
最終追い切りに向かうルガル(c)netkeiba
現地時間27日、ブリーダーズC諸競走(10月31日、米G1)に出走する日本の各馬が調整を行った。この日はディープモンスター(牡8、栗東・池江泰寿厩舎)を除く、すべての日本馬が馬場入り。
ロードフォンス(牡6、栗東・安田翔伍厩舎)は、レースでも騎乗する横山和生騎手が駆けつけ感触を確かめた一方で、ルガル(牡6、栗東・杉山晴紀厩舎)には泉谷楓真騎手、アスクイキゴミ(牡3、栗東・藤原英昭厩舎)には藤原和男助手が騎乗し、メイントラックで最終追い切りを行った。フォーエバーヤング(牡5、栗東・矢作芳人厩舎)とアメリカンステージ(牡4、栗東・矢作芳人厩舎)についてもそれぞれ単走で調整を行い、軽快な動きを披露した。
ルガルに騎乗した泉谷騎手は
「検疫厩舎でも1頭で乗っていましたが、もともと香港やドバイ、イギリスなど遠征することについて馬は慣れているので落ち着きはありますし、こちらに来てからもかなり早く環境に慣れてくれたと思います。国によって主催者から求められることも違うので、多少の戸惑いはありますが、調教に関してはとくに気が入りすぎたりすることもなく、リラックスして普段の調教はできていると思います。
もともと左回りは少し課題があるので、それを意識しながら内ラチ沿いぴったりをスムーズに回れるような追い切りをしました。出国前にスプリンターズSを使ってからも状態は上がっているので、不安はありません。距離に関しても過去に1400mのレースで勝っていますし、年齢を重ねると馬の距離適性も少しずつ変わっていくので、実際にレースで騎乗するマーフィー騎手も1600mという距離、枠順もいいと言っていて、かなり自信があるみたいなので、トップジョッキーにお任せします。
それほど粘土質ではないですけど、思っているよりも時計は出ると思います。競馬になると雰囲気も変わる馬なので、どれだけ落ち着いてゲートに入れるかだと思います。ただリードホースとの相性が良くて、とても落ち着いているので、今までの遠征よりもかなりスムーズに競馬までいけると思います。頑張りますので、応援よろしくお願いします」
また、テーオーパスワード(牡5、栗東・高柳大輔厩舎)、テーオーエルビス(牡4、栗東・高柳大輔厩舎)は、本番でも手綱を執る木村和士騎手と坂井瑠星騎手がそれぞれ騎乗し、併せ馬で最終追い切りを終えた。両馬を管理する高柳大輔調教師は、米国2勝目を狙うテーオーエルビスについて
「一度叩きたい気持ちはあったのですが、そうすると夏の暑い時期に北海道から戻ってこないといけませんし、そこでダメージを残してしまうと、本当の目標であるここでいいパフォーマンスができないと思ったので、一本に絞りました。チャーチルダウンズSの時も久しぶりの競馬で勝利して、その経験もあり、少し間隔をあけても大丈夫という確信はありました。輸送も環境の変化についても経験しているので、とくに問題ありません。
今日の最終追い切りでは、パスワードと併せたのですが、本当に思った通りの動きをしてくれましたし、すごくよかったと思います。枠順ですが、大外に1頭イングリッシュマンという強豪馬が入りましたので、その馬を見るという形でいけたらなと思っています。このアメリカで人気を背負って出走できるというのはうれしいですし、自信にもなっています」
と前向きなコメントを残した。またBCクラシックに出走するテーオーパスワードについても
「距離適性でいえばダートマイルのほうが合っていると思うのですが、揉まれたくない気持ちもあったので、クラシックに決めました。こちらに着いてからは体調も良く、順調に来ています。最終追い切りに関してもテーオーエルビスと併せて、エルビスが先に出たのですが、後から追いついて、内に入っても、さらにいい動きに見えました。(木村騎手に)この馬に乗ってもらうのは2年ぶりで、すごくいい感じだねと聞いていたのですが、本当に動きも良く、今回も一発狙っていきたいということは言っていました。本音を言うと、外枠が欲しかったというのが正直なところですが、やはり競馬なので、みんなどう考えるか。ゲートが開いてみないとわからないと思いますし、いい結果を出せるように頑張ります」
