公開
2026年10月27日 15時36分
更新
2026年10月27日 16時34分
著者

林裕也
[ITmedia]
カーシェアリングサービス「タイムズカー」の情報漏えいを巡り、運営元のパーク24は10月27日、対象者に支払う3000円相当のお見舞金の算定基準などについて、ITmedia NEWSの取材に回答した。金額は、利用者が取り得る各種対応や、それに伴う負担などを総合的に勘案して設定したという。

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パーク24は23日に公表した第5報で、運転免許証など本人確認書類の画像データの一部に外部送信の痕跡があったと明らかにし、対象者へのお見舞金の支払いを発表していた。
3000円相当とした基準について同社は、漏えいした可能性がある情報の内容や想定されるリスクを踏まえ、利用者保護の観点から検討したと説明。金額の設定にあたっては、本人確認や不正利用防止に関する各種サービスの利用実態なども参考にしたという。ただし、そこからどのように3000円という金額を導いたのか、具体的な算定基準については回答を控えた。
また、お見舞金について、リリースで「3000円相当の現金または金券」を渡すとしていた。そこで、どのような金券なのか(ギフト券や電子ポイントなど)、現金なら口座振込になるのかを尋ねたが、「現在検討中」との回答にとどまった。具体的な支払い時期の目安も含め、決定次第、案内する方針とのことだった。
お見舞金の対象は146万5349件。同社は、この3000円のお見舞金と本事案への諸対応費用として、特別損失55億円を計上する見込みだ。

3000円相当の現金または金券を渡すとした第5報より
対象かどうかの確認方法について同社は、既存会員にはサービスサイト上のマイページで利用者ごとに漏えいが確認された情報を掲載しており、退会者にはメールなどで順次連絡すると説明。お見舞金に関する個別の案内は準備中で、整い次第、対象者に知らせるとしている。
不正アクセスは9月25日に検知したもので、原因はWebシステムに存在した脆弱性の悪用と判断している。同社は免許証画像を全て削除する方針を示しており、保有中の画像データは10月末までに削除する。具体的な情報セキュリティ強化策は、年内をめどに公表する予定だ。
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