車販売協会連合会が公表する「乗用車ブランド通称名別順位」をもとに作成。軽自動車および海外ブランド車は対象外となっており、同一車名の販売台数は合算されている。
ランドクルーザーが首位、フォレスターは前月比428.7%
2026年9月のSUV販売台数で首位となったランドクルーザーは7,362台だった。
8月の5,506台から1,856台増加し、前月比133.7%。前年同月比も167%となり、前年9月を67%上回った。順位は8月の2位からひとつ上がり、首位に立った。
2位にはホンダ・ヴェゼルが入った。販売台数は6,918台で、8月の3,859台から3,059台増加。前月比179.3%となり、順位を5位から2位へと3つ上げた。
3位はスズキ・ジムニーで6,887台。8月の4,437台から2,450台増加し、前月比155.2%となった。順位は4位から3位へ上昇し、前年比も142.5%と前年同月を42.5%上回っている。
ヴェゼルとジムニーはともに販売台数を伸ばし、首位のランドクルーザーに続く上位グループへ浮上した。両車の販売台数差は31台とわずかで、順位をめぐる接戦となっている。
4位にはトヨタ・RAV4が5,120台でランクイン。8月の4,488台から632台増加したものの、順位は3位から4位へ後退した。一方、前年比は235.5%と前年同月の2倍を超えている。
5位はマツダ・CX-5で4,394台。8月の3,329台から1,065台増加し、順位を6位から5位へ上げた。前月比は132%、前年比も186.2%と前年同月を大きく上回っている。
今回、特に大きな変化が見られたのが6位のスバル・フォレスターだ。
8月の販売台数は1,017台だったが、9月は4,360台まで増加。前月比は428.7%となり、今回のトップ10では最も高い伸び率を記録した。
8月はSUVのトップ10圏外だったものの、9月は6位へ浮上。5位のCX-5との差もわずか34台に迫っている。
ただし、前年比は87.6%となっており、前年9月の販売台数には届いていない。前月から大きく増加した一方、前年同月との比較では異なる動きが見られた。
7位にはトヨタ・ライズが入った。8月は8,824台で首位だったが、9月は4,066台へ減少。前月比46.1%となり、順位も6つ下げた。
8位の日産・キックスは3,690台。8月の2,135台から1,555台増加し、前月比172.8%となった。順位は8位を維持し、前年比は401.1%と前年同月の4倍を超えている。
9位はトヨタ・bZ4Xで3,231台。8月の1,772台から1,459台増加し、前月比は182.3%となった。前年比も8284.6%と非常に大きな数値となっているが、前年同月の販売台数が少なかったことも影響している。
10位にはトヨタ・ハリアーが2,884台で入った。8月の2,239台から645台増加したものの、順位は7位から10位へ後退。前年比は75.7%となっている。
また、8月10位だったスズキ・クロスビーは、9月に2,502台を販売したものの、11位へ後退した。
前月の1,754台から748台増加しているが、ほかのモデルも販売台数を伸ばしたことで、トップ10圏外となっている。
トップ10合計は前月比127.6%、トヨタ勢の構成比は低下
2026年9月のSUVトップ10の販売台数は合計48,912台。8月のトップ10合計38,343台から10,569台増加し、前月比は127.6%となった。
9月はトップ10に入った10車種のうち、ライズを除く9車種が8月から販売台数を伸ばしている。
ただし、販売台数の増加幅は車種によって異なり、順位にも大きな変化が見られた。
メーカー別では、ランドクルーザー、RAV4、ライズ、bZ4X、ハリアーのトヨタ勢が5車種ランクイン。販売台数は合計22,663台で、トップ10全体の約46.3%を占めた。
2026年9月のSUV販売台数トップ10に入った車種のみをメーカー別に合算した構成比
8月もトヨタ勢は5車種がランクインしていたが、販売台数の合計は22,829台で、構成比は約59.5%だった。
つまり、トップ10に入ったトヨタ車の数は変わらないものの、販売台数の構成比は13.2ポイント低下している。一方、トップ10にランクインしたトヨタ以外のメーカーの販売台数は、8月の15,514台から9月は26,249台へ増加した。
ヴェゼルやジムニーが上位に浮上したほか、フォレスターも販売台数を大きく伸ばしており、9月のトップ10ではトヨタ以外のモデルの存在感が高まったといえそうだ。
なかでも今後の動向を見ておきたいのが、スバル・フォレスターだ。
スバルは2026年5月21日、フォレスターの改良モデルを発表した。
今回の改良では、スマートリヤビューミラーの画質向上やワイヤレス充電器の給電性能強化など、快適装備を充実。さらに、1.8L直噴ターボエンジン搭載モデルには、新たに「Touring」と「Touring EX」の2グレードが設定された。
9月の販売台数増加がこうした商品改良と直接関係しているとはいえないものの、8月から4倍以上に増加した点は注目したい。
また、9月はヴェゼルとジムニーが31台差、CX-5とフォレスターが34台差となるなど、上位・中位グループで接戦が見られた。
今後はランドクルーザーが首位を維持するのか、ヴェゼルやジムニーがさらに順位を上げるのか。フォレスターの販売台数がどのように推移していくのかも含め、SUVランキングの動向に注目したい。
