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GAZOO Racingは、10月24日(土)〜25日(日)に岡山県の岡山国際サーキットで開催されたスーパー耐久シリーズ(S耐)の開発クラスであるST-QクラスにトヨタGRヤリスMコンセプトの新型車両を走らせた。その特徴的なスタイルとGRヤリスからの変貌ぶりにサーキットがざわついた。

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トヨタGRヤリスMコンセプトは2025年の東京オートサロンで世界初公開され話題となった、トヨタGRヤリスのエンジンをリヤミッドシップに搭載した車両。GRヤリスと同じく4輪駆動で、ミッドシップおよびトヨタ自動車の豊田章男会長(TGR-WRT会長)の別名モリゾウからMの頭文字を取ってMコンセプトと名付けられ、昨年10月のS耐岡山大会でレースデビューを飾っている。

STMO/2025年のGRヤリスMコンセプト
同車両は今シーズンのS耐にも参戦し続けていたが、デビューから1年を迎えたタイミングで大幅アップデート。ミッドシップとワイドボディ化はそのままに、クーペボディへと生まれ変わった。WRCの2027年規定でリークされている車両スタイルにも似通っている部分があるが、真相は不明。WRCベース車両に関する情報も上がっていないため想像の域を出ないが、実際に走行している姿を見ると、今後の展開に期待が高まる。

RALLY PLUS
このS耐車両はフロント、リヤともにライト類はGRヤリスと同じもの。エンジンは、岡山大会以前のトヨタGRヤリスMコンセプトと同じくトヨタが開発中の新世代2.0リッター直列4気筒ターボエンジンのG20E型が搭載される。変更点としては、市販のGRヤリスでもおなじみのDATがマニュアルミッション化されたほか、左ハンドル車両となっていることだ。S耐岡山大会で行われたGRカンパニーの高橋智也プレジデントの囲み取材では、クーペボディはオリジナル開発であり、エンジンも進化しており、クルマの運動性能に特化した開発とグローバル化を見据えての左ハンドル仕様であることが説明された。

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GRヤリスMコンセプトは、25日(日)に他クラスとの混走での3時間レースに出走した。通常の改造範囲で出場するGRヤリスやホンダ・シビック・タイプRが参戦するST-2クラスをトップとするグループ2の総合8番グリッドからスタート。スタート前に雨が降った影響もあり、GRヤリスMコンセプトは車両の開発も担当する佐々木雅弘が序盤で一時総合トップに躍り出る。2時間半を終えて最後のスティントは、ドライバーとして参戦するモリゾウが自ら担当してステアリングを握り、総合6位でチェッカーフラッグを受けた。

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レース公式放送:S耐TV
S耐のST-Qクラスでは水素エンジンを搭載したトヨタ・カローラの開発が知られており、水素エンジン車両の開発技術はラリーでも、2025年7月に公開されたトヨタGRヤリス・ラリー2 H2コンセプトなどに活かされている。今回のGRヤリスMコンセプトも、S耐をはじめとした様々なモータースポーツ車両の開発に波及していくことが期待される。
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